昨今のアメカジ人気の定着を受け、巷で注目を集めているのがトラッカージャケット、いわゆるGジャンだ。その中でも「リーバイス」のGジャンの着用者を街中で見ない日はない。1stや2nd、3rdに代表されるヴィンテージはもちろん、USA製レギュラーや「リーバイス ビンテージ クロージング」の各年代モデルに至るまで、その選択肢はさまざまだ。
そこでスニダン編集部は、好評だった前回の501®スナップに続き、各ショップの店頭スタッフが愛用するリーバイスのGジャンに注目していく。今回は松陰神社前に店を構える"decembre"のオーナー・大石さんをスナップ!王道のアメリカ古着から、ひと捻り効いたユーロものまで厳選して揃える同店を営む彼がいま愛用する一着とは?
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一部では"ヴィンテージ疲れ"してる客も?「気楽でちょうどいい」アメカジを体現する4thの後継モデル
ジャケット / Levi's、トップス / Quiksilver、パンツ / Levi's、シューズ / sakaguchitaichi
僕の着こなしの軸は、昔も今もアメカジです。ただ、年齢を重ねていくうちに、アメカジ特有の土臭いバランスに少し飽きてきちゃったんですよね。最近はアメカジ一辺倒にならないよう、ミックス感を大切にしています。上半身は気取らないカジュアルさを残しつつ、下半身には今日選んだリーバイスのスタプレのように少し変わった色や柄のスラックスを合わせることが多いですね。足元は、ここ数年ずっと革靴が気分です。
大石さんが愛用するのは80年代の"70506"。俗に4thと呼ばれる"70505"の後継モデルとされている。程よく色が残るインディゴとゆとりのあるシルエットが魅力の一着
70506を特徴づけるのは両脇のハンドウォーマーポケット。自然に手を収められる配置が、リラックスした立ち姿を作る
パンツは深みのあるブルーが目を引く「リーバイス」のスタプレをチョイス。足元は「サカグチタイチ」の革靴で端正にまとめた
自分自身の普段着はレギュラー古着が気楽でちょうどいいんですよね。ずっと古着を見ていると「ヴィンテージはもういいかな…」とふと疲れてしまう瞬間があって(笑)。うちに来てくれるコアな古着好きのお客さんの中でも、そういう方はいま増えてる気がします。もちろんヴィンテージの1stや2ndが文句なしに格好いいのは大前提にあるのですが、価格が高騰しすぎて一般的な古着好きの方にとってはもう手が届かない存在になりつつありますよね。僕個人の着こなしとしても、レギュラー古着に小綺麗な現行のアイテムをさらっと混ぜるくらいの、肩の力を抜いた塩梅が一番しっくりきます。
襟元には不自然な位置にフェード跡が走る。狙って出せないリアルな色落ちも古着ならではの醍醐味だ
襟のフェード跡から推測して前所有者の着方を再現してみせる大石さん。「前の持ち主のクセが残る古着は面白いですよね」
欠損せず綺麗に残った紙パッチ。"46R"の印字こそ、ゆとりあるシルエットを叶える希少なビッグサイズの証拠だ
リーバイスのGジャンは、僕にとっての最強のライトアウターみたいな感覚があります。「ギャップ」や「ラルフローレン」をはじめ、あらゆるブランドがサンプリングしてきた背景を見ても、まさに現代のデニムジャケットの原点ですよね。インナーもTシャツやスウェットからシャツ、ニットまで何でも合いますし、これを羽織れば間違いないという安心感があって、一着持っておくとなんだかんだで重宝しますね。
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