誰もが一度は履いてみたい"ハイプな一足" Vol.11「トロフィールーム × ナイキ エアジョーダン1 ハイ OG "シカゴ"」について
根っからのスニーカー好きなら一度は耳にしたことがあるであろう「ハイプ」という言葉。元々の辞書的な意味では「虚偽広告」「誇大な宣伝」を示すネガティブな単語だったが、いつの間にかそれが「流行の」「旬の」「カッコいい」というニュアンスに転じ、いまでは「市場価値の高いアイテム」を指すようになった。
本連載では、そんな不思議な流れを経て世間に定着しつつある「ハイプなアイテム」、とりわけ「ハイプなスニーカー」をフィーチャー。Vol.11である今回は「Trophy Room × Nike Air Jordan 1 High OG "Chicago"」について解説したい。
「Trophy Room × Nike Air Jordan 1 High OG "Chicago"」をチェック「Trophy Room × Nike Air Jordan 1 High OG "Chicago"」の魅力
マイケル・ジョーダン氏の次男マーカス氏が主催する「Trophy Room」とのコラボモデルである、こちら。パッと見た感じは名作「Nike Air Jordan 1 High OG "Lost & Found/Chicago"」や「Nike Air Jordan 1 Retro High "Chicago" (2015)」のようだが、よくチェックすると明確な違いが見えてくる。
まず注目したいのは踵部分に刻印されたサインで、これは他ならぬMJ本人によるもの。また、半透明のアウトソールからはスニーカー底面に配された青と赤の星たちがその姿を覗かせているため、周囲にさりげなく存在感をアピールできるスペシャルな一足だ。
記事作成時(2024年9月6日)のスニダンでの最安値は¥222,222。決して安くはないが価値ある買い物となるため、気になる人はこれを機にチェックしてみて欲しい。
「Trophy Room × Nike Air Jordan 1 High OG "Chicago"」をチェック
「誰もが一度は履いてみたい"ハイプな一足"」バックナンバー
▶Vol.1「Travis Scott × Nike Air Jordan 1 Retro High OG TS SP "Sail/Dark Mocha"」▶Vol.2「Tiffany & Co. × Nike Air Force 1 Low "1837"」
▶Vol.3「Nike Air Jordan 4 "Black Cat"」
▶Vol.4「Dior × Nike Air Jordan 1 Low OG "Wolf Grey/Black-Sail-White"」
▶Vol.5「Off-White × Nike Air Jordan 1 High UNC "White/Dark Powder Blue"」
▶Vol.6「Travis Scott × Fragment × Nike Air Jordan 1 Low OG SP "Military Blue"」
▶Vol.7「Travis Scott × Nike Air Jordan 1 Low OG SP-T "Black/Dark Mocha"」
▶Vol.8「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Shattered Backboard"」
▶Vol.9「Travis Scott × Nike Air Jordan 1 Low Golf NRG "Neutral Olive"」
▶Vol.10「Travis Scott × Nike Air Jordan 1 Low OG SP "Black Phantom"」