【遊戯王OCG】《ドラゴンメイド》のデッキレシピと戦い方／対策方法について
『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』（遊戯王OCG）の《ドラゴンメイド》のデッキレシピと戦い方について解説していきます。
《ドラゴンメイド》は『デッキビルドパック ミスティック・ファイターズ』にてカテゴリ化された、半竜半人のメイドたちが活躍するテーマです。
TEXT：tomechu
《ドラゴンメイド》デッキの特徴
- 「下級ドラゴンメイドモンスター」と「上級ドラゴンメイドモンスター」をバトルフェイズ中に入れ替え可能
- 入れ替え効果は、相手ターンのバトルフェイズ中にも発動できる
この特徴を活かして、手札とフィールドのアドバンテージを稼いで戦っていきます。
入れ替え効果は、入れ替え先のカードが手札か墓地にあることが条件。そのため、デッキから墓地に《ドラゴンメイド》を送っていきましょう。
また、入れ替え効果は１ターンに１回しか使えないので、一斉に攻撃する際は、複数の《ドラゴンメイド》を並べていくことになります。
このデッキレシピにおける、《ドラゴンメイド》の入れ替え対応
「ドラゴンメイド・パルラ」と「ドラゴンメイド・ティルル」の場合
レベル3の「ドラゴンメイド・パルラ」と「ドラゴンメイド・ティルル」は、レベル8の「ドラゴンメイド・フランメ」もしくは「ドラゴンメイド・ルフト」と入れ替え可能です。
「ドラゴンメイド・チェイム」の場合
一方で、レベル4である「ドラゴンメイド・チェイム」の場合は少し複雑です。
このカードを手札に戻しての「ドラゴンメイド・フランメ」「ドラゴンメイド・ルフト」、またはレベル9の「ドラゴンメイド・ハスキー」やレベル10の「ドラゴンメイド・シュトラール」の特殊召喚は可能ですが、逆にそれらの上級ドラゴンメイドモンスターを手札に戻しての「ドラゴンメイド・チェイム」の特殊召喚はできません。
入れ替えではなく、あくまで“一方通行”となるので注意しましょう
キーカード
- デッキから《ドラゴンメイド》カード１枚を墓地へ送る効果を持つ「ドラゴンメイド・パルラ」
- デッキから《ドラゴンメイド》魔法・罠カードを手札に加える効果を持つ「ドラゴンメイド・チェイム」
- 手札・墓地から特殊召喚した《ドラゴンメイド》モンスターと、同じ属性でレベルが異なる《ドラゴンメイド》モンスター１体をデッキから墓地へ送る「ドラゴンメイドのお心づくし」
《ドラゴンメイド》のデッキレシピ
引用：遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ
| 安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使いやすさ |
|---|---|---|---|
| △〜◯ | ○ | ○ | △ |
| メインデッキ | 枚数 | 魔法カード | 枚数 |
|---|---|---|---|
| ドラゴンメイド・チェイム | 3枚 | ドラゴンメイドのお召し替え | 2枚 |
| ドラゴンメイド・パルラ | 3枚 | ドラゴンメイドのお心づくし | 3枚 |
| ドラゴンメイド・ティルル | 2枚 | おろかな副葬 | 1枚 |
| ドラゴンメイド・フランメ | 1枚 | ハーピィの羽根箒 | 1枚 |
| ドラゴンメイド・ルフト | 1枚 | 墓穴の指名者 | 2枚 |
| 深淵の獣マグナムート | 1枚 | サンダー・ボルト | 2枚 |
| レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン | 1枚 | 金満で謙虚な壺 | 2枚 |
| 灰流うらら | 3枚 | おろかな埋葬 | 1枚 |
| 増殖するG | 3枚 | 罠カード | 枚数 |
| 屋敷わらし | 1枚 | ドラゴンメイドのお片付け | 3枚 |
| エクストラデッキ | 枚数 | ドラゴンメイド・リラクゼーション | 1枚 |
| ドラゴンメイド・シュトラール | 3枚 | 無限泡影 | 3枚 |
| ドラゴンメイド・ハスキー | 3枚 | ||
| ストライカー・ドラゴン | 1枚 | ||
| トロイメア・フェニックス | 1枚 | ||
| 天球の聖刻印 | 2枚 | ||
| 暗影の闇霊使いダルク | 1枚 | ||
| 灼熱の火霊使いヒータ | 1枚 | ||
| 神聖魔皇后セレーネ | 1枚 | ||
| アクセスコード・トーカー | 1枚 | ||
| ヴァレルロード・ドラゴン | 1枚 |
《ドラゴンメイド》の戦い方
先攻での基本戦術
《ドラゴンメイド》デッキの目標は「ドラゴンメイド・シュトラール」を展開し、その効果で相手を妨害しつつ《ドラゴンメイド》モンスターを展開してアドバンテージを得ていくことことです。
そのため、まずは《下級ドラゴンメイド》を召喚。手札か墓地に《上級ドラゴンメイド》を置いていき、入れ替え可能な状況を作ります。
その流れで「ドラゴンメイドのお心づくし」「ドラゴンメイドのお召し替え」を使って、フィールド展開及び融合召喚への補助としましょう。
| ① | 盤面形成のために複数のカードで展開 |
|---|---|
| ② | 「ドラゴンメイド・シュトラール」を展開 |
| ③ | 効果を無効化されたら「天球の聖刻印」で妥協 |
盤面形成のために複数のカードで展開
魔法・罠をサーチできる「ドラゴンメイド・チェイム」や、融合カードである「ドラゴンメイドのお召し替え」を墓地へ落とせる「ドラゴンメイド・パルラ」などを駆使して、フィールドの展開を拡げます。
「ドラゴンメイド・シュトラール」を展開
「ドラゴンメイド・シュトラール」で相手を妨害すると「ドラゴンメイド・ハスキー」と入れ替えることになります。状況に合わせて、「ドラゴンメイド・ハスキー」を使い続けるか、再び「ドラゴンメイド・シュトラール」の召喚を目指すかを選びます。
効果を無効化されたら「天球の聖刻印」で妥協
ドラゴンメイドモンスターの効果が無効にされた場合は、ドラゴン族2体でリンク召喚できる「天球の聖刻印」での妥協策もあり。効果で相手のカードを手札に戻しつつ、デッキから好きなドラゴン族モンスターを場に出すことができます。
後攻での基本戦術
後攻の場合も、先攻と同様に「ドラゴンメイド・シュトラール」の展開が目標。しかし、先攻であれば罠カード中心のサーチによる相手への妨害を行いますが、後攻の場合は相手の盤面処理を優先しましょう。
手札・墓地から展開が可能な「ドラゴンメイドのお心づくし」での盤面展開を目指したいところです。
| ① | 相手の動きを「灰流うらら」などの手札誘発系で制限 |
|---|---|
| ② | 下級ドラゴンメイドをフィールドに展開 |
| ② | 「ドラゴンメイド・シュトラール」を展開 |
《ドラゴンメイド》と相性の良いカード
深淵の獣マグナムート |
|
|---|---|
竜の霊廟 |
|
群雄割拠 |
|
《ドラゴンメイド》の対策方法
「除外効果をもつカード」を使う
- 墓地のリソースを利用した展開が重要なデッキのため、「墓地へ送る効果」を無効化＆除外することで、展開の妨害が可能
- ただし「ディメンション・アトラクター」「D.D.クロウ」は自分が後攻でも発動可能だが、「次元の裂け目」は自分のターンにならないと発動不可
- 「マクロコスモス」は罠カードであり、セットした次のターンにならないと発動できないため、対策が間に合わない可能性も
「『手札に加える効果』を止める効果を持つカード」を使う
- 各ドラゴンメイドモンスターは「バトルフェイズに手札に戻ることで上位モンスターへ変化できる」ため、「手札に加える効果」への対策で展開の妨害が可能
- 「灰流うらら」は、その効果で「手札に加える効果」を無効化可能。更に「烙印融合」などの「デッキから墓地へ送る効果」も無効にできるため、牽制効果が高い
- デッキからのサーチを互いに制限するカード「ドロール&ロックバード」「捕違い」「手違い」などは、デッキから手札に加える動きが多い《ドラゴンメイド》デッキに対して非常に有効
「フィールドに出すモンスターに制限をかけるカード」を使う
- 《ドラゴンメイド》デッキは融合モンスターで展開してくるため、フィールドに出すモンスターを制限することで対策可能
- 同種族のモンスターを1体しか表側表示で場に出せなくする「センサー万別」で、特殊召喚・融合召喚を制限
- ドラゴンメイドモンスターはそれぞれ属性が異なるため、「御前試合」だと場に出せるモンスターをかなり制限できる
関連記事
- 《LL鉄獣戦線》のデッキレシピと戦い方／対策方法
- 《竜剣士》のデッキレシピと戦い方／対策方法
- 《鉄獣スプライト》のデッキレシピと戦い方／対策方法
- 《ティアラメンツ》のデッキレシピと戦い方／対策方法
- カード紹介「氷水啼エジル・ギュミル」「氷水大剣現」の活用法考察
引用元
yugioh-card.com
権利表記
©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
