【ポケカ】チャンピオンズリーグ2023 京都レポートについて
『ポケモンカードゲーム』(ポケカ)のチャンピオンズリーグ2023 京都について、大会の詳しい様子や対戦詳細などをレポートしています。
TEXT:イズルード南
チャンピオンズリーグとは
1年間で4回ほど日本全国の主要都市で開催される大型大会のことです。
ジュニア・シニア・マスターリーグと3つの年齢区分に分かれており、それぞれ約300席〜2,000席近くとエントリー数も異なります。
「チャンピオンズリーグ2023 京都」について

チャンピオンズリーグの参加は事前抽選方式を取っており、事前エントリーを行ったプレイヤーから抽選で選ばれる仕組みになっています。
今大会のマスターリーグでは2,950席が用意されていますが、招待選手や前大会にて本戦に出場したプレイヤーは優先出場ができるため、実際はこれよりも少なくなります。
大会概要
開催日時 |
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参加費 | 無料 |
会場 | 京都パルスプラザ |
定員数 |
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大会の主な流れ
前日から当日まで

参加者全員に送られる「新型コロナウイルス感染対策のための体調管理チェックフォーム」に当日の朝の入場時までに解答。
その後送られてくる確認メールを、見せ入場。
公式戦のため、当日の朝8時30分までに使用するデッキをマイページ上で登録。(※1)
また、使用するデッキとの差異もあってはいけない。(※2)
ㅤ※1:デッキ登録を忘れた場合、ペナルティが科される。
ㅤ※2:レアリティ違い、バージョン違いなどを除く
予選~本戦
予選 | 12月10日に開催されるマスターリーグ初日は、人数を約半分ずつにしてグループAとグループBに分け大会を進める。 グループAは9時45分からスタートし、グループBは11時からスタート。 1試合1ゲーム先取のスイスドロー形式で行われ、予選は最大9回戦まで実施。 予選では3敗してしまうと自動的にドロップ(以降出場不可能)となる。 |
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本戦 | 予選を9戦終えた段階で2敗以内だった選手は、12月11日の本戦①へと出場することができる。 本戦①では自動ドロップなしの5戦を勝ち抜き、上位16名が本戦トーナメントに出場できる。 前日の予選の勝利数がそのまま持ち越されるため、勝利数が同じ選手と当たる。 |
キーになったカード
「ロストシティ」

スタジアム | おたがいのポケモンがきぜつするたび、そのポケモンはトラッシュせずに、ロストゾーンに置く。(ポケモン以外のカードは、すべてトラッシュする。) スタジアムは、自分の番に1枚だけ、バトル場の横に出せる。別の名前のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。 |
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収録パック |
- 「かがやくリザードン」や採用枚数が少ない「イベルタル(A)」のようなカードをロストゾーンに送ることで勝ち筋を作ることができる
- 自分の「アルセウス」がロストゾーンに送られることで、「やまびこホーン」の対策ができる
- 『レジギガス(こだいのえいち)』デッキに対して強く出ることができる
「ビッグパラソル」

ポケモンのどうぐ | ポケモンのどうぐは、自分のポケモンにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。 このカードをつけているポケモンがバトル場にいるかぎり、自分のポケモン全員は、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。(すでに受けている効果は、なくならない。) グッズは、自分の番に何枚でも使える。 |
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収録パック |
- 『ルギアVSTAR』デッキの勝ち筋である「イベルタル(A)」の〈アメイジングデス〉を防ぐことができる
- ワザの効果を防ぐことができるため、マヒなどの状態異常を追加するワザなどが効かなくなる
「アクロマの実験」

サポート | 自分の山札を上から5枚見て、その中からカードを3枚選び、手札に加える。残りのカードはロストゾーンに置く。 サポートは、自分の番に1枚しか使えない。 |
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収録パック |
- 必要のない「アルセウスV」などをロストに送ることで、「やまびこホーン」の対策をすることができる
- 「ダブルターボエネルギー」と「すごいきずぐすり」のコンボを使いたいため、手札をトラッシュする「博士の研究」よりも小回りが効きやすい
- 手札を捨てないため、どのタイミングでも無理なく使うことができる
対戦詳細
予選
デッキレシピ名 | 概要 |
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予選1回戦
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相手の展開速度が速く、「アルセウスV」からエネルギーを加速できないまま敗北。 |
予選2回戦
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先行でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 最初の手札が理想的だったため、相手のエネルギーがついていない「ジュラルドンVMAX」を倒し続けて勝利。 |
予選3回戦
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後攻でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 相手が「かがやくムゲンダイナ」の特性〈クライマックスゲート〉で「ジュラルドンVMAX」を2体展開するものの、エネルギーを2ターンつけられず勝利。 |
予選4回戦
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後攻でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 相手の「ルギアV」が3ターンほど進化せず、〈アッセンブルスター〉でベンチに出た「アーケオス」と「イベルタル(A)」をロストに送って勝利。 |
予選5回戦
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先行でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 中盤で相手が「フュージョンエネルギー」のついた「メロエッタ」で「ジュラルドンVMAX」を攻撃するミス。 テンポをとり続けて勝利。 |
予選6回戦
デッキ不明 |
先行でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 相手が「キュワワー」1体で後攻のターンを返してきたため、進化せず〈パワーエッジ〉で倒し試合終了。 |
予選7回戦
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先行でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 相手が「ウッウ」1体で後攻のターンを返してきたため、進化せず〈パワーエッジ〉で倒し試合終了。 |
予選8回戦
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後攻でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 「シンオウ神殿」を場に出され、「ぐんぐんシェイク」で先行のターンから「ガラルマタドガス」に進化される。 こちらの盤面が整うのが遅く敗北。 |
予選9回戦
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先行でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 理想的な動きを最速でしたため、相手がなす術なくなり勝利。 予選を9戦7勝2敗で完走し、無事翌日の本戦への切符と、次回のチャンピオンズリーグ愛知の優先出場権を獲得。 |
本戦
デッキレシピ名 | 概要 |
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本戦1回戦
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先行でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 相手の「アルセウスVSTAR」を無視して「ジュラルドンVMAX」だけを攻撃し続け、辛くも勝利。 |
本戦2回戦
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先行でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 相手が後攻1ターン目に攻撃してこれなかったため、2体目の「アルセウスVSTAR」と「ジュラルドンV」を用意して勝利。 |
本戦3回戦
《アルセウスうらこうさく》 |
先行でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 相手が「メッソン」を出すタイミングが遅く、〈うらこうさく〉を使用されるタイミングがほとんどなかったため、攻撃し続けて勝利。 |
本戦4回戦
《ロストカイオーガ》 |
先行でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 理想的な動きをしていたものの、相手の「カイオーガ」の攻撃が強く敗北。 |
本戦5回戦
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先行でバトル場は「アルセウスV」からスタート。 「ジュラルドンVMAX」を2ターン目で2体用意し、それぞれに「ビッグパラソル」をつけたため相手が投了し勝利。 本戦を5戦4勝し、最終順位は64位以内で終了。 |
景品について
参加賞 |
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勝利賞 | ①プロモカード「ヒスイ バクフーンV」
②プロモカード「エネくじ」
③オリジナルデッキシールド
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まとめ
今大会が初参加となったチャンピオンズリーグ。
最初こそかなりの人数のプレイヤーがいましたが、最短のドロップがかかる予選3回戦目以降では人がどんどん減っていき、シビアな現実を目の当たりにしました。
強制ドロップが存在しないシティリーグとは緊張感や対戦相手の気迫が違います。
ジムバトルなどの大会に慣れて、さらに自分の力を試してみたいというプレイヤーは参加してみると、また新たな世界が見えてくるかもしれません。
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