バレンシアガの年齢層は？ 気になる歴史と人気アイテムを大解剖｜コラムについて
一流のハイブランドとして人気のBALENCIAGA(バレンシアガ)。海外セレブをはじめ、おしゃれな芸能人やファッション業界の著名人が持っているイメージがあるけれど、実際はどんな年齢層にふさわしいのか、どんなアイテムがあるのか、気になっている人も多いのでは？ そこで今回、ブランドの歴史やその人気の秘密を徹底解説。おすすめのアイテムも厳選してご紹介するので、お見逃しなく。これを読めばバレンシアガが丸わかり！
目次
BALENCIAGA(バレンシアガ)の歴史はなんと、100年以上！
遡ること1914年、スペインで「クリストバル・バレンシアガ」が自身の名を冠したブランドを創業したのが、ブランドの始まりだ。
1930年代にはスペイン内戦の影響でパリに本店を移動。今でもショップはフランス・パリ8区のジョルジュ・サンク大通り10番地に存在している。
オートクチュールから始まったブランドは、デザインから縫製まで全てを手がける彼の抜群のセンスにより、スペインの王室御用達として、また世界中から高評価を受ける存在に。
当時のパリのファッショントレンドを「クリスチャン ディオール」とともに一世風靡。
CHANEL(シャネル)のデザイナーである「ココ・シャネル」は、彼を"全てを一人でこなせる真のクチュリエ(仕立て屋)は彼だけ"と高く評価していたほどだ。
しかしながら、1968年代後半に彼は引退。1972年に死去するとブランドは一時低迷、倒産の危機に。既製服から離れ、甥の「ジャック・ボガート」が引き継ぐも人気回復には至らず、香水ブランドとしてなんとか存続させていた。
その後、バレンシアガは1987年にプレタポルテ(既製服)事業をスタートさせ、1992年には「ジョセフュス・メルキオール・ティミスター」がアーティスティックディレクターに就任したが、人気を取り戻すことはできず低迷する時代が続く。
転機は1998年。クリエイティブディレクターとして就任した「ニコラ・ゲスキエール」によるデビューコレクションだ。彼による"新生バレンシアガ "はファッション界に大きな衝撃を与え、鮮烈な印象を植え付けた。
彼は2000年にはヴォーグファッション・アワードで"アバンギャルド・デザイナーオブザイヤー"、2001年にはCFDAの"インターナショナル・デザイン・アワード"と"ウーマンズ・ウェア・オブ・ザ・イヤー"を受賞。
その才能を高く評価したグッチグループがバレンシアガを買収し傘下に。潤沢な資金を得たバレンシアガはその後、さらに世界に目を向けて事業展開をすることに成功。
今でこそ、ストリートのイメージが強いバレンシアガだが、この頃はブランドのアイコンとして有名な"エディターズバッグ"が誕生し、"大人のラグジュアリーブランド"のイメージが強い時期だった。
15年続いたニコラが2012年に退任。その後を継いだのが、ニューヨークで活躍していたアジア系ディレクターの「アレキサンダー・ワン」だ。既に自身の名を冠したブランドで支持を受けていた彼。兼任しながら努めていたが、結果としては、2年半ほどの任期に留まり、バレンシアガ においては、そこまで目立った活躍はなかったように思われる。
そして、2015年にデザイナーに着任したのが「デムナ・ヴァザリア」。今のバレンシアガのイメージを生み出した人物であり、ラグジュアリーストリートというトレンドを生み出したひとりとも言われている。
Maison Margiela(メゾン マルジェラ)、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)とキャリアを積んできたデムナ。2014年に自身のブランドVETEMENTS(ヴェトモン)を設立し、鮮烈なデビューを飾ったわずか1年後に、その腕を買われたのだから、実力は本物だ。
以降、現在も彼がデザインを続けている。
現在のラグジュアリーストリートのイメージはデムナによるもの！
以前の上質で大人なハイブランドのイメージを刷新し、現在のラグジュアリーストリートブランドに転換させたデムナ。ファッショントレンドに敏感な海外セレブ、ファッション関係者はそれに飛びつき、バレンシアガは再びトップブランドとして返り咲いた。彼がヴェトモン時代から提案していたオーバーサイジングなシルエットやロゴのアイテムは、バレンシアガでも一躍、人気を誇るアイテムに！
現在もラグジュアリーストリートを提案するハイブランドとして第一線にいることは間違いない。
BALENCIAGA(バレンシアガ)が人気なのは20代半ば〜40代前半が中心
バレンシアガには以下の二つのイメージがあり、幅広い層に受けている。
・以前の大人の上質ハイブランド
・昨今のラグジュアリーストリート
ハイブランドの価格帯は若年層には手を出しづらいため、中心は20代半ば〜40代前半だ。若者には比較的購入しやすいTシャツやスニーカー、キャップなどの小物から、ウォレットなどのスモールレザーグッズが中心で、大人にはレザーバッグをはじめ、アパレルウェア全般が人気の様子。
幅広い商品ラインナップ、買いやすいものから中には3,000,000円を超えるドレスも
バレンシアガの魅力はその豊富なラインナップ。買いやすいウェアや小物はおよそ50,000円前後で手に入れることができる。素材やデザイン性によって値段は上がっていくが、高額なものでは3,000,000円を超えるドレスも！BALENCIAGA(バレンシアガ)で人気のアイテムは？
一世を風靡してきたバレンシアガにはアイコニックな名作が数多く存在する。その中でも特に押さえておきたいアイテムを紹介していこう。バレンシアガ ネオ カゴール シティ ハンドバッグ アリーナラムスキン "ブラック"
定価：388,300円(税込)
"エディターズバッグ"と呼ばれるシティ ハンドバッグ
柔らかいレザーを使ったボディに、スタッズを全体にあしらったバッグ、"シティ"。シンプルなデザインでありながら、持つ人の上品さを引き立てるエレガントを兼ね備え、かつA4サイズの書類や雑誌も楽々収まる機能性の高さから、2001年の発表後、大ヒット。海外のファッション誌編集者たちがこぞって使い始め、世界中から注目されるようになり、そのことから"エディターズバッグ"という新しい定義が生まれた代物だ。一時期はその人気の過熱ぶりから多くの偽物も横行して問題になった。スニダンで「バレンシアガ ネオ カゴール シティ ハンドバッグ アリーナラムスキン "ブラック"」をもっと見る
バレンシアガ ペーパー ミニウォレット "ブラック"
定価：51,700円(税込)
ミニ財布ブームの火付け役となった"ペーパー"
今では多くのブランドからリリースされているミニウォレット。その人気の先駆けと言われているのがこの"ペーパー"だ。2018年、発売当時は完売が相次ぎ、入手困難なアイテムだったほど。ミニマムな手のひらサイズがコロンとしていて可愛らしく、それでいて収納力もあるとセレブや芸能人からも高い支持を受けた。カラーやシーズンごとの限定パターンなども多く存在する。外側に取り付けられたコインポケットはスナップ式で、開けると視認性もよく、収納力も十分。紙幣入れは一箇所あり、その中にカードスリットをあしらっているので、内部を開いてもすっきりときれいに見えるのが嬉しい。スニダンで「バレンシアガ ペーパー ミニウォレット "ブラック"」をもっと見る
バレンシアガ ウィメンズ トリプル S スニーカー "ホワイト"
定価：141,900円(税込)
ダッドシューズ、厚底文化を流行らせたスニーカー、"トリプルS"
圧倒的な存在感を足元にもたらしてくれる厚底のスニーカー、"トリプルS"。2017年に発表され、今ではすっかりお馴染みになった"ダッドシューズ"という流行語を生み出した一足だ。発売当時は100,000円近くする価格にも関わらず、即完売。二次流通市場では倍の価格で取引されるなんてことにもなった。モデル名は"トリプルソール"の略で、ランニングシューズ、バスケットボールシューズ、トラックシューズという3つのソールを組み合わせたことから名付けられている。分厚いソールは、センセーショナルで多くの人がこぞって買い求め、その後、あとを追うようにハイブランドからダッドスニーカーが登場するようになった。その他、現在では主張あるロゴをプリントしたウェアの数々やキャップなどの小物、レザー グッズが全般的に人気だ。
スニダンで「バレンシアガ ウィメンズ トリプル S スニーカー "ホワイト"」をもっと見る
BALENCIAGA(バレンシアガ)のアイテムは、信頼のおける場所で購入するのが安心
バレンシアガのアイテムを探すなら、直営店やブランドのECサイト、真贋鑑定付きのショップから購入するのが安心。スニーカーダンクなら、確かな鑑定付きでお得に購入できるのでぜひチェックしてみて。▶︎スニダンで取り扱い中のバレンシアガのアイテムはこちらから！
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