メゾン マルジェラのタビブーツ6選！秋冬の足元をモードに決めよう！【コラム】について
タビブーツは、「マルタン・マルジェラ」が自身の初コレクションで発表したブーツ。個性的なスプリットトゥが特徴で、リリースから30年以上経つ今もMaison Margiela(メゾン マルジェラ)のアイコンとして愛されています。タビブーツの魅力や、おすすめを紹介します。
目次
Maison Margiela(メゾン マルジェラ)のタビブーツとは
タビブーツが発表されたのは、1989年春夏のパリコレクションです。ブランド名もメゾン マルジェラではなく、「Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)」という名前でした。タビブーツが生まれた背景や、デザインの特徴を紹介します。デビューコレクションで発表された名品
「脱構築」「デストロイコレクション」とよばれるスタイルで、世間をあっといわせた「マルタン・マルジェラ」。タビブーツは、彼のデビューコレクションで発表されました。独特の世界観で作られたコレクションは、当時のトレンドや常識を無視した衝撃的なものだったといいます。なかでもタビブーツは、ブランドのクリエイティビティの象徴として大きな注目と人気を集めました。
タビブーツの革新性や創造性は、誕生から30年以上経つ今も変わりません。ブランド名が「メゾン マルジェラ」へと変わった今も、ブランドアイコンとして絶大な人気を誇っています。
インスピレーションの源は日本の足袋
「タビ」という名前は、そのまま日本の「足袋」に由来しています。二つに分かれたトゥや留め具が連なった独特のデザインは、日本人にとっては非常になじみ深いものです。タビブーツのインスピレーションの源となったのは、「マルタン・マルジェラ」が日本旅行中に見かけた、現場作業員の地下足袋です。彼は「地下足袋にヒールを付ける」という斬新なアイデアを思いつき、タビブーツという革新的なデザインを作り上げました。
ただし、デザインが完成した後も、全てが順調だったわけではありません。タビブーツの斬新なスタイルに対応できる靴職人がおらず、職人捜しに手間取ったのだそうです。
タビブーツはどう選ぶ？チェックすべきポイント
一口にタビブーツといっても、さまざまな種類があります。ブーツの特徴をチェックして、自分にぴったりな1足を見つけましょう。タビブーツを選ぶとき、確認すべきポイントを紹介します。
ヒールの高さ
タビブーツの高さは、「約8cm」「約6cm」「約3cm」の3種類があります。スタイルアップを重視する人は、約8cmのタビブーツがおすすめです。脚のラインに沿うきれいなシルエットは、脚を細く、長く見せてくれます。
一方「スタイルアップも履き心地も捨てられない」という人は、約6cmのタビブーツを選びましょう。高すぎず、低すぎないヒール高で、見映えと歩きやすさを両立できます。
また履き心地が最重要なら、約3cmのタビブーツが安心です。バランスを取りやすく、負担なく歩けます。
ヒールの高さは、歩きやすさや見映えに影響するもの。シーンやコーデを考えて、使い勝手のよい高さを選びましょう。
素材
タビブーツは、素材によって大きく印象が変わります。ラグジュアリーブランドらしい高級感を楽しみたいなら、上質なカーフレザーを使ったタビブーツがおすすめです。きれいめからモードなコーデまで合わせやすく、スタイリッシュな足元を作れます。
タビブーツをカジュアルに履きこなしたい場合は、ラバーやテキスタイル素材をチェックしましょう。革にはない軽さ、ラフさがあって、デイリーコーデがおしゃれにまとまります。
ブーツ丈の長さ
タビブーツは、足首より少し上までの「アンクル丈」と、膝下までを覆う「ロング丈」、膝上の「ニーハイ丈」があります。普段のコーデやブーツを履くシチュエーションを考えて、使いやすい丈を選びましょう。アンクル丈は、履きやすく合わせやすい定番のレングスです。ショートパンツに合わせればキュートで元気な印象、ロングスカートに合わせればシックでエレガントな印象と、合わせるアイテムによってイメージを変えられます。
一方、スカート派やトレンド派はロングブーツをチェックしてみましょう。ミニスカート、ショートパンツとタビブーツは、脚がきれいに見える組み合わせです。膝下、膝上までしっかりと覆ってくれるため、防寒の面でも頼りになります。
履きやすさ重視なら！アンクル丈のタビブーツ
カジュアルからきれいめまで、あらゆるシチュエーションに使えるのがアンクル丈。履きやすさと美脚を両立する、おすすめのタビブーツを紹介します。
タビ アンクル ブーツ "ブラック"
ヒールの高さ：5.6cm
「美脚を実現したい」「履きやすさも必要」という人にちょうどよい、約6cmヒールのタビブーツ。ブラックカラーはブランドのヘリテージともいえるカラー。落ち着いた色が増える、秋冬のコーデには欠かせません。
ブーツの素材は、優しく滑らかな手触りのラムスキン。くたっとした柔らかい革は、ヴィンテージレザーのような趣があります。足へのフィット感も高く、女性らしいシルエットを重視したい人に最適です。
背面にはメゾン マルジェラの象徴でもあるステッチが、さり気なく存在感を主張しています。ブランドの個性をまとったブーツは、足を入れるだけで気分が上がるでしょう。
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タビ アンクル ブーツ "ホワイト"
ヒールの高さ：7.4cm
足元に軽さが欲しい人は、ホワイトカラーのタビブーツがおすすめ。白すぎない絶妙なカラーは、いつものコーデにエレガントな魅力をプラスしてくれます。
ブーツは繊細なシワがあって、しっかりと履き込んだかのような独特の風合いがあります。足袋風の留め具をきちんと留めれば、あっという間にエレガントな美脚の完成です。
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タビ ブーツ "ブラック"
ヒールの高さ：2.5cm
ブーツのサイドにゴムが使用された、サイドゴアタイプのタビブーツです。特徴的な足袋風の留め具がなく、履くときは足を入れるだけでOK。ヒールも低く、気軽に履けるタビブーツを探している人におすすめできます。
ブーツの素材は、表地がカーフレザーとポリエステル、内側はラムスキンレザーです。表情豊かなカーフレザーには上質な光沢があり、カジュアルなデザインにクラス感をプラスしています。
どちらかというとマニッシュなデザインは、デニムコーデやパンツコーデと好相性です。
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タビ ラバーブーツ "グレー"
ヒールの高さ：7.4cm
ハードユースを想定している人には、お手入れの手間が少ないラバー素材がおすすめです。雨や汚れに神経質になりすぎる必要がなく、デイリーシーンで気軽に履けるブーツとなります。
ラバー素材でも「長靴っぽさ」がないのは、上質なマットラバー素材と、高いデザイン性のおかげ。しっとりと滑らかな表面は、革にも負けないクラス感があります。背面にはメゾン マルジェラのシングルステッチも入っていて、ブランドの魅力を存分に楽しめるブーツです。
ラバーの表情を楽しみたいなら、グレーカラーをチョイスしましょう。重すぎず軽すぎない絶妙な色味は、モノトーンからパステルトーンまでしっくりとなじみます。
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脚美人を目指すなら！ロング丈のタビブーツ
普段ミニスカートを履くことが多い人は、ロング丈のタビブーツをチェックしましょう。履くだけで美脚を叶えてくれる、おすすめのタビブーツを紹介します。タビ ロングブーツ "メジャーブラウン"
ヒールの高さ：8.1m
すっきりとしたシルエットが魅力のロングブーツ。おなじみの足袋風の留め具がなく、ジッパーを上げ下げして着脱するデザインです。脱ぎ履きの手間が少なく、日常で気軽に履きこなせます。
ブーツの素材は、柔らかい光沢のあるラムスキンレザー。ヴィンテージ感のあるシワやシボは、クラシカルな魅力満載です。フィット感も高く、足を入れるだけで女性らしい美脚を実現できます。
ロングブーツで足元が重くなるのが心配な人は、暖かみのあるブラウンカラーをチョイスするのが正解です。ブラウン系のアイテムと相性がよいのはもちろん、秋冬の定番といえるネイビーやブラック、グレーなどともよく合います。
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タビ ビアンケット ニーハイブーツ "ブラック"
ヒールの高さ：8.1m
メゾン マルジェラらしさを堪能したい人におすすめの、表情豊かなロングブーツ。黒いラムスキンレザーが、ホワイトペイントで白く仕上げられています。
レザーの上にホワイトペイントを重ねる手法は「ビアンケット」とよばれており、メゾン マルジェラではおなじみです。履き込むうちにホワイトペイントが剥がれ、地のブラックレザーが顔を出します。剥がれ方によってブーツの表情が変わり、変化の様子を楽しめるのが魅力です。
難易度が高そうなカラーですが、モノトーンコーデに合わせたりオールホワイトでワントーンを楽しんだりと、さまざまな用途で使えます。コーデが重くなりがちな秋冬こそ、クリーンなホワイトブーツを投入しましょう。
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Maison Margiela(メゾン マルジェラ)のタビブーツでコーデを格上げ
メゾン マルジェラのアイコンともいえるタビブーツ。スプリットトゥや足袋風の留め具を備えたデザインには、ブランドのこだわりやクリエイティビティが詰まっています。タビブーツを選ぶポイントは、ヒールの高さや素材、ブーツ丈です。美脚重視か安定感重視かを吟味して、不自由、不安なく使えるタビブーツを選びましょう。
最愛の1足が見つかれば、コーデに取り入れるだけで、トレンド感満載のおしゃれなコーデが叶うはずです。
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