7月24〜26日に新潟県・苗場スキー場にて開催される「FUJI ROCK FESTIVAL '26(フジロック)」。今年も世界中から豪華アーティストが集結するが、特に注目したいのが、韓国の音楽シーンをリードするバンドやK-POPカルチャーと深く繋がるグループアーティストだ。BTS・RMのソロ作にも参加するHYUKOH(ヒョゴ)やCADEJO(カデホ)、韓国の主要な音楽番組を席巻するXGまで、確かな実力と強烈な個性を持つ3組が苗場の地に揃い踏みする。今回は、そんな彼らの音楽的な見どころとファッション面の注目ポイントをチェックしていこう。
1. HYUKOH(ヒョゴ):7/24(金) 20:10〜 @RED MARQUEE
剥き出しの感情と抑制の効いたサウンドを武器に、"自分だけのものにしておきたいバンド"とも称されてきた4人組、HYUKOH(ヒョゴ)。ジャンルに縛られない柔軟な音楽性で、コーチェラなど世界的な音楽フェスでも確かな存在感を放つ彼らは、K-POPシーンの最重要人物たちとも深く繋がっている。歌姫IUとの大ヒットコラボや、BTS・RMのソロ曲「Come back to me」をフロントマンのオ・ヒョクがメインプロデュースするなど、トップスターたちの音楽的ブレーンとしても手腕を発揮している。さらに、カルチャーアイコンとしても支持を集めており、藤原ヒロシ氏主宰の「Fragment Design(フラグメントデザイン)」とのカプセルコレクションを発表したほか、彼らのアナログBOXのデザインを同氏が手掛けるなど親交は深い。Instagramを覗くと「Stussy(ステューシー)」を使ったストリートコーデから、スカートに「New Balance(ニューバランス)」を合わせたモードなスタイルまで多様な着こなしが確認できる。そんな彼らがどのような衣装でパフォーマンスに臨むのか、今から期待が高まる。
2. CADEJO(カデホ):7/25(土) 15:40〜 @ORANGE ECHO
即興演奏をベースにファンクやネオソウル、ジャズなどを自在にミックスする実力派ライブバンド、CADEJO(カデホ)。Original LoveとのコラボEPリリースでも話題を呼ぶ彼らは、現在の韓国音楽シーンを語る上で外せない最重要グループだ。K-POP界との繋がりも強固で、イ・テフン(Gt,Vo)はBTS・RMのソロ楽曲「Domodachi(feat. Little Simz)」にコンポーザー兼プレイヤーとして参加。さらにキム・ジェホ(Ba)とキム・ダビン(Dr)が参加するChudahye Chagis(チュダヘ・チャジス)が2026年の韓国大衆音楽賞で「今年のアルバム」を獲得するなど、その卓越したスキルはK-POP界のトップアーティストからも一目置かれている。彼らの魅力はその気取らない等身大のファッションセンスにもあり、SNSではチェックシャツにダブルニーのワークパンツを合わせたアメカジスタイルや、足元にスーパースターをさらりと合わせるスケーターライクな姿が見られる。彼らの鳴らすチルサウンド同様、独自のこだわりとこなれ感が漂うスタイリングはフェスコーデの参考にもなるだろう。
3. XG:7/25(土) 19:50〜 @WHITE STAGE
国籍やジャンルの枠組みに縛られない唯一無二のスタイルで、世界を舞台に躍進を続ける7人組アーティストグループ、XG。メンバー全員が日本人でありながら、『M COUNTDOWN』や『Music Bank』、『人気歌謡』といった韓国の主要音楽番組にも出演し、その圧倒的なパフォーマンス力で現地のシーンに大きな衝撃を与えてきた。常識にとらわれない柔軟なスタイルで、1stアルバム『THE CORE - 核』が米ビルボード200で初のTOP100入りを果たすなど大躍進。現在2度目のワールドツアーを実施中の彼女たちが、ついに苗場の舞台へと降臨する。そんなXGを語る上で欠かせないのが、「DIESEL(ディーゼル)」などを使ったY2Kスタイルを巧みに取りれたり、各メンバーが名だたるメゾンのイベントに出席するなど、ファッション面からも注目を集めている点。「Casio G-SHOCK(カシオ ジーショック)」のアンバサダーを務めコラボモデルをリリースするなど、ストリートカルチャーとも密接に関わっている。夜のホワイトステージを、華やかでパワフルなステージと衣装で染め上げてくれるはずだ。
おわりに
今回ピックアップした3組は、現在のK-POPカルチャーから世界の音楽トレンドの最前線まで担う、まさに今リアルタイムで目撃すべき最重要アーティストだ。幸いにもこの3組は、パフォーマンスの日時が被らないのでコンプリートすることも可能。ぜひ現地に足を運び、スタイリングにも注目しつつ圧巻のステージを堪能してほしい。



