25FWの情報解禁も間近！Supreme歴代フォトTシャツの注目15選

25秋冬の情報解禁も間近！シュプリーム歴代フォトTシャツの注目15選について

2025年秋冬コレクションの幕開けも間近に迫った、ニューヨーク発のストリートウェアブランド「Supreme(シュプリーム)」。プレイボーイ・カーティ氏をティザーに起用し、同グラフィックを使用したフォトTシャツも出るのではないかと注目されている。

毎シーズン立ち上げの目玉として注目されるこの「フォトTシャツ」シリーズは、シュプリームの歴史そのものと言っても過言ではない。これまでにも、音楽、アート、スケートボードなど、さまざまなカルチャーを象徴するレジェンドたちがモデルとして登場。その意外な人選やアイコニックなビジュアルは常にストリートの話題をさらい、数々の名作が生まれてきた。

今回は、新たな歴史の1ページが加わるかもしれないこのタイミングで、これまでにリリースされた歴代のフォトTシャツの中から、特に記憶に残る名作を幾つか振り返ってみたい。

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注目のフォトTシャツ6選

まずは歴代のコラボTシャツの中から、今着たい注目の6枚をピックアップ。ブランドのコンセプトや歴史を体現するものから、意外性の高いコラボ作まで名作揃いだ。

【24FW】Tyler, The Creator Tee

9月に来日公演も控えるタイラー・ザ・クリエイター氏のフォトTは、24FWで登場した。ドーバーストリートマーケットギンザにてポップアップも開催予定の「GOLF le FLEUR*(ゴルフラフレール)」というブランドも展開し、ファッション方面でも高い注目を集める同氏。グラフィック内でもネッカチーフを巻いており、ストリートな雰囲気を残しつつも、洗練された雰囲気をまとっており、ほかのフォトTとは異なるスタイルで着用できそうな一枚となっている。

【25SS】Dean Blunt Tee

こちらは記憶に新しい25SS Week18発売の「Dean Blunt Tee」。ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター、ディーン・ブラント氏をグラフィックに起用しており、タバコを燻らせる姿がなんとも気怠げで趣き深い一枚だ。ジャンルの制限を設けず、さまざまな名前やプロジェクトで活動を展開し、私生活についてもメディアで語ることの少ないブラント氏。彼のアノニマス性は、大々的な広告を打つことなく成長してきたシュプリームの成り立ちとも通ずるものがあるように感じる。

【23FW】NBA Youngboy Tee

ボックスロゴTシャツをまとい、どこか虚ろな目でこちらを見つめるグラフィックが印象的なこちらの一枚は、23FWのNBA Youngboy Tee。NBAヤングボーイ氏は、ルイジアナ州バトンルージュ出身のラッパーで、現在25歳。複数の逮捕歴を持つ、まさにストリートあがりのアーティストで、カウンターカルチャーを土台に据えるストリートファッションブランドとの相性は抜群だ。どれだけ市民権を得てもアウトサイダー精神を忘れないシュプリームのスピリットを体現していると言えよう。

【04SS】10th Anniversary Kate Moss Tee

2004年にシュプリームの10周年を記念してリリースされた、イギリス出身のスーパーモデル、ケイト・モス氏とブランドの深い関係性にまつわる一枚。遡ること1990年代、シュプリームはブランド設立当初、街中にボックスロゴステッカーを貼るプロモーションを行っていた。彼女をモデルに起用していた「カルバンクライン」の広告もターゲットとなり、その様子はニューヨーク・タイムズでも報じられたそう。その広告を再現したグラフィックとなっており、シュプリームファンならば押さえておきたい一着だ。

【17FW】Nas Tee

ニューヨーク出身のラッパー、ナズ氏をフィーチャーした本作。ナズ氏はブルックリン生まれ、ロングアイランドシティ育ちで、大ヒットナンバー「N.Y. State of Mind(ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド)」で知られる生粋のニューヨーカーだ。ニューヨーク発のストリートウェアブランドであるシュプリームにとって、コラボレーション必須の人物であったはず。ブランドのルーツとも強く結びつく一枚となっており、ニューヨークという街への敬意が込められた、特別な意味を持つアイテムと言えるだろう。

【15SS】Neil Young Tee

ヒップホップとの結びつきが強い印象のあるシュプリームだが、ロック界の大御所ニール・ヤング氏も15SSでフォトTに起用している。ヤング氏はカナダ出身で、20代で渡米。ブランドのお膝元であるニューヨークからもさほど連想されるアーティストではないため、リリース時には大きな衝撃を持って迎えられた一枚だ。そんな意外なコラボレーションということもあり、ストリートカルチャーという枠に収まらないブランドの懐の深さを示す、象徴的な一作となった。