世界中が動向を注視する「シュプリーム」。実は、その中心アイテムであるプリントTシャツ類は24年の秋冬以降、アメリカ製からホンジュラス製へ切り替わっているのをご存知だろうか。長らく続いた生産体制が移行した今、ネック裏のタグに刻まれた"Made in U.S.A" の文字そのものに、理屈抜きのロマンを感じる服好きは多いはず。そこで今回は、ちょっと特別な高揚感を味わえる、シュプリームのアメリカ製Tシャツを厳選して紹介する。
一目でそれと分かる存在感。シュプリームを象徴する"ボックスロゴT"
ブランドを象徴するボックスロゴシリーズ。バーバラ・クルーガーの作品をサンプリングした定番の赤枠ロゴのみならず、2つのロゴを十字に交差させたモデルから、英国の老舗ブランド「バーバリー」のハウスチェックや、イタリア発のラグジュアリーブランド「エミリオ・プッチ」の独創的なグラフィックを落とし込んだコラボモデルまで、デザインによってさまざまな表情を楽しめるのが魅力だ。
もう一つの定番シリーズ。独自の選定でカルチャーを切り取る"フォトT"
人物やカルチャーを独自の切り口で落とし込んだフォトTは、ボックスロゴと並び、毎シーズン高い人気がある。サッカー界のレジェンド・マラドーナ氏を起用したモデルや、伝記映画の公開で改めて注目を集めるマイケル・ジャクソン氏の端正なポートレートを収めたモデルなど、ジャンルレスに世界観を楽しめる。自分のお気に入りのアーティストに絞って探すのもおすすめだ。
ストリートに溶け込む二次元。大人の遊び心を刺激する"アニメーションT"
アニメや漫画など、ポップカルチャーに焦点を当てたモデルも人気カテゴリーだ。超能力を巡る軍の機密や近未来都市の崩壊を描き、カルト的な人気を獲得した『アキラ』や、神出鬼没の大泥棒とその仲間たちの活躍を描いた『ルパン三世』など、作品の世界観をストリートの感性で堪能できる。
ネタ選びのセンスに注目。未見のタイトルでも手に取りたくなる"ホラーT"
数あるシュプリームのTシャツの中でも、かくれた人気を誇るのが新旧のホラー作品をモチーフにしたシリーズだ。ホラー映画の古典ともいえる『魔人ドラキュラ』のワンシーンをスタイリッシュに切り取った一着や、悲しみと暴力が交錯する復讐劇を退廃的な筆致で描いた『ザ・クロウ』のカバーアートを配した一着など、シュプリームならではのマニアックなネタ選びがたまらない。
おわりに
本稿で紹介したTシャツは、すべてアメリカ製ボディがベースとなっている。デザインの好みだけでなく、アメリカ製の価値やロマンを含めて、お気に入りの一着を吟味してみるのはいかがだろうか。



