メンズチェスターコートのおすすめブランドは？選ぶポイントも｜コラムについて
長めの丈とジャケットのような襟が特徴のチェスターコート。端正かつクラシカルなルックスは、ビジネスコートの定番だ。上質なコートが欲しいメンズは、ラグジュアリーなハイブランドでお気に入りを探してみよう。人気ブランドから、特におすすめのチェスターコートを紹介する。ハイブランドのシックなチェスターコート
チェスターコートは、襟元がV字に開いた下襟付きのロングコートのこと。丈の長さは膝または膝よりやや下くらいが一般的で、クラシックでエレガントな雰囲気が強めだ。着こなしのクラス感をより高めたいなら、ハイブランドのシックなデザインが大きな助けとなるに違いない。ハイブランドのラインナップから、おすすめのチェスターコートを紹介する。
サンローラン チェスターフィールドコート "ブラック"
フレンチブランドらしい、洗練されたアイテムがそろうSaint Laurent(サンローラン)。モード＆エレガンスを得意とするブランドには、シルエットの美しいチェスターコートがラインナップされている。チェスターコートの素材は、上質なウール100%だ。深みのあるブラックカラーでフォーマルな印象が強く、ビジネスシーンに合わせても違和感がない。
バックのシングルスリットやフロントのダーツ、さらにはセットインスリーブの採用により、さらっと羽織るだけで端正かつスタイリッシュなシルエットが完成する。ポケットは内側とフロントに二つずつと胸元に一つ付いており、使い勝手も良好だ。
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ロエベ シングルブレスト コート "クオーツ"
上質な素材と職人気質なこだわりで、唯一無二のアイテムを生み出し続けるLOEWE(ロエベ)。カジュアルシーンにも使いやすいチェスターコートが欲しいなら、まずチェックしておきたいブランドだ。シングルブレスト コートは、なめらかなウール素材のシンプルなシングルコート。すとんと落ちるレギュラーフィットのシルエットで、ラフなコーデにも合わせやすい。シングルベント入りで動きやすく、ロング丈でも不自由を感じることはない。
比翼仕立てのフロントやフラップポケットのディテールは、着こなしにきちんと感が欲しいときにぴったりだ。内側と胸元にも一つずつポケットを備えていて、収納が多いのもうれしいポイントといえる。
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セリーヌ ボンバーコート / フェルト "ブラック"
フレンチブランドらしい小粋なエレガンスを感じさせるCELINE(セリーヌ)。メンズコートにも、セリーヌならではの気品やクラス感がしっかりと反映されている。ボンバージャケットは、三つボタンタイプのシングルブレストコート。ショルダー部分にはパッドが入っていて、バランスのよいボックスシルエットを楽しめる。襟のデザインは仕立てのよいテーラードジャケットのようなフォーマルさがあって、デイリーシーンからビジネスシーンまで頼りになるに違いない。
フラップポケットやバックベント、胸ポケットを備えたデザインは、クラシカルかつオーセンティックだ。ホーンボタンには「CELINE」のブランドロゴが刻印されており、コートのラグジュアリーなムードを高めている。
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バーバリー レーベルアップリケ ウールカシミア テーラードコート "キャメル"
メンズコートの王道ブランドともいえるBurberry(バーバリー)。優れたテーラリング技術で仕立てられたチェスターコートは、英国クラシックスタイルの伝統と洗練を感じさせる。コートの素材に使われているのは、肌当たりのやわらかいウールカシミアだ。上品なキャメルカラーなら、沈みがちな冬のコーデを明るくまとめてくれるに違いない。
襟裏のバーバリーチェックやバックのラベルがブランドの存在感を主張して、オーセンティックだけれど一癖あるデザインに仕上がっている。
フラップ付きのポケットや胸ポケット、インナーポケットを備えており、収納には困らない。スリムフィットの端正なシルエットは、デイリーコーデを一気にランクアップしてくれる。
バーバリーのメンズトレンチコートについてはこちらもご覧ください。
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ハイブランドの総柄チェスターコート
チェスターコートを主役にしたいなら、総柄も選択肢に含めよう。ハイブランドならではの魅力をたっぷりと感じられる、おすすめのチェスターコートを紹介する。ジバンシィ Uロッククロージャー付きグレンチェック ウール コート "ライトブラウン/ブラウン"
洗練されたフレンチモードを継承し続けるGIVENCHY(ジバンシィ)。メンズのチェスターコートにも、どこか繊細でエレガントなムードが漂っている。バージンウールを使ったチェスターコートは、下襟と上襟に異なるカラーが配された特徴的なデザインが魅力だ。シルバーメタルのパッドロック式クロージャーも、おしゃれなアクセントになっている。
生地に採用されているグレンチェックパターンはエレガントな印象が強く、秋冬のカジュアルスタイルをより一層魅力的に見せてくれるに違いない。
全体的なシルエットは細身で、カジュアルではあるが上品だ。インにモノトーンのシャツやパンツを合せれば、統一感のあるおしゃれなコーデが完成する。
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フェンディ ダブグレー ウール コート "ベージュ"
イタリアンブランドらしい、リッチで華やかなテイストが持ち味のFENDI(フェンディ)。デザイン性の高いチェスターコートは、デイリーカジュアルを格上げしたいときにぴったりだ。ダブグレー ウール コートは、尖ったピークドラペルが特徴的なコート。セットインスリーブのスリムなシルエットには、大人のメンズコートにふさわしい品格が宿っている。
チェスターコートの素材は、暖かみのあるウールフリースだ。表地はプリュムティチュールで覆われており、グレー×ピンクの淡いコントラストを楽しめる。
遊び心のある個性的なデザインだが、上質な素材と端正なシルエットにチープ感はない。エレガントという言葉がぴったりなチェスターコートは、冬の着こなしをパッと明るくしてくれるはずだ。
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ハイブランドの個性派チェスターコート
ハイブランドのチェスターコートの中には、ブランドのこだわりを反映した個性派コートも少なくない。せっかくなら、思い切り個性的なコートで周りと差を付けるのもおすすめだ。ハイブランドのチェスターコートから、個性強めなデザインを見ていこう。
ジル サンダー テーラードコート "ブラック"
ミニマルでシャープなデザインを得意とするJiL Sander(ジル サンダー)。クールなメンズスタイルにぴったりな、上質かつ個性的なチェスターコートが見つかる。テーラードコートは、大きめのピークドラペルが特徴だ。下襟にのみレザーが配置されていて、オールブラックでも退屈さを感じさせないデザインとなっている。
細すぎず太すぎない絶妙なフィット感で、カジュアルからモードまでさまざまなコーディネートにマッチすること間違いなしだ。
素材は上質なバージンウールが使われており、ラグジュアリーな魅力がたっぷり。フルライニングで温かく、寒い季節の一軍コートとなるに違いない。
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プラダ シングルブレスト ウール コート "ブラック"
クール＆スタイリッシュなテイストで人気を集めるイタリアンブランド・PRADA(プラダ)。トレンドの先端を行くアイテムが欲しいときに、まずチェックしたいブランドだ。シングルブレスト ウール コートは、クラシックラペルを備えたシングルブレストコート。フラップポケットやセンターベントを備えた定番のデザインが、今風のオーバーシルエットにアップデートされている。
コートのポイントは、あえて目立つように入れられたホワイトステッチだ。フラップ・ラペル・ポケットなどが全て立体的に浮き上がり、シンプルだけれどハッと目を引くデザインとなっている。
バックにはプラダを象徴するトライアングルがステッチされており、控えめなブランドアピールも可能だ。
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デザインや素材が特徴のチェスターコート
ハイブランドのチェスターコートには、デザインや素材に特徴があるものも少なくない。ブランド価値が一目で分かる、一癖あるチェスターコートを紹介する。ヴァレンティノ ロックスタッズ スパイク ウールツイードコート "グレー"
イタリアンラグジュアリーの華やかさを存分に感じさせてくれるVALENTINO(ヴァレンティノ)。チェスターコートは卓越したテーラリング技術で仕立てられており、袖に手を通すだけで洗練されたクールなメンズスタイルを実現してくれる。レギュラーフィットのシングルブレストコートは、ウールツイード素材ならではの暖かみがたっぷり。すっきりとしたノッチドラペルとフロントポケットが採用されていて、極めてオーソドックスなスタイルといえる。
一方で、生地の表面には小さなスタッズがちりばめられていて、ありふれたチェスターコートとは一味も二味も異なる。クラシックとモードが融合した個性的なルックスは、無難な着こなしを避けたいメンズにぴったりだ。
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ジル サンダー テーラードコート "ブラック"
カシミア・モヘア・バージンウール・アルパカの毛を使った、フラッフィーなチェスターコート。体のラインを拾わないストレートフィットなサイズ感は、どんなコーデもたちまち旬顔に変えてくれる。素材のインパクトが強いものの、大きめのピークドラペルやシングルブレストのデザインは、極めてオーソドックスだ。汎用性の高いブラックカラーはどんなコーデにも合わせやすく、想像以上に使いやすい。
ジルサンダーならではのエッジの効いたスタイルは、冬コーデをよりおしゃれにチューニングしてくれるに違いない。
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メンズのチェスターコートの選び方
一口にチェスターコートといっても、種類はさまざまある。自分のスタイルにマッチするチェスターコートを選びたい場合は、どのようなポイントをチェックすべきなのだろうか？ハイブランドのメンズチェスターコートを探すとき、頭に入れておきたいポイントを紹介する。
シーンに合わせたデザイン
まずは、チェスターコートを着用するシーンを具体的に想定しよう。チェスターコートはフォーマル寄りのコートだが、デザインによってはカジュアルな印象を与える。ビジネスシーンで着用するつもりなら、無地＆定番カラーのオーセンティックなデザインがおすすめだ。
また、チェスターコートは、襟の形状によっても印象が異なる。カジュアルからフォーマルまで幅広く活用したいのであれば、すっきりとしたラペルの付いた「ノッチドラペル」を選ぼう。トレンドに左右されることもなく、どんなシーンでも使いやすい。
より力強い印象を好む場合は、ラペルが剣先のように尖ったピークドラペルが選択肢に入る。個性的な襟元は、フォーマルな印象が強めだ。
バランスよく着こなせる着丈
チェスターコートをビジネスシーンで着用するなら、着丈は膝丈または膝よりやや上のミドル丈を選ぼう。全体のバランスを取りやすく、スタイリッシュなチェスターコートコーデが完成する。着丈をチェックするときの重要なポイントは、コートの下からジャケットが見えないこと。もちろん、コートの袖からジャケットが見えるのも好ましくない。着丈と袖丈には十分に配慮しよう。
なお、膝下まで隠れるロングのチェスターコートはスタイリッシュだが、ドレッシーな印象が強すぎる。ロング丈をチョイスする場合はビジネスシーンでの着用は避け、オフの日専用にすることをおすすめする。
シルエットにも注目を
チェスターコートを着たときのシルエットも、見た目の印象に多大な影響を与える。チェスターコートをどのように着こなしたいかを考え、イメージに合うサイズ感のものを選択しよう。大人っぽくきれいめな着こなしが理想なら、選ぶべきはジャストフィットなシルエットだ。コートの中で体が泳ぐようなものは避け、体のラインにきれいに寄り添うデザインを探してみよう。
ただしあまりにスリムフィットだと、インナー選びに苦労するかもしれない。ビジネスシーンで着用する場合は、ジャケットやシャツを着込んでもスムーズに動けるものがおすすめだ。
一方、オフシーンで着用するなら、思い切りルーズなオーバーシルエットでも問題はない。ラフに着られるリラクシーなシルエットのコートは、今のトレンドにもぴったりとはまる。
大人に似合う上品なチェスターコート
チェスターコートは、スーツをそのままコートに仕立てたような、エレガントでクラシックなスタイルが特徴。普段使いはもちろん、ビジネスコートとしても活用できるため、一着あると便利に使えること間違いなしだ。チェスターコートの着こなしに品格やエレガンスをプラスしたいなら、ハイブランドのコートが助けになる。
上質な素材と優れたテーラリング技術で仕立てられたチェスターコートは、タイムレス・エイジレスな一生モノのコートとして愛用できるに違いない。
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