日々の気温も上がり、着用アイテムが限られる季節がやってきた。半袖のトップスを着る機会が増える夏は、手元を飾るアクセサリーに視線が集まりやすい。数ある選択肢の中でも、トレンドに左右されずに着用できるアクセサリーといえば、「エルメス」のジュエリーは外せない選択肢だ。この企画では、そんなエルメスを愛用する大人たちの真夏の着こなしをご紹介。第3回目は、ヴィンテージエルメスのジュエリーをメインに揃える"Strange"のマネージャーであり、無類の古着好きでもある前野竜哉さんをスナップ!
ポロラルフローレン、リーバイスetc. 大人の古着スタイルを引き立てるドイツ製の"クレッシェンド"
シャツ / Polo Ralph Lauren、パンツ / Levi's、シューズ / J.M. WESTON、アクセサリー / Hermès、Chrome Hearts、goro's、vintage、時計 / Rolex
オフのときは、古着のTシャツ、ショーツにビーチサンダルを合わせるようなラフな格好が多いのですが、お店に立つ日は今日のように少しこぎれいな印象で全体をまとめるように意識しています。いずれにせよ、最近は古着をメインに選ぶことが多いですね。洋服のルーツを辿っていくと、結局すべてのオリジナルである古着に行き着く気がするんです。ブランドロゴが目立つ服も好みではないので、服をシンプルにまとめて、手元のアクセサリーをワンポイントにするような着こなしが個人的にはしっくりきます。
この日に選んだトップスはポロラルフローレンの開襟シャツの定番"Caldwell"。古着好きには馴染み深いモデルだが、シルク混の素材で裾にポニーロゴが入らないタイプはなかなか見つからない
リーバイスの中でも、コアな古着好きから支持されるアクションスラックスを選ぶセンスが前野さんらしい。足元には、仕入れ先のパリで購入したというジェイエムウェストンの"ゴルフ"をチョイス
もちろん、エルメス定番のシェーヌダンクルもすごく好きなのですが、「ちょっと人とは違ったものをつけたい」という気分のときに運よく巡り合えたのが、この"クレッシェンド"でした。コマの大きさがグラデーションになっているので、見る角度によって印象が変わります。ブランドに詳しくない方からすれば、パッと見ではエルメスと分からないさりげなさがあるのも気に入っています。実は、クレッシェンドにはフランス製とドイツ製が混在していて、コマの数と長さが結構違うんです。年代が古いフランス製のほうが男性にちょうどいい長さのものが多く、一般的な人気は高いのですが、僕はやや手首が細いのでコマ数が少なくて少し短いドイツ製のほうがフィットするんですよね。
6年前、旅行中に立ち寄ったエルメスの名古屋店でたまたま手に入れることができたという"クレッシェンド"。定番の"シェーヌダンクル"のデザインを踏襲しつつ、コマの大きさが少しずつ変化するディテールがユニークだ
ゴローズやクロムハーツのアクセサリーも好きなので、日によって使い分けているのですが、出番が最も多いのはやはりエルメスですね。カジュアルなデニムスタイルにも、きれい目のシャツスタイルにも合わせやすいので、自然と着用機会が増える感じです。個人的には、エルメスのブレスレットとヴィンテージのメキシカンリングはすごく相性がいいと思うので、よく組み合わせますし、自分のお店でも提案しています。これ以上アクセサリーの数を増やすとくどくなってしまいますが、減らすと物足りない。これくらいのバランスが気に入っています。
右腕の人差し指とくすり指に嵌めたヴィンテージのメキシカンリングはクレッシェンドのデザインとも相性がいい。左腕につけたロレックス"サブマリーナ"とゴローズのレザーバングルは日々変わらない定位置の組み合わせだそう
\ 前野さんが選んだのはコレ!/
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