誰もが一度は履いてみたい"ハイプな一足" Vol.8「ナイキ エアジョーダン1 レトロ ハイ OG "シャッタード バックボード"」について
根っからのスニーカー好きなら一度は耳にしたことがあるであろう「ハイプ」という言葉。元々の辞書的な意味では「虚偽広告」「誇大な宣伝」を示すネガティブな単語だったが、いつの間にかそれが「流行の」「旬の」「カッコいい」というニュアンスに転じ、いまでは「市場価値の高いアイテム」を指すようになった。
本連載では、そんな不思議な流れを経て世間に定着しつつある「ハイプなアイテム」、とりわけ「ハイプなスニーカー」をフィーチャー。Vol.8である今回は「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Shattered Backboard"」について解説したい。
「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Shattered Backboard"」をチェック「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Shattered Backboard"」の魅力
今回の「ハイプな一足」にピックアップしたのは、オレンジ×黒×白のコントラストが美しい「Shattered Backboard」。しかし、気になるのはその変わった名前だ。およそカラーを指す名称とは思えないこちらには、ちゃんとした由来があるのをご存知だろうか。
1985年に開催されたとある試合において、マイケル・ジョーダン氏が決めた超豪快なダンクシュートでゴールのバックボードが粉々に破壊されてしまったんだとか。そんな衝撃的な"事件"の名前を冠した一足が「Shattered(粉々に砕け散った) Backboard」というワケ。
いまから9年ほど前にリリースされたこちらだが、現在(記事作成時の2024年7月23日)、スニダンでの最安値は¥190,000となっている。古いモデルであって出品数もそう多くないため、気になる人は早めに手に入れておきたい一足だ。
「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Shattered Backboard"」をチェック
「誰もが一度は履いてみたい"ハイプな一足"」バックナンバー
▶Vol.1「Travis Scott × Nike Air Jordan 1 Retro High OG TS SP "Sail/Dark Mocha"」▶Vol.2「Tiffany & Co. × Nike Air Force 1 Low "1837"」
▶Vol.3「Nike Air Jordan 4 "Black Cat"」
▶Vol.4「Dior × Nike Air Jordan 1 Low OG "Wolf Grey/Black-Sail-White"」
▶Vol.5「Off-White × Nike Air Jordan 1 High UNC "White/Dark Powder Blue"」
▶Vol.6「Travis Scott × Fragment × Nike Air Jordan 1 Low OG SP "Military Blue"」
▶Vol.7「Travis Scott × Nike Air Jordan 1 Low OG SP-T "Black/Dark Mocha"」