誰もが一度は履いてみたい"ハイプな一足" Vol.4「ディオール × ナイキ エアジョーダン1 ロー OG "ウルフ グレー/ブラック-セイル-ホワイト"」について
根っからのスニーカー好きなら一度は耳にしたことがあるであろう「ハイプ」という言葉。元々の辞書的な意味では「虚偽広告」「誇大な宣伝」を示すネガティブな単語だったが、いつの間にかそれが「流行の」「旬の」「カッコいい」というニュアンスに転じ、いまでは「市場価値の高いアイテム」を指すようになった。
本連載では、そんな不思議な流れを経て世間に定着しつつある「ハイプなアイテム」、とりわけ「ハイプなスニーカー」をフィーチャー。Vol.4である今回は「Dior × Nike Air Jordan 1 Low OG "Wolf Grey/Black-Sail-White"」について解説したい。
「Dior × Nike Air Jordan 1 Low OG "Wolf Grey/Black-Sail-White"」をチェック「Dior × Nike Air Jordan 1 Low OG "Wolf Grey/Black-Sail-White"」の魅力
戦後間もない1946年のフランス・パリにて、メゾンデザイナーであったクリスチャン・ディオール氏が自身の名を冠して立ち上げた「DIOR」。ファーストコレクションはその翌年、モンテーニュ通り30番地にオープンした彼らのサロンにて発表されたという。
それから70年以上が経った2020年、DIORはとあるスポーツメーカーとのコラボスニーカーをリリースすることとなる。その相手は、なんと「NIKE」。同社の代表モデルである「Air Jordan 1」のローカットをベースにしたのが、こちらの「Wolf Grey/Black-Sail-White」だ。
パッと見た感じは白・ライトグレーを用いた柔らかな印象のスニーカーだが、特筆すべきはスウッシュ。NIKEの象徴にDIORお馴染みの柄を重ね合わせた、スペシャルな一足となっている。なお、価格も負けじとスペシャルで、発売時のプライスは驚愕の¥226,800!さらにスニダンでの最安値は記事執筆時の2024年6月14日で¥900,000という、正真正銘の「ハイプな一足」に。
今後の価格変動は読めないが、もしこれを読んで気になった人がいたら早期購入を視野に入れてみてもいいかもしれない。
「Dior × Nike Air Jordan 1 Low OG "Wolf Grey/Black-Sail-White"」をチェック
「誰もが一度は履いてみたい"ハイプな一足"」バックナンバー
▶Vol.1「Travis Scott × Nike Air Jordan 1 Retro High OG TS SP "Sail/Dark Mocha"」▶Vol.2「Tiffany & Co. × Nike Air Force 1 Low "1837"」
▶Vol.3「Nike Air Jordan 4 "Black Cat"」