数あるデニム品番の中でも色あせない輝きを放つ「リーバイス」の501®。BIG Eや66モデルに代表されるヴィンテージはもちろん、00年代初頭まで生産されたUSA製や、「リーバイス ヴィンテージ クロージング」の各年代モデル、さらには現行の501®も視野に入れると、その選択肢は幅広い。
そこで今回、スニダン編集部は各人気ショップのスタッフがリアルに愛用している501®を徹底調査。最終回となる第8回目は、無骨さと上質さを兼ね備えたディリーウエアの数々が評判を呼ぶ「echeveria(エケベリア)」のディレクター・井出康二朗さんをスナップ!オーセンティックなアメリカンカジュアルにも精通する彼が愛用する501®は?
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リユースショップで偶然見つけたマイサイズのBig E。今こそ「クラシックなアメカジに向き合いたい」
トップス / echeveria × openend.、インナー / 8100、パンツ / Levi's、シューズ / GUIDI、サングラス / MOSCOT、アクセサリー / HERMÈS、ウォレットチェーン / HOOSENBUHLS、財布 / Chrome Hearts
プロフィール
echeveria director
井出 康二朗|Kojiro Ide
Instagram:@kojiro_ide
やっぱりデニムが好きなんですよね。普段の着こなしはもちろん、自分のブランドの服作りにおいても、その服が"インディゴデニムの青"に合うかどうかは、僕の中でひとつの軸になっている気がします。デニムの着こなしの幅としては、きれいなニットやローファーなどを合わせて、デニムのジーンズをひとつの"ハズし"として捉える選択肢も当然あると思います。ただ個人的には、今だからこそクラシックなアメカジにまっすぐ向き合うスタイルのほうが逆に新鮮だと思うんです。その人の体格やパーソナリティがそのまま着こなしに宿るような感じに惹かれているのかもしれません。
この日は自身のブランド「echeveria」と、名古屋のショップopenend.の別注チェックシャツを着用。無地のTシャツと無造作に合わせる着こなしはアメカジ的だが、色味や生地、サイズ感のチョイスに井出さんなりのバランス感覚がのぞく
大手リユースショップで見つけ、即決で購入した一本は1960年代のBig E。自身の体型に合う完璧なサイズ感が購入の決め手。ちなみに値段は新車のスクーターが一台買えるほどの金額だったそう
ウエスト34インチ・レングス29インチというゴールデンサイズ。裾上げせずに穿けるオリジナルレングスの一本は常に探しているという
もちろん安い買い物ではありませんでしたが、逆に言えば、僕はもうリーバイスのヴィンテージくらいしか欲しい服がないんです(笑)。現存する古い織機を使ったデニムは、自分のブランドでもリリースしていますし、品質や仕上がりには自信があります。ただ、当時のデニムが持つ独特の風合いや空気感まで含め、完全に再現することはやはり不可能です。だからこそ、現代の生産背景ではもう生まれないヴィンテージのデニムに魅力を感じるのかもしれません。ジーンズは時代によって穿き方やサイズ選びのトレンドが変わりますが、501®はいつの時代も変わらず愛されてきたモデルですよね。僕自身もいつかそんなふうに時代を超えて残り続けるものを作りたい。そう思わせてくれる存在です。
深いインディゴブルーがフェードした色落ちに目を奪われる。HERMÈSのシェーヌダンクル、LA発のHOOSENBUHLSのウォレットチェーンは前職のショップスタッフ時代から愛用中
Big Eのレッドタブがさりげなく主張するバックポケット周り。これから味が出てくるのも楽しみなChrome Heartsのウォレットもほどよいアクセント
足元にはコアな革靴好きから支持されるGUIDIのブーツを合わせてヨーロッパのニュアンスもミックス。デニムとともに育てたくなる一足だ
擦り切れた裾のダメージ感がリアルな着用を物語る。退色したインディゴの色味とバックジップのシルバーの対比もクール
希少な一本だとは思いますが、ラグジュアリーなものとしては捉えていないんです。汗をかきそうな暑い日も普通に穿きますし、洗濯の頻度にもあまりこだわりはありません。シーズンに一回洗うか洗わないかくらいの感じですかね。コーヒーをこぼすこともあるし、カレーの染みが付くこともあります(笑)。そのせいで特にへこんだりはしないですね。そういう当たり前の生活のあれこれを無数にくぐり抜けてきたものがヴィンテージだと思うんです。やはりデニムは日常の道具なので、これからも気にせずガシガシ穿いていきたいですね。
\ Big Eをリジッドから穿き込むならコレ!/
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