誰もが一度は履いてみたい"ハイプな一足" Vol.2「ティファニー × ナイキ エアフォース1 ロー "1837"」について
根っからのスニーカー好きなら一度は耳にしたことがあるであろう「ハイプ」という言葉。元々の辞書的な意味では「虚偽広告」「誇大な宣伝」を示すネガティブな単語だったが、いつの間にかそれが「流行の」「旬の」「カッコいい」というニュアンスに転じ、いまでは「市場価値の高いアイテム」を指すようになった。
本連載では、そんな不思議な流れを経て世間に定着しつつある「ハイプなアイテム」、とりわけ「ハイプなスニーカー」をフィーチャー。Vol.2である今回は「Tiffany & Co. × Nike Air Force 1 Low "1837"」について解説したい。
「Tiffany & Co. × Nike Air Force 1 Low "1837"」をチェック「Tiffany & Co. × Nike Air Force 1 Low "1837"」の魅力
2023年の2月。Nikeの名作「Air Force 1」をベースとする、驚きのコラボモデルがリリースされた。老舗スポーツブランドとタッグを組んだのは、なんとあの「Tiffany & Co.」。1837年創業のアメリカを代表する高級ジュエリーブランドだ。
そんな両ブランドが生み出した「Tiffany & Co. × Nike Air Force 1 Low "1837"」の特徴は、なんといってもそのカラーリング。ひと目でそれとわかる、通称"ティファニー ブルー"を用いたスウッシュが、極めて品質の高いブラックスウェードの上に鎮座している。
さらにさらに、見逃してはいけないのがヒール部分のアクセント。ティファニーがアメリカ企業として1851年に初めて定めた「シルバーの純度基準=92.5%」を示す数字などがレーザーで刻まれたプレートが、静かに、しかし力強く主張している。
発売当時の価格は¥48,400であり、この時点でスニーカーとしてはなかなかの高級品だが、スニダンでの最安値は2024年5月31日現在で¥227,999。これからどんどん上がる可能性も否めないため、気になる人は早めに手に入れるのが得策かもしれない。
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