トラックジャケットとは?選び方と合わせ方、人気ブランドを紹介|コラム

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トラックジャケットとは?選び方と合わせ方、人気ブランドを紹介|コラム 1枚目 via:adidasnyc

トラックジャケットとは?選び方と合わせ方、人気ブランドを紹介|コラムについて

90’sリバイバル、Y2Kの影響でトレンドとなったスポーツMIXの影響で、ファッション感度の高い人々が今こぞって着用している「トラックジャケット」。デザインだけでなく、高い伸縮性や季節の変わり目に重宝するライトアウターとしても活躍する素材感が魅力で虜になる人が続出している。今回はそんなトラックジャケットにフォーカスし、選び方や合わせ方、人気ブランドのアイテムを紹介する。

目次

トラックジャケットとは?

街中でよく見かける「トラックジャケット」は、トレーニング用のアスレチックウェアとして開発されたライトアウターのこと。アスリートがウォーミングアップ時や競技前後に着用するジャケットで、フロントジッパー仕様のスタンドカラー、伸縮性の高いリブ編みの袖口などのディテールが特徴だ。主に使用される素材は、ポリエステルやナイロンなどの伸縮性のあるジャージ生地。その素材から「ジャージ」という愛称でも親しまれている。

間違えやすい「トラックジャケット」と「ジャージ」の違い

日本では、ほぼ同じ意味で使用されることの多い「トラックジャケット」と「ジャージ」。「トラックジャケット」はアイテム名であり、「ジャージ」は前述したとおり、ポリエステルやナイロンなどの伸縮性のある「ジャージ」という素材名を指していることを頭に留めておきたい。ちなみに、ジャージの正式名称は「ジャージー」。イギリスのジャージー島で作られた伸縮性の高いメリヤス生地で作られた服、またはメリヤス生地のことを指す言葉だが、現在はスポーツウェアのトップスとボトムスを総称して「ジャージ」と呼ばれることも多い。

トラックジャケットがトレンドインしたワケ

なぜ、トレーニング用のウェアであるトラックジャケットがおしゃれアイテムの一つとして注目を浴びているのか。それは、90’sリバイバル、Y2KなどのトレンドによってスポーツMIXスタイルが再燃していることが理由だ。

80~90年代にかけてヒップホップアーティストやダンサーがトラックジャケットを着用していた歴史もあり、羽織るだけで当時のカルチャーを彷彿とさせるこなれたストリートスタイルが叶う。また、伸縮性のあるジャージ素材を使用したストレスフリーな着心地も愛用者が多い理由。デザインもシンプルなものが多いため、さまざまなスタイルにマッチしやすい。トレンド感もあり・着心地も良く・合わせやすいという3拍子が揃ったトラックジャケットは、虜になる人が続出し、今や街で着ている人を見ない日はないと言っても過言ではないほどの一大ブームを巻き起こしている。

何を着ていいか悩みがちな春や秋などの季節の変わり目に重宝する生地感、冬はアウターの下に忍ばせてコーデのアクセントにしたりと、着回し力も抜群なトラックジャケットは、今ワードローブに備えておきたいアイテムだ。

トラックジャケットの上手な選び方

トレンドアイテムになったこともあり、多くのブランドから展開され、デザインの幅もグンと広がったトラックジャケット。そんなトラックジャケットを選ぶときは、サイズ感、色、柄に注目したい。その中でも特に気を付けたいのが"サイズ感"だ。トラックジャケットは、トレーニングウェアということもあり、ぴったりしたサイズを選んでしまうとラフな雰囲気が失われ、スポーティすぎる古臭い印象に。逆に大きすぎるサイズだと部屋着のようにだらしなく見えてしまうこともあるため、ほどよくフィットするジャストサイズより、やや大きめを選ぶのがベター。着丈や身幅に少しゆとりがあるサイズと考えると分かりやすい。

色・柄に関しては落ち着いた色味から着こなしのアクセントになるものまで、幅広いバリエーションが展開されている。シックに着こなすならブラックやネイビー、ベージュやカーキなどのニュアンスカラーを候補にするとシンプルな大人のスタイリングに馴染みやすい。トラックジャケットを目立たせたいときは、鮮やかなカラーを選ぶとコーデが華やぐだろう。

トラックジャケットを今っぽく着こなすコツ

トラックジャケットは、トレーニングウェアということもあり、着こなし方を誤ると反対にダサく見えてしまう落とし穴が潜んでいる。トラックジャケットを今っぽくおしゃれに着こなすコツは、ややゆとりのあるボトムスを選ぶこと。

また、トラックジャケットが落ち着いたカラーのときは、パンツやシューズでアクセントを加え、逆にトラックジャケット自体に存在感があるときは、それを引き立てるようなシンプルなアイテムを合わせることでメリハリのあるバランスの良いスタイリングに仕上がる。ジーンズ、チノパン、カーゴパンツなど、手持ちのボトムスにマッチするので、即旬のコーデが楽しめるのも嬉しいポイント。また、トラックパンツと合わせてセットアップで着こなすと上級者感も高まり、ワンランク上のストリートスタイルが完成する。

人気のトラックジャケット8選

ここからは、人気ブランドのトラックジャケットをご紹介。トラックジャケットと一口に言っても、ブランドによってデザインもさまざま。ぜひ、自分にしっくりくるブランドを見つけてみてほしい。

adidas Beckenbauer Tracktop "Navy"

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トップアスリートからストリートミュージシャンまで幅広い層から絶大な支持を集めるトラックジャケットの雄「adidas(アディダス)」。即スポーツMIXコーデへ導いてくれるブランドのシンボル「スリーストライプス」や、左胸に配されたアディダスの昔のロゴ「トレフォイルロゴ」の刺繍を採用したレトロなルックスが魅力だ。

かつてサッカーシーンを賑わせたフランツ・ベッケンバウアー氏の名を冠したこちらの「ベッケンバウアー」は、コットン混紡素材を使用し、やわらかな着心地を実現したヴィンテージ感溢れるデザインが特徴。ダブルジップになっているので、下部を開けて着こなしたりと、その日のバランスに合わせたアレンジも楽しめる。洗練された印象に決まる知的なネイビーは、トラックジャケットが初めての方や大人のストリートスタイルにもうってつけだ。

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Nike x Drake NOCTA NRG CS Woven Track Jacket "Green"

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春らしいペールトーンがシーズンムードをアップするこちらのモデルは、「Nike(ナイキ)」とカナダ出身のラッパー ドレイク氏によるコラボレーションブランド「NOCTA(ノクタ)」のもの。肩と腕の部分に切り替えを施したデザインが特徴で、一枚羽織るだけでメリハリをプラスできる。ポケット部分にNOCTAロゴが入ったジッパーを採用しているのも見逃せないディテール。素材には、耐久性が高く軽量なナイロン素材を使用。体にゆったりとフィットするサイズ感で、あらゆるインナーと合わせやすく、春秋のライトアウターにぴったりのモデルだ。

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HUMAN MADE Track Jacket "Black"

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「A BATHING APE(ア ベイシング エイプ)」の創業者 NIGO氏が手掛けるブランド「HUMAN MADE(ヒューマンメイド)」のトラックジャケットは、珍しいボタンタイプを採用したユニークなモデル。ボタンにもブランドロゴを刻印し、左胸にはヒューマンメイドのポップなロゴを刺繍した。両サイドのラインには"THE FUTURE IS IN THE PAST(未来は過去にある)"の文字グラフィックを配し、メッセージ性のある個性溢れるデザインに。セットアップ可能なトラックパンツの展開もあるため、そちらも併せてチェックしてみてほしい。

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Supreme / Umbro Track Jacket "Grey"

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ストリートの王者「Supreme(シュプリーム)」と、今年で生誕100周年を迎え、多くのブランドとコラボを行う「Umbro(アンブロ)」がタッグを組んだトラックジャケット。フロントには、着こなしのポイントになる大きめのシュプリームロゴとアンブロロゴ、Supremaxのロゴが刺繍された豪華なデザインに。左上には、イタリアに所属するサッカーチームかのようなエンブレムをプラスし、スポーティな雰囲気を盛り上げる。軽量かつ通常のナイロンに比べてやわらかいSupplexナイロンを採用し、快適な着心地を提供。フードや、裾にはドローコードが付いていたりと、さまざまなシルエットや着こなしが楽しめるのもこのモデルならではの魅力。

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Jordan Brand x A Ma Maniere Track Jacket "Cream"

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バスケットボール界のスーパースター マイケル・ジョーダン氏の名を冠した「Jordan Brand(ジョーダンブランド)」と、パリの文化とファッションにインスパイアされたセレクトショップ「A Ma Maniere(ア・マ・マニエール)」のコラボモデルは、リッチな雰囲気を漂わせるクリームカラーを採用。ブラックとベージュのサイドライン、シルバーのジップを使用することで、スポーティながらもラグジュアリーなデザインに昇華させた。左胸にはジョーダンのジャンプマンロゴとア・マ・マニエールのロゴをセット。上品なスポーティスタイルを目指したい方必見のキレイめなトラックジャケットだ。

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Needles Track Jacket - Poly Smooth "Ivy Green"

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ファッショナブルなデザインで、スポーツMIXがトレンドになる前からファッション上級者たちが着用しているのが、「NEPENTHES(ネペンテス)」の創設者 清水慶三氏が1995年に設立した日本のブランド「Needles(ニードルズ)」のトラックジャケット。これは異なる太さのラインを袖と身頃のサイドに配しているのが特徴。左胸にはニードルズを象徴するバタフライの刺繍が施され、一目見ただけでニードルズのトラックジャケットと分かる唯一無二のデザインが魅力だ。伸縮性や通気性に富んだポリエステルジャージー素材を採用しており、ロングシーズン活躍。毎シーズン新色が登場し、即完売となる人気モデルなので、気になる方は早めのチェックがおすすめ。

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A BATHING APE FRED PERRY TRACK JACKET "Camo"

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ア ベイシング エイプとトラックジャケットを定番アイテムとして展開する英国のファッションブランド「FRED PERRY(フレッドペリー)」とのコラボモデル。フレッドペリーお馴染みのテニスコートのウォーミングアップに使われていたトリコットのトラックジャケットに、ア ベイシング エイプのエッセンスを注入し、袖にはベイプのオリジナルCAMOを使用。袖のトラックテープは、本コレクションオリジナルのブラックとゴールドに変更され、フレッドペリーを象徴するローレルリースとア ベイシング エイプのAPE HEADが交互に施されている。フロントのジップもトラックテープに合わせたゴールドカラーでリュクスなムードに。一点投入で主役級の存在感を放つトラックジャケットは、ストリートコーデを格上げすること間違いなし。

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XLARGE OG Track Jacket "Orange"

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目を惹くインパクト大のネオンオレンジをまとった「XLARGE(エクストララージ)」のトラックジャケット。サイドのライン、スタンドカラー、裾は、ネオンオレンジを引き立たせると同時に全体を引き締めるシックなブラックで染め上げ、ネオンカラーでも着やすいデザインにまとめている。背面には、大きなブランドロゴがプリントされており、後ろ姿も決まる存在感たっぷりのデザインに。

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おわりに

羽織るだけで即旬の着こなしが叶うトラックジャケット。一見、タウンユースには難易度が高そうなアイテムに見えるが、実はあらゆるボトムスにマッチし、日頃履いているスニーカーとの相性も抜群。ぜひ、本記事を参考に、トラックジャケットをワードローブに迎え入れてみてはいかがだろうか。

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