予算5万円で叶う、憧れのメゾンメルジェラ & MM6。クリスマスに狙うべきリングを紹介

街の空気が澄み渡り、イルミネーションが煌めく季節がやってきた。特別なクリスマスに大切な人への贈り物や、今年一年を走り抜けた自分への記念品として選ぶなら、一過性の流行ではなく、時を超えて愛せる「確かな強さ」を持ったジュエリーを選びたい。

今回は、「Maison Margiela(メゾンマルジェラ)」「MM6 メゾンマルジェラ」のリングにフォーカス。ハイエンドな輝きはそのままに、予算5万円以下で手が届く、クリスマスのギフトや一生モノの相棒として相応しいラインナップを紹介する。

▼異端にして王道。「Maison Margiela」と「MM6」とは？
▼クリスマスに「マルジェラ」または「MM6」のリングを選びたい3つの理由
▼スニダンで買える、5万円以下の「メゾンマルジェラ & MM6」リング
▼おわりに

異端にして王道。「Maison Margiela」と「MM6」とは？

via：maisonmargiela

1988年、ベルギー出身のマルタン・マルジェラ氏によってパリで設立された「Maison Margiela(メゾンマルジェラ)」。既存の衣服を解体・再構築するデコンストラクションを美学とし、ファッション界に革命を起こし続けてきた。その遺伝子を色濃く受け継ぎながら、よりコンテンポラリーで日常に寄り添うラインとして独自の進化を遂げたのが「MM6 Maison Margiela(MM6 メゾンマルジェラ)」だ。

ブランドの象徴は、カレンダータグの数字「0〜23」と、それを留める「4本の白いステッチ」。一方でMM6は、かつてのレディースライン「6」を独立させ、背面の「水平の一本ステッチ」やグラフィカルなロゴ使いを特徴とする。前衛的なアートピースのようなメインラインと、都市生活におけるウィットと実用性を兼ね備えたMM6。この二つの個性は、今や世界中のファッショニスタにとって、自身の感性を証明する不可欠なステータスシンボルとなっている。

クリスマスに「マルジェラ」または「MM6」のリングを選びたい3つの理由

via：maisonmargiela

数あるブランドジュエリーの中で、なぜこの2つのラインがこれほどまでに選ばれるのか。それは「憧れ」と「遊び心」の両方を満たしてくれるからに他ならない。その理由は大きく3つある。

1. 「11」と「6」が刻む、唯一無二の存在感

マルジェラのリング選びにおける最大の楽しみは、その刻印の意味を知ることだ。

・Maison Margiela: カレンダータグの「11」(アクセサリーコレクション)が丸で囲まれたナンバーロゴは、静謐かつ重厚なブランドの威厳を放つ。

・MM6: アイコニックな「6」の刻印や、よりグラフィカルでモダンなロゴデザインが特徴。

どちらを選んでも、派手な装飾に頼ることなく「マルジェラの美学をまとっている」ことを静かに、しかし力強く主張してくれる。このミニマルな記号性こそが、大人の指先に相応しい理由だ。

2. 素材とデザインで選べる「圧倒的な守備範囲」

スタイルや予算に合わせて最適な一本が見つかるのも、両ラインが存在するメリットだ。

・本格派のMaison Margiela: 主に「Silver925(スターリングシルバー)」を採用。純銀の輝きと、使い込むほどに深まる経年変化を楽しめる「一生モノ」のクオリティ。セットアップなどの綺麗めなスタイルを格上げする力を持つ。

・遊び心のMM6: 真鍮やステンレスなど多様な素材を用い、シルバー925では表現しにくい構築的なフォルムや、エッジの効いたデザインを提案。スウェットやデニムなどのストリートスタイルに、軽やかなアクセントを加えるのに最適だ。

3. ジェンダーの垣根を超えた「共有できる美学」

「性別」という概念にとらわれない姿勢は、両ラインに共通する最大の魅力だ。メゾンマルジェラのユニセックスなデザインはもちろん、MM6も元来はレディースラインながら、現在はそのジェンダーレスなデザインが多くの男性からも支持されている。サイズ展開も豊富なため、パートナーとペアで身につけたり、メインラインとMM6を二人でシェアして楽しんだりすることも可能。二人の時間を刻む相棒として、これ以上ない選択と言えるだろう。

スニダンで買える、5万円以下の「メゾンマルジェラ & MM6」リング

おわりに

本記事で紹介したアイテムは、タイミングさえ合えばスニダンにて「5万円以下の相場」で見つけることが可能だ(※2025年12月12日時点)。マルジェラのリングを指に通すということは、単にブランド品を持つこと以上の意味を持つ。それは、既存の価値観にとらわれないという意思表示であり、自分自身のスタイルを大切にするという誓いでもある。ぜひスニダンで運命のリングを見つけて、今年のクリスマスをより特別なものにしてほしい。