国内最大規模の都市型音楽フェス「SUMMER SONIC 2026(サマーソニック2026)」が8月14日から3日間にわたって開催された。スニダン編集部も最終日となる8月16日に幕張メッセ&ZOZOマリンスタジアムへ。会場を見渡すと、こだわりのストリートアイテムを軸にしたスタイルや変わりやすい天候を見越したテックウェアの活用など、多種多様なフェスコーデがあふれていた。本稿では、熱気に包まれる現場で個性が光っていた注目のスナップをお届けする。
1. 透け感あるシェルで夏らしさを演出
PROFILE:Tatsuya(@tatsuya_bud)/26歳/アパレル
お目当てのアーティスト:MGK
「夏らしさを意識した」という、トランスルーセント仕様のビーチシェルを使ったレイヤードスタイル。存在感の強いプレイコムデギャルソンの迷彩ハートを程よく中和させ、ナイキACGのショーツや足元のペガサス42と上手くMIXしている。アイウェアにはプラダをチョイスし、テックに寄り過ぎない工夫がなされている点も参考にしたい。
2. ボックスロゴTに合わせる機能性抜群のパンツ
PROFILE:hayato/30歳/会社員
お目当てのアーティスト:Suchmos、Jamiroquai
目を引くパープルのTシャツは、グラフィティ界の生ける伝説フューチュラ氏とシュプリームがコラボした24SSの人気作。ペイズリー柄のボトムスは、軽量かつ吸水速乾・通気性に優れる高機能素材"RIRANCHA®︎"を採用しており、夏フェスにもってこいの一本だ。日差しから雨まで凌げる実用的なバンダナもコーデのアクセントになっている。
3. 細部まで計算し尽くされたドイツスタイル
PROFILE:Maggie/23歳(写真左)、Kat/22歳(同右)
<写真右>トップス:ARC'TERYX
ドイツから遥々お越しのMaggieさんとKatさん。Maggieさんはシアーなレース素材のタンクトップにクロップドのトラックパンツ、ドクターマーチンのシンクレアをチョイス。オールブラックながら素材の組み合わせや丈感のバランス、重ね着けしたシルバーアクセなどにより爽やかさも失わない、緻密に計算されたスタイリングだ。
一方Katさんは、ワークキャップやカーゴパンツを使ったルーズなミリタリースタイル。トップスにはややオーバーサイズなアークテリクスのアルファを合わせ、悪天候への備えも万全だ。その下にはタンクトップを忍ばせており、熱気に包まれる屋内ステージでの温度調整も抜かり無い。足元の履き込まれたスニーカーも、絶妙な抜け感をプラスしている。
4. フェスでもクロムやリックで自分色を前面に
PROFILE:チャト/41歳/会社員
お目当てのアーティスト:WANIMA、YUKI、L'Arc〜en〜Ciel
「こんな格好でフェスに来る人いないですよね(笑)」と仰っていたチャトさん。クロムハーツのTシャツにリックオウエンスのワイドカーゴパンツ、"少しでもライブが見やすいように"とチョイスしたメガソールレースブーツの組み合わせは会場でも一際異彩を放っていた。自分のスタイルを崩さない、都市型フェスならではの着こなしだ。
5. ブラックで統一した大人顔のゲームシャツコーデ
PROFILE:keke/48歳/公務員
お目当てのアーティスト:Jamiroquai
全身をブラックで統一した、落ち着きのある大人のフェススタイルを見てみよう。シュプリームのキャップを被りつつ、主役のトップスにはアディダスとエブリワンコラボのゲームシャツを選択。アークテリクスのバックパックやブリーフィングのサコッシュ、足元のサロモンXT-6など、機能的なギアを効果的に配した抜かりのない構成だ。
6. サロモンで雨にも備えるアーバンストリート
PROFILE:しゅうま/21歳/学生
お目当てのアーティスト:Jamiroquai、Suchmos
グリーン×ブラックを基調に、トップスにはアウトドアブランド「Foxfire(フォックスファイヤー)」のチェックシャツ、ボトムスにはディッキーズのジョーツを合わせたアーバンストリートスタイル。バンダナやヒューマンメイドのナップサックなど小物使いも光る。水辺での使用も想定されたサロモン XA プロ 3D アンフィブで雨対策もバッチリ。
7. インパクト大なフォトTを主役に据えて
PROFILE:しんご/21歳/学生
お目当てのアーティスト:Jamiroquai
Tシャツ前面にあしらったプロスケートボーダー、カレン・ケープルズ氏のフォトプリントはしんごさんも"可愛い!"とお気に入り。全身ブラック基調ながら、パレスコラボのエアマックス95やペールブルーのPロゴキャップが爽やかな印象をプラスしている。バッグのチャームやカラビナも彩りを添える、ポップなストリートスタイルだ。
おわりに
ストリートブランドの大胆な取り入れから、変わりやすい天候に対応するアウトドアギアの巧みなミックスまで多様なスタイルが見られた。長時間のライブを乗り切る機能性を担保しつつも、決して自分らしさを妥協しない都市型フェスならではの洗練された着こなしは非常に学びが多い。ぜひ本稿を参考に夏フェスへ足を運んでみてほしい。


