少し肌寒くなってきて「今年のアウターはなにを着よう?」と考えはじめた方も多いのでは。数ある選択肢のなかで、今年、改めて注目したいのはブランド創設60周年を迎えたアウトドアブランド「The North Face(ザノースフェイス)」だ。
同ブランドのダウンであれば、国内での日常使いにおいて防寒面は万全。本記事では、ファッション性や着用シーンなども含め、ヌプシやバルトロジャケットなど主要5モデルを紹介する。
短丈、ボックスシルエット。街着の黄金比「ヌプシジャケット」
1992年にエクスペディション向けに開発された、ブランドを代表するダウンジャケットが「ヌプシジャケット」だ。身幅が広く着丈が短いボックスシルエットに加え、襟元にフードを収納できるビルトインが特徴。
ゴールドウィン社が手掛ける国内規格の2022年モデルや2025年モデルは、街着として着用しやすいバランスの良いシルエット。一方、海外規格である1996モデルは、700フィルパワーのダウンを充填し、より身幅にボリュームを持たせた仕上がりだ。さらに、過去にリリースされた「シュプリーム」とのコラボモデルでは、存在感のあるスタッズ柄をはじめ、ブリーチ加工を再現したデニムプリント、フェイクファーを採用したものがラインナップしている。
ボリューム感のあるシルエットで、パンツとのコントラストをつけやすくタウンユースにはもってこいの一着だ。
軽さと防風性。旅先にも持っていきたい「バルトロライトジャケット」
「バルトロジャケット」をベースに、日常で羽織りやすい軽量モデルとして再構築された一着。最大の特徴は、表地に非常に軽量な30デニールのGORE-TEX WINDSTOPPERを採用しているところ。
中わたには体温を効率的に利用する光電子ダウンを封入。首元まで密着する立体フードとフロントのダブルフラップで冷気をシャットアウトする。付属のスタッフサックにコンパクトに収納できるため、デイリーシーンだけでなく旅行やキャンプのときに持ち運びもしやすい。
定番のバイカラーデザインに加え、ツリーカモ柄を落とし込んだモデルも展開されるなど、カラバリ豊富なのも魅力。
コラボモデルも多数。極寒に備えた「バルトロジャケット」
2000年代の極地登山向けモデルを踏襲し、タフな耐久性と防寒性を追求した「バルトロジャケット」。ライトモデルとの違いは、50デニールのタフな表地と700フィルパワーのダウン(国内規格は光電子ダウン)、そして厚手インナーを挟めるゆとりのあるシルエットにある。
「シュプリーム」とのコラボでは雪山柄や自由の女神の大判グラフィックを全面に配したインパクト抜群のアイテムを展開。一方、「エメ レオン ドレ」とのコラボではオリーブのボディに、肩周りにはレザーの切り替えしをあしらい、クラシックなテイストへ昇華している。
ヒップまで隠れるGORE-TEX。雨も雪も弾く全天候型「マウンテンダウンジャケット」
ブランドのアイコンである「マウンテンジャケット」のフロント切り替えデザインを踏襲し、内側にダウンをたっぷりと封入した定番ハイスペックアウター。表地には耐久性に優れたナイロン生地とGORE-TEX 2層構造で、裏地にはPERTEXを採用し、高い防水透湿性と防風性を備えている。
ヌプシやバルトロなどのショート丈モデルと異なる最大の特徴は、ヒップが適度に隠れるミドル丈のシルエットにある。腰まわりまでしっかり包み込む着丈は、裾からインナーが飛び出しにくく、スウェットやジャケットの上からでも羽織りやすいサイズ設計となっている。
バイカラーの切り替えはもちろん。胸元からハの字に広がるポケットが他モデルとの違いを生んでいる。スノーアクティビティや、冬のキャンプを楽しみたい方にもオススメだ。
タウンユースではTシャツ一枚。そのまま南極まで行けちゃう最強アウター「アンタークティカパーカ」
ブランド最高峰の防寒性と耐久性を誇る極地用アウター「アンタークティカパーカ」。強靭なナイロン生地とGORE-TEXを採用しており、5モデルの中でも最も長いヒップが隠れる長めのシルエットとなっている。
デザイン面では、左袖に配した南極大陸ワッペンに加え、胸元の多国籍国旗パッチが映える1989年の南極横断隊モデルを復刻した一着や、ファー付きフードモデルなどバリエーションも豊かだ。タウンユースではTシャツの上に羽織るだけでOK。かつ南極旅行を検討中の方はぜひ準備してもらいたい。
おわりに
防寒性はもちろん、シルエットやデザインで個性を出せるのがノースフェイスの魅力だ。スニダンなら現行モデルだけでなく、過去の品番やコラボモデルからも探すことができる。今年のアウター選びに悩んでいる方はぜひこの記事を参考にしてみてほしい。

