「Supreme(シュプリーム) 」26FW Week 4で突如発表され、ストリートシーンやファッション界で大きな話題を集めている「A.PRESSE(アプレッセ)」とのコラボ。ストリートの覇者であるシュプリームがなぜ異色のタッグを組んだのか?今回は、アプレッセとそのディレクター・重松一真氏の軌跡、そして代表的なアイテムについて解説する。
26FW Week 4で異色のコラボが実現!
26FW Week 4にて実現する「A.PRESSE(アプレッセ)」との異色コラボ。注目のラインナップには、最高級レザーを使用したジャケットをはじめ、手作業でカモ柄を施したM-65やカーゴパンツ、シルク混紡スーツなどが登場する。さらに高品質生地のシャツやアリ・マルコポロス氏の写真をあしらったフォトTなどのトップスから、カシミアビーニーやシルバーキーチェーンなどの小物まで網羅。両者のこだわりが凝縮されたコレクションなだけに通常のコラボとは一線を画すプライスレンジとなるが、一切の妥協を排した素材使いと職人技が光るプロダクトは、間違いなく一生モノとして手に入れる価値のある逸品ばかりだ。
「一軍入りできる服」を追求するA.PRESSEとは?
2021年秋冬シーズンにスタートした日本のファッションブランド「アプレッセ」。コンセプトに「僕らのワードローブに一軍入りできる服とは何か」を掲げ、流行や強いブランドロゴに頼らない、時代を超えて愛される上質なデイリーウェアを展開している。
通常のファッションブランドのような"今季のテーマ"や過剰なブランディングをあえて排除。「服の編集部(Clothing Eeditorial Department)」として、デザインチームが一つのアイテムを徹底的に議論・試作しながら作り上げている。
クラシックなミリタリーウェアやワークウェア、テーラードなどの古着をベースにしながら、カシミヤやシルク、超長綿といった極上の素材を採用。手作業によるヴィンテージ加工や日本の職人技を駆使し、新品でありながら手持ちの古着やハイブランドとも自然に馴染む風合いに仕上げている。
全身コーディネートの提案ではなく、アウターやデニム、Tシャツなど「それ1着で完成されたクオリティ」を持つ独立したアイテムを展開。服好きがクローゼットに足したくなるような絶妙な立ち位置を確立している。
業界も一目置く敏腕プロデューサー「重松一真」とは?
アプレッセのディレクターを務めるのは、1988年生まれの重松一真氏。自身のブランドを立ち上げる以前から、ファッション業界ではヒットメーカーとして知られていた。
アパレル輸入代理店での経験を経て、2017年に「anthings(アンシングス)」を設立。フィッシングギアブランド発の「DAIWA PIER39(ダイワピア39)」のプロデュースをはじめ、「WEEKEND(ウィークエンド)」や「HERILL(ヘリル)」などのブランディング、ディレクション、セールスを手掛けてきた。
重松氏はカルチャーや古着への深い造詣と、現代のストリートシーンで「いま何が求められているか」を捉える鋭いマーケティング視点を兼ね備えている。裏方として培った経験と技術を結集させ、満を持して2021年にスタートさせた自身のプロジェクトこそがアプレッセだ。
Supremeコラボにも通じるA.PRESSEの代表作・定番アイテム
アプレッセの魅力が凝縮されているのが、ブランドの顔でもある定番プロダクトの数々だ。ヴィンテージの名作を現代の技術と解釈でアップデートしたアイテムの中から、スニダンでも人気の逸品をピックアップしてご紹介。
デニムジャケット
ヴィンテージ市場でも人気のいわゆる"1st"や"2nd"といった名作のディテールを踏襲。ワークウェア特有の野暮ったさを程よく削ぎ落とし、上質な素材感と洗練されたパターンに仕上げることで、大人がサラリと羽織れる究極の日常着に昇華させている。
レザージャケット
柔らかい上質なレザーを採用し、古着特有の重さや硬さを排除。インラインでも即完売を記録する、ブランド最高峰のシグネチャーアイテムだ。今回のコラボでも目玉として注目を集めている。
スウェット/フーディー
何年も着込んだような絶妙な退色感や、首元・袖口の経年変化を高い技術で再現。やれ感を演出しつつも肌触りの良い上質な生地を使用しているため、着心地も抜群だ。
ミリタリーパンツ
M-65やM-47などを独自の解釈で再構築。無骨なニュアンスを残しつつ、ドレスパンツのような綺麗な仕立てと上品な落ち感をブレンドする。スニーカーから革靴まで幅広くマッチする汎用性の高さも魅力だ。
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おわりに
ストリートカルチャーの象徴であるシュプリームと、極上の素材と仕立てで究極のデイリーウェアを追求するアプレッセ。決して手の出しやすい価格ではないかもしれないが、確かな物作りに裏打ちされた仕上がりはまさに一生モノだ。異色の化学反応が生んだ注目のコレクションを、ぜひ手に取って自身の目で確かめてみてほしい。
