ルイ・ヴィトンの修理はどこに頼めばいいの?専門店に依頼する際のポイントをご紹介!気になる料金目安も【コラム】

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ルイ・ヴィトンの修理はどこに頼めばいいの?専門店に依頼する際のポイントをご紹介!気になる料金目安も【コラム】について

Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)のアイテムを修理したいときは、直営店のリペアサービスを利用する方法修理専門店に依頼する方法があります。直営店で対応できる修理方法から、修理専門店に頼んだ方がよいケースなどをチェックしましょう。

目次

大切なアイテムが壊れたら直営店か修理専門店へ

ルイ・ヴィトンのアイテムが壊れたときは、『直営店に修理を依頼する』『修理専門店に依頼する』という二つの選択肢があります。それぞれの特徴を知って、修理に出すときの参考にしましょう。

直営店に依頼する

ルイ・ヴィトンでは、正規品のリペアサービスを行っています。ルイ・ヴィトンのアイテムが壊れてしまったら、まずは直営店に相談しましょう。

リペアサービスを利用するメリットは、ブランド専属の職人が純正の材料を使って修理してくれること。ステッチから革のバランスまで配慮してもらえる修理によって、ルイ・ヴィトンらしさが失われる心配はありません。

アイテムが再び手元に返ってくるときには、修理した痕跡が見当たらないほど綺麗な状態に戻っているでしょう。



修理専門店に依頼する

修理専門店とは、バッグや財布などの修理を専門に引き受けているショップのことです。ラグジュアリーブランドに対応する店は多く、もちろんルイ・ヴィトンのアイテムを修理してくれる専門店も数多くあります。

修理専門店に依頼するメリットは、『直営店よりも納期が早め』『修理費用が安く済むケースもある』などです。気軽に相談しやすいため、敷居が低いのもうれしいポイントといえます。

ただし修理専門店では多くの場合、純正品を使った修理はできません。オリジナルに近い形で復元したい場合、同じブランドのアイテムから調達したパーツや類似パーツで修理してくれるショップを選びましょう。



直営店ではどんな修理を依頼できるの?

「せっかくなら、オリジナルと同じレベルに復元したい!」という場合は、直営店のリペアサービスを利用しましょう。直営店で対応してもらえる修理や、気になるポイントを紹介します。

■バッグの修理


ルイ・ヴィトンのリペアサービスでは、バッグについて以下の修理に対応してくれます。

⚫︎ファスナー・金具の交換
⚫︎南京錠の交換
⚫︎ビスの交換
⚫︎ハンドルの交換
⚫︎ショルダーストラップの交換
⚫︎部分・全体の縫い直し など


■財布やキーケースなどの修理


財布やキーケースの場合、リペアサービスで以下の修理をしてもらえます。

⚫︎ファスナー・金具の交換
⚫︎スナップボタンの交換
⚫︎部分・全体の縫い直し
⚫︎フチの塗り直し
⚫︎開閉金具の交換 など


保証書は必要?

ルイ・ヴィトンは『ギャランティカード(保証書)を発行しないラグジュアリーブランド』として知られています。そもそも保証書がないので、リペアサービスで提示を求められることはありません。

以前ルイ・ヴィトンの商品は、『シリアルナンバー』の刻印が保証書の代わりとされていました。しかし近年のルイ・ヴィトンはシリアルナンバーの刻印さえ廃止し、製品情報をタグに埋め込む『RFID(Radio Frequency Identification)』という技術を導入しています。RFIDのチェックで正規品と確認できれば、スムーズにリペアサービスを受けられるでしょう。どうしても不安な場合は、買ったときにもらう購入証明書やレシートを持参するとよいかもしれません。

直営店・修理専門店の料金の目安は?

・直営店リペアサービス

ルイ・ヴィトンの直営店が行っている正規品のリペアサービスの料金については、公式サイトに修理費用の記載はありませんが、目安は修理専門店の約1.2~2倍ほどです。

・修理専門店

バッグや財布などの修理を専門に引き受けている修理専門店の料金については、その店によりさまざまです。しかし、一般的に正規ストアより安く、納品までの日数が短いのでお急ぎの人はおすすめです。

■修理専門店のバッグの修理料金目安

⚫︎ファスナー・金具の交換・・・約6,000〜9,000円
⚫︎染め直し・・・約20,000〜23,000円
⚫︎ほつれの修理・・・約1,000~4,000円
⚫︎内張りの修理・・・約12,000~30,000円
⚫︎ハンドルの交換・・・約6,000〜15,000円

■修理専門店の財布の修理料金目安

⚫︎ファスナー・金具の交換・・・約9,000~12,000円
⚫︎染め直し・・・約9,000~12,000円
⚫︎ほつれの修理・・・約1,000~4,000円
⚫︎破れの修理・・・約6,000〜9,000円
⚫︎内装交換・修理・・・小銭入れや札入れが約6,000円

修理の申し込み方法

オリジナルに近い形で修復したいなら、直営店のリペアサービスを利用するのがおすすめです。リペアサービスに申し込む方法を見ていきましょう。

店頭への持ち込み

公式のリペアサービスを利用できるのは、全国のルイ・ヴィトンストア(阪急梅田店・阪急メンズ店・ルイヴィトン ドーバーストリートマーケット 銀座店を除く) 。

ルイ・ヴィトンは、北は北海道から南は沖縄まで50以上もの店舗を日本国内で展開しているブランドです。公式の店舗検索ページで最寄りの直営店を探してみましょう。

修理してほしいアイテムを店舗に持ち込めば、リペアサービスを受けられます。持ち込み後は、見積の提示・修理・検品・引き渡し(代金の支払い)という流れです。

修理の上限は1回につき2点まで、直近12カ月で12点までと定められています。



配送による申し込み

どうしても店舗に足を運べない場合は、配送による修理の申し込みも可能です。修理したいアイテムに署名済みの『修理申込書』を添えて、『ルイ・ヴィトン修理担当係』に送りましょう

配送による修理で注意したいのが、ルールの詳細をきちんと理解しておくこと

修理申込書には『1点ずつ梱包・送付する』『ヤマト運輸で送付する』など、ルールや注意事項が記載されています。しっかり目を通し、納得した上で修理を依頼しましょう。リペアサービスのページで最新の情報を確認しておくと、さらに安心です。

修理申込書はWebからダウンロードできるほか、郵送・FAXで送付してもらうこともできます。



修理専門店を利用するのはどんなとき?

ラグジュアリーブランドのアイテムは、直営店に修理を依頼するのがベスト。とはいえ、状況によっては修理専門店を利用せざるを得ないケースもあります。修理専門店を選択肢に入れるのは、どんな場合なのでしょうか?

急いでいる場合

ルイ・ヴィトンのリペアサービスでは、納期の目安が『6週間』とされています。さらに配送の場合は見積提示までに長い時間がかかるとされており、急な修理には対応できません。

修理専門店なら、正規店よりも早く対応してくれる可能性があります。例えば、ほつれを直したりファスナーを付け替えたりといった軽度の修理なら、約1週間で修復が終わる店舗も見つかるでしょう。

ただしラグジュアリーブランドのクオリティは、正規のメンテナンスを受けてこそ保たれます。

『職人の高い技術力』『高品質な素材』に魅力を感じてアイテムを購入したのであれば、よほどの事情がない限り正規店でメンテナンスを受けた方が安心です。



直営店では修理不可の場合

直営店でリペアサービスを受けられない場合は、修理専門店に依頼するほかありません。

基本的に直営店でのメンテナンス対象となるのは、『正規品で他者や他店の手が加わっていないもの』です。

正規店以外で購入したりカスタムを加えたりしたアイテムは、リペアサービスの対象外となります。過去に正規店以外でメンテナンスを受けたアイテムも、直営店でメンテナンスを受けるのは難しいでしょう。

このほか、すでに廃盤になっているアイテムもメンテナンスを断られたり高額な修理費がかかったりする可能性があります。

修理専門店なら、正規品か否かを問われることはありません。メンテナンス可能な状態であれば、廃盤品でも修理してもらえます。



修理専門店に依頼するときの確認ポイント

修理専門店を利用する場合、『きれいに修理しできるのか』『料金はどれくらいか』が気になるところ。大切なアイテムを預けるにあたって、ポイントをしっかり調べておきましょう。

依頼先の技術力

『修理専門』と謳っていても、修理のスキルにはバラつきがあるのが現状です。安易に依頼先を選ぶと、手元に戻ってきたアイテムを見てガッカリする事態になりかねません。

特にルイ・ヴィトンのようなラグジュアリーブランドのアイテムは、縫製技術が高度です。スキルのない修理専門店では対応が難しく、修理した部分だけが悪目立ちする場合もあります。

ルイ・ヴィトンのアイテム修理の実績が多い修理専門店なら、スキル・ノウハウともに十分なはずです。比較的安心して修理を依頼できるでしょう。



修理内容によって変わる料金


バッグや財布といったブランド品の修理では、素材や直す部分・範囲によって料金が大きく異なります。部品を調達しにくい場所だと、より高額な修理費用がかかるでしょう。

例えば『ほつれ直し』は数千円で修理してくれる店舗が多い一方、『ハンドルの交換』『底面の革張替え』といった大きな修理は高額になりがちです。修理費が10万円以上になることも珍しくありません。

料金設定は、修理専門店によって異なります。修理の内容・料金のバランスを十分にチェックして、納得できる店を選びましょう。



Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)のアイテムの扱い方

ラグジュアリーブランドらしく高品質な素材と、高い縫製技術で仕上げられたルイ・ヴィトンのアイテムたち。バッグや財布、キーケースなど日常的に使うアイテムは、どのように扱えばよいのでしょうか?

丁寧に優しく扱おう

ルイ・ヴィトンのアイテムに強い衝撃を与えたり、圧をかけたりするのは禁物です。乱暴に扱うと、表地やライニングが傷みやすくなってしまいます。

財布やバッグなどに使われている主な素材は、『生地に樹脂加工を施したキャンバス』や『レザー)』です。

キャンバスは防汚性・耐久性に優れていますが、摩擦によって塗料が剥がれることがあります。硬いものとの接触を避け、引きずったりこすったりしないように注意しましょう。

一方、レザーは水や湿気・汚れに要注意です。物をたくさん入れると形崩れするため、収納物の量も調整しなければなりません。保管するときは風通しのよい場所に置き、湿気を避けましょう



どんな部分が壊れやすいの?

高いクオリティで知られるルイ・ヴィトンのアイテムでも、経年による劣化・ヘビーユースによる傷みは避けられません。

特に壊れたり傷んだりしやすいのは、バッグだと持ち手・底部・金具部分などです。財布なら、金具やフチ部分・折り目部分の劣化に注意しましょう。

基本的にどのアイテムも、連続して使い続けると劣化が早くなります。お気に入りのアイテムを長持ちさせたいなら、休ませながら使うことも大切です。

ただし、ルイ・ヴィトンのアイテムは『修理しながら長く使うこと』を想定して作られています。充実したリペアサービスを利用すれば、劣化したり壊れたりしても買い換えずに済む可能性が高いでしょう。



メンテナンスで長く使い続けられる

ルイ・ヴィトンのアイテムは、メンテナンスを加えながら長く使うことが想定されています。傷や汚れが気になり始めたら、修繕の方法を検討しましょう。

直営店のリペアサービスなら、純正パーツでの修理が可能です。クオリティの高さを保ったまま、アイテムがきれいに生まれ変わります。メンテナンスから返ってきたアイテムを見れば、買ったときの気分がよみがえってくるはず。

直営店で対応不可のアイテムは、修理専門店に依頼する方法もあるので「もう使えない…」と諦める前に、メンテナンスに対応してくれる店を探しましょう。

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