2025年も年の瀬だが、スニーカーシーンは最後の最後まで盛り上がりを見せている。それは、LA発の伝説的ブティック「UNDEFEATED(アンディフィーテッド)」と「Nike(ナイキ)」から、Air Max 95(エアマックス95)の最新コラボモデルがリリースされるからだ。
今回登場するのは、本記事の主役となる「UNDEFEATED × Nike Air Max 95 "Medium Olive"」。実はこの12月、同コラボの別カラーが立て続けにリリースされている。それに次ぐモデルとして、今回の"Medium Olive"が満を持して登場する形だ。この怒涛のリリースラッシュによって、2025年のスニーカーシーンは最後の瞬間まで目が離せない。本記事では、注目の最新モデルに加え、直近で発売された同コラボ作も併せて紹介。さらに、過去のアーカイブからおすすめモデルも一挙に紹介する。
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最新作:UNDEFEATED × Nike Air Max 95 "Medium Olive"
スニダンでこのアイテムを見る2025年12月28日に発売される本作は、同ブランドのアイデンティティとも言える「ミリタリー」カラーが最大の特徴だ。アッパーを覆うのは、深みのあるミディアムオリーブのグラデーション。武骨になりがちなカラーリングだが、サイドに配されたブランドロゴ入りのテープがモダンなアクセントを加え、都会的なルックスへと昇華させている。特筆すべきは、その希少性だ。世界限定2,000足という極めてタイトな生産数と発表されており、シリアルナンバーも刻印される超特別仕様。そしてリフレクティブ素材による機能性の確保や、過去のアーカイブ(特に伝説的なAJ4)へのオマージュを感じさせる配色など、細部にまでこだわりが詰まった本作。2025年の最後を飾るコレクターズアイテムとして、歴史に名を刻むことになりそうだ。
UNDEFEATED × Nike Air Max 95 SP "Fire Red" (Tokyo Exclusive)
スニダンでこのアイテムを見る2025年12月、東京限定でのリリースとなった本モデル。OGモデルへのオマージュとして捧げられたこのモデルは、"ファイヤーレッド"の魂を上質なスウェードボディへと落とし込んでいる。鮮烈な赤のジュエルスウッシュやレースロックが視線を惹きつけるが、特筆すべきはシュータンに配されたパッチで、そこには日本国旗への深いリスペクトが込められたスペシャル仕様となっている。もちろん、サイドやアウトソールにはコラボレーションの証である「UNDEFEATED」の文字をオン。たった600足しか存在しないという極限の限定数は、コレクターたちの所有欲を強烈に刺激した一足となった。
同じく2025年12月、ブラックとセイルの2色展開でリリースされた本作。アッパーにメッシュ、シボ感のあるレザー、そして艶やかなパテントレザーという異なる質感をミックス。素材のコントラストによって立体的かつ高級感のあるビジュアルを構築している。また、最も注目すべきは、ミッドソール上部の外周を走るレッドとグリーンのストライプだ。レッドのライン上にはブランドロゴが反復して配置され、コラボレーションモデルとしてのアイデンティティを強調。さらに、アンクル部分のメタリックシルバーのミニスウッシュや、アッパーと同化したようなビジブルエア、フィット感を高める専用レースロックなど、細部に至るまで徹底的にこだわり抜かれた仕様となっている。ちなみに"セイル"はSNKRSでも発売されたが、"ブラック"はUNDEFEATEDでのみリリース。両カラーともに激しい争奪戦が繰り広げられたことは言うまでもない。
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おわりに
怒涛のリリースラッシュとなった2025年のスニーカーシーン。そのフィナーレを飾るにふさわしい、「UNDEFEATED × Nike Air Max 95 "Medium Olive"」は、単なる復刻や新色以上の重みを感じさせる一足。世界2,000足という極めて高いハードルではあるが、手に入れることができれば、間違いなく思い出に残る「スニーカー納め」になるはずだ。
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