ミュージシャンたるもの、自身の作品はもちろんスタイリングにも一家言あるはず。心地よいメロディと、自分らしくいられる服。その二つは、表現者にとって切っても切り離せないものかもしれない。そんな独自の感性を持つアーティストをゲストに迎え、お気に入りのファッションと音楽へのこだわりについて語ってもらうこの連載。第31回は、a flood of circleの佐々木亮介さんが登場。

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Profile

佐々木亮介(a flood of circle)

4人組ロックバンドa flood of circleのギター&ヴォーカル。同バンドは2006年の結成後着実に動員を拡大し、2021年に初のホールワンマン公演をLINE CUBE SHIBUYAにて開催、同年10月の代々木公園野外音楽堂フリーライブには約4000人を動員。2026年に結成20周年を迎え、5月には初の日本武道館ワンマンライブを実施し、11月4日にはトリビュートアルバム『ハートマーク刺繍してやるよ、ちょっと忘れっぽい魂に』を発売した。

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about MY STYLE|大好きな奈良美智の絵を配したバンドTシャツ

─ Q1. はじめて自分で服を買ったのはいつ?

佐々木亮介(以下、佐々木): 本当の最初はジャスコ的なところだと思いますが、記憶にあるのは15歳くらい。砂町銀座商店街の路地裏にあった店で、当時人気だった日本のデザイナーズブランド風Tシャツを格安で買ってしまいましたね。靴だったら、同じころ亀戸のABCマートで、「CONVERSE(コンバース)」のハイカットモデルを買いました。

─ Q2. 最近買ったファッションアイテムは?

佐々木: a flood of circleのトリビュートアルバム『ハートマーク刺繍してやるよ、ちょっと忘れっぽい魂に』のアートワークとして、刺繍家・二宮佐和子さんの作品が手に入ったんです。それを「RUDE GALLERY(ルードギャラリー)」の革ジャンの背中に縫い付けてもらうよう仕立て屋に注文しました。まだ手元には来てないんですけど、二宮佐和子さんの刺繍が好きだからもう気に入っています。

─ Q3. いつもどこで服を買うことが多い?

佐々木: 演奏するためにどこかへ行くときや、その出先で購入することが多いです。このあいだは広島県・尾道市の「ベティ」という古着店で服を買いました。ちなみに、店主の方はa flood of circleの音楽が好きだそうです。



─ Q4. 今まで所有してきた中で、最も気に入っているファッショアイテムは?

佐々木: 奈良美智さんの絵を配した自分のバンドのTシャツです。奈良美智さんの絵が好きだから。

2023年の『花降る空に不滅の歌を』ツアーTシャツをa flood of circleメンバー全員で着用

─ Q5. 「次に狙っているファッションアイテム」や、気になっているブランドは?

佐々木: ロックバンドBorisのTシャツです。着ていたものを宴席で人にあげてしまって後悔しているので……。また、「Levi's®︎(リーバイス®︎)」も好きなので、古着でいい雰囲気の501®︎があったら買いたいですね。

ロックバンド171との一枚。佐々木のBorisTシャツを171のドラム・モリモリ氏(前列右端)が着用している

about MY SOUND|自ら率先して編集したトリビュートアルバム

─ Q1. a flood of circleの20周年を記念したトリビュートアルバム『ハートマーク刺繍してやるよ、ちょっと忘れっぽい魂に』は、どんな作品に仕上がりましたか?

佐々木: 自ら率先して編集した自分のバンドのトリビュートアルバムです。その点我ながらツラの皮が分厚過ぎるというか恥ずかしいですが、大変有り難い作品ですね。



─ Q2. 今作で特に思い入れのある楽曲やフレーズは?

佐々木: 強いて言えばアルバムのタイトル「ハートマーク刺繍してやるよ、ちょっと忘れっぽい魂に」です。



─ Q3. 今作で最もこだわった部分は?

佐々木: なんと言っても人選ですね。ゆかりのあるLiSA、斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)、山中さわお&THE KEBABS、9mm Parabellum Bullet、ストレイテナー、GLIM SPANKY、THE BACK HORN、w.o.d.の8組に参加してもらいました。



─ Q4. 本作の制作期間中によくやっていたことは?

佐々木: トリビュートアルバムは自分でやることが特にないんで、自分が借りている作業部屋に真面目に通ってアコースティックアルバムを録音しました。『空飛ぶベッドで迎えにいくから』っていうアルバムです。



─ Q5. 今後のライブや活動の予定は?

佐々木: いろいろ控えていますが最も赤字にしたくないのは、1月24日に豊洲ピットで行う『a flood of circle TOUR 革命未遂の蝶が見る夢』のツアー本編ファイナル公演です。

Photo by:新保勇樹(@shimboyuki)

【NEW RELEASE】2026年11月4日発売
Tribute Album『ハートマーク刺繍してやるよ、ちょっと忘れっぽい魂に』

a flood of circleの20周年を記念する初のトリビュートアルバム。バンドにゆかりのある8組のアーティストが参加し、a flood of circleの楽曲を独自のアレンジでカバーしている。さらにDisc2〜3には、20年前に下北沢SHELTERのオーディションで、当時の店長と交わした「日本武道館公演が実現したら、翌日はSHELTERでワンマンをやってね」という約束を果たした、記念すべきライブの音源を全曲収録。刺繍アーティストの二宮佐和子氏によるアートワークにも注目だ。

【こちらもチェック!】2026年10月2日発売
Solo Album『空飛ぶベッドで迎えにいくから』

佐々木亮介のプライベートスタジオ"FLYING BED STUDIOS"にて制作したソロアルバム。楽器演奏、アレンジ、レコーディング、ミキシング、マスタリング、ジャケットデザインに至るまで佐々木自身が手掛けている。アコースティックアレンジでセルフカバーした11曲に、御徒町凧作詞の2曲を加えた全13曲を収録。

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