国内最大規模の都市型音楽フェス「SUMMER SONIC(サマーソニック)」が今年も開催された。国内外の豪華アーティストによる圧巻のパフォーマンスが繰り広げられたが、スニダン的に注目したいのが6人組バンドSuchmosのステージ終盤。ボーカルのヨンス氏が履いていた「adidas(アディダス)」のスタンスミスをおもむろに脱ぎ、最前列で観覧していたファンへ手渡したのだ。譲り受けたファンは歓喜し、ステージ上のメンバーも驚きの表情を見せる。サマソニ史に残る名場面の一つと言っても過言ではないだろう。そこで今回は、近年再注目を集めるスタンスミスの魅力に迫りつつ、スニダンでも人気のモデルをご紹介する。
50年以上の歴史を誇るスタンスミスとは?歴史と魅力を振り返る
スタンスミスのルーツは、1960年代半ばに誕生した世界初のレザー製テニスシューズ、ハイレットにさかのぼる。その後、同作を愛用していた米国の伝説的テニスプレーヤー、スタン・スミス氏のシグネチャーモデルとして再定義。1978年にシュータンへ彼の顔とサインを刻んだ現在のデザインが確立した。1991年には世界累計販売数が2,000万足を超え、「世界で最も売れたスニーカー」としてギネス世界記録にも認定。半世紀以上にわたり、不朽の名作として世界中で愛され続けている。
アディダスの象徴であるスリーストライプスをあえて主張させず、控えめなパーフォレーション(通気穴)で表現。トレフォイルロゴをあしらったヒールやアイコニックなシュータンが程よいアクセントを添える。
クリーンなホワイトレザーのアッパーに、ヒールタブの鮮やかなグリーンが映える王道のカラーリング。ストリートや古着MIXはもちろん、綺麗めなジャケパンスタイルのハズしまで、スタイルを選ばない汎用性の高さも魅力。
シュータンに施されたスタン・スミス氏の似顔絵とサインは、一目でそれとわかる唯一無二のアクセント。コラボモデルではスミス氏以外の人物やキャラクターに置き換わるのもファン心をくすぐるポイント。
定番から話題のコラボまで!スニダンで買えるスタンスミスの名作
ヨンス氏がファンへ手渡したのは、ホワイトベースにグリーンのアクセントが効いたスタンスミスの定番カラー(当事者の投稿を見ると、アッパーにはクロコ調の加工が施されている模様)。この配色だけでも現行モデルのほか、80年代の意匠を再現した"80s"、ヒールを折ってミュールのように履ける"デコン"など、ディテール違いで多数展開されている。そのシンプルなデザインゆえ、「A BATHING APE(アベイシングエイプ)」や「NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)」、「CLOT(クロット)」などのストリートウェアブランド、「Disney(ディズニー)」や「MARVEL(マーベル)」といった人気IPなどコラボ作も豊富。インラインからダブルネームまで、スニダンで人気のスタンスミスを見てみよう。
おわりに:時代を超えて愛される、今こそ手に入れたい一足
近年、その洒脱なデザインと汎用性の高さで再注目を集めているスタンスミス。サマーソニック2026でのヨンス氏のパフォーマンスにより、その人気はさらに上昇するのではないだろうか。定番から限定・コラボモデルまで幅広く揃うスニダンで、自身のスタイルを彩るお気に入りの一足を探してみてほしい。

