高級時計ブランド22選!特徴や価格なども紹介!について
日本で「高級腕時計」といえば「OMEGA(オメガ)」「ROLEX(ロレックス)」「Grand Seiko(グランドセイコー)」などが有名だ。しかしなんと、これらのブランドは「世界三大時計ブランド」には含まれていない。
本記事では、そんな世界三大時計ブランドを始め、大人の男性の魅力を引き立てる高級時計ブランドについて、それぞれの特徴や価格帯を紹介する。
高級時計とは
via:unsplash
高級時計は、単なるアクセサリーではない。大人としての身だしなみであり、ステータスを示す重要なアイテムだ。身に着けるだけで気持ちが引き締まり、自然と背筋も伸びてくる。
そんな高級時計は、生涯を通じて寄り添ってくれる大切な相棒となるケースがほとんど。なので「どのブランドにしようか?」と迷ったときは、アフターサポートの充実度も指針の一つとなる。
また「いくらから高級時計になるのか?」と疑問を抱く人もいるかもしれないが、もちろん「高級」を定義する具体的な定義はない。一般的には数十万円以上を高級時計と呼ぶケースが多いようだが、価格帯はブランドによって大きく異なる。ゆえに何よりも大切なのは「自分にあったアイテムを見つけること」だ。
世界三大時計ブランド
「三大時計」として世界的に知られているのは「Patek Philippe(パテックフィリップ)」「AUDEMARS PIGUET(オーデマピゲ)」「Vacheron Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)」の3ブランド。普段の生活で目にする機会は少ないが、いずれもスイスの老舗だ。
スイスでは16世紀頃から時計が作られており、19世紀には世界的に評価されるようになった。現在も多くのハイブランドがスイスを拠点に事業を行っており、スイス産の時計の売上高は腕時計市場の5割以上を占めるといわれている。
そんなスイスが誇る、世界三大時計ブランドをそれぞれ見ていこう。
1.Patek Philippe(パテック フィリップ)
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「パテック フィリップ」は1839年に創業した歴史ある高級時計メーカー。世代を超えた人気コレクション「カラトラバシリーズ」、希少なハンドクラフトの「グランド・コンプリケーション」など、芸術品のような時計が並ぶ。
同社は世界三大時計ブランドのなかでもトップに君臨する存在で、自社で一貫製造するマニュファクチュールとしてはもっとも高価であるとされており、1,000万円を超える時計も少なくない。
パテック フィリップ アクアノート 5167A-001 "ブラック / ブラック"
via:patek
「カラトラバシリーズ」や「ノーチラスシリーズ」と並び、人気モデルの一つに数えられているのが「アクアノート」だ。
丸みを帯びた八角形のケースとハイテク・コンポジット素材の「トロピカルバンド」の組み合わせに、ブランドのセンスが宿っている。
2.AUDEMARS PIGUET(オーデマピゲ)
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1875年の創業から今日まで、スイスのジュー渓谷で製造を続けているのが「AUDEMARS PIGUET(オーデマピゲ)」だ。ジュー渓谷はスイス西部、フランスとの国境付近にあり、時計産業の中心地として知られる。
同社はスイス時計の伝統を守りながら、新しい機構の発明に力を入れてきたブランドでもある。2022年は有名コレクション「ロイヤルオーク」が誕生から50周年を迎え、大きな話題を呼んだ。オーデマピゲのアイテムは数百万円がメインの価格帯となる。
オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック "ゴールド / ターコイズ" 15550BA.OO.1356BA.01
via:audemarspiguet
ブランドを代表する、フラッグシップモデルの一つ。定番はステンレススティールモデルだが、ラグジュアリー感を楽しむなら18Kイエローゴールドモデルがおすすめだ。
天然のターコイズを使用したダイアルは気品があって美しく「高級スポーツウォッチ」と呼ぶにふさわしい。
3.Vacheron Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)
1755年創業の「Vacheron Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)」は、世界三大時計ブランドの中でも最も長い歴史を刻んでいるブランドだ。その技術は世界的に高く評価されており、ルーブル美術館に展示されている美術品の修復支援にも携わっている。
代表的なコレクションは、「オーヴァーシーズ」「パトリモニー」「フィフティーシックス」などで、価格は300万円台から数千万円までと幅が広い。
ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ・クロノグラフ "シルバー / ブルー" 5500V/110A-B148
「ラグジュアリースポーツ」を体現するアイコンモデル。ステンレススティール×ブルーダイアルには、ビジネスシーンにもマッチする威厳と気品がある。
ステンレススティール・レザー・ラバーのベルトが付属しており、気分次第で付け替えられるのもうれしい。
世界五大時計ブランド
世界三大時計ブランドに「A. LANGE & SOHNE(A.ランゲ&ゾーネ)」「Breguet(ブレゲ)」を加えたのが「世界五大時計ブランド」だ。
「A.ランゲ&ゾーネ」はドイツ、「ブレゲ」はパリ生まれだが、いずれも長い歴史と卓越した技術・精巧な職人技を持ち、世界中で愛されている。
スイス時計とは異なる背景やストーリーを持つ、両ブランドの魅力を見ていこう。
1.LANGE & SOHNE(A.ランゲ&ゾーネ)
via:alange-soehne
「ランゲ&ゾーネ」は1845年にドイツで創業したブランド。時代に翻弄されながらも地道に邁進を続け、いまや世界的な時計メーカーとしての地位を築いた。
代表的なモデルとしては、ランゲの伝統と新しい決意を詰め込んだ「1815」、究極のシンプル機構が美しいハーモニーを奏でる「サクソニア」などがある。 完璧を追求して作り込まれた腕時計は、モノづくり大国・ドイツが世界に誇るブランドらしい、完成度の高い仕上がり。200万円台の人気モデルもあるので、ぜひ一度チェックしてみよう。A.ランゲ&ゾーネ ランゲ1 18Kイエローゴールド製 "ブラウン / アイボリーシルバー" 191.021 / LSLS1911AA
via:alange-soehne
「A.ランゲ&ゾーネ」の顔ともいえる代表的なモデル。18Kイエローゴールド製の腕時計は、同社の歴史と伝統を感じさせるクラシックなデザインが特徴だ。
アシンメトリーなダイアルのレイアウトが、唯一無二の個性を発揮している。ムーブメントに希少性の高い手巻き式が採用されている点も、時計ファンの心をくすぐるに違いない。
2.Breguet(ブレゲ)
via:prtimes
1775年にフランス・パリで創業した「ブレゲ」。現在はスイスの「スウォッチ」グループの一員だ。グループの中では最高クラスのラグジュアリーレンジに属しており、新技術の開発にも力を入れている。
「マリーン」は、ブランドの伝統にスポーティーな雰囲気がプラスされたコレクション。現代的なデザインが特徴で、鮮やかなブルーの文字版は特に人気が高い。価格帯は幅広く、数百万から数千万円だ。
ブレゲ マリーン トゥールビヨン エクアシオン マルシャント "ネイビー / ネイビー" 5887PT/Y2/9WV
via:breguet
かつてフランス海軍のマリン・クロノメーター(航海用精密時計)を手掛けた、ブレゲの歴史を感じさせるコレクション。
ネイビーカラーが美しいこちらのモデルは、ブレゲのアイコンと呼ぶにふさわしいグランデコンプリケーションウォッチだ。波模様やアンカーの針が配置されたダイアルのデザインに、ブレゲのこだわりが詰まっている。
高級時計ブランド
これまで紹介してきた世界五大時計以外の高級時計は、日本人にもなじみのあるブランドが多い。ミドルクラスのアイテムであれば、数十万円から購入可能だ。
ただし、高級時計には人気があり過ぎて市場に出回らないモデルも少なくない。また、悩んでいる間に売り切れてしまうケースも多々ある。
すなわち時計との出会いは、インスピレーションとタイミングが大切。購入する前にブランドの特徴や魅力を知っておくことで、自分の好みにあった時計を見つけやすくなる。
1.Richard Mille(リシャール・ミル)
via:richardmille
2001年にスイスで創業した「腕時計のF1」をコンセプトとする新鋭ブランド「リシャール・ミル」。驚くべきはその価格で、ほとんどのアイテムが1,000万円以上に設定されており、なかには1億円近いものもある。
価格の理由は、同社の独創的な技術だ。チタンやカーボンなどを使ったものが多く、これまでの高級時計では考えられないほど軽量に仕上げられている。これらは市場での流通量が非常に少なく、希少性も高い。
リシャール・ミル オートマティック フライバック クロノグラフ GMT "ブルー / グレー" RM 11-05
via:richardmille
独自開発によって生まれた新素材・グレーサーメットを採用したモデル。チタンの軽量性とダイヤモンドの硬度を備えた、革新的な腕時計だ。
腕時計に求められる「正確性」「堅牢性」「軽量性」「実用性」「機能性」の全てを高度なレベルで兼ね備えており、リシャール・ミルの時計作りへのこだわりをしっかりと感じられる。
2.JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト)
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1833年に創業したスイスブランドで、現在はリシュモングループに属している「ジャガー・ルクルト」。数々の独創的な時計を製造してきたことで知られており"技術屋"と称されることも少なくない。時計を専門に扱うハイブランドからも、一目置かれる存在となっている。
同社の腕時計はシンプルで洗練されたデザインが多く、100万円前後という価格帯も魅力だ。
ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュート クロノグラフ "ネイビーブルー / ブルーグレー" Q389848J
via:jaeger-lecoultre
レベルソとは、ラテン語で「反転する」「回転する」という意味。この腕時計はその名の通り、ケースを裏返して使用できる特別な機構を備えている。グランドコンプリケーションを得意とする、ジャガー・ルクルトらしい1本だ。
3.Blancpain(ブランパン)
via:blancpain
1735年にスイスで創業した歴史のあるブランドで、現在はスウォッチグループに属している「ブランパン」。創業は世界三大時計ブランドのヴァシュロン・コンスタンタンより古く、世界最古の時計ブランドとして認知されている。
代表的なコレクションは、モダンなダイバーズウォッチとして人気の「フィフティ ファゾムス」コレクション。メインの価格帯は100~200万円前後だ。
ブランパン フィフティ ファゾムス オートマティック "ネイビー / ブルー" 5015 12B40 O52A
via:blancpain
プロフェッショナルなダイバーズウォッチとして制作されたフィフティ ファゾムス。誕生から約70年の歴史を持つ、ブランパンのタイムピースだ。
ダイバーズウォッチに必須の逆回転防止ベゼルや、蓄光塗料が塗布されたインデックスを搭載。軽量なチタン製かつ30気圧防水機能付きで、日常生活からレジャーシーンまで頼りになるモデルだ。
4.ROLEX(ロレックス)
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「ロレックス」は1905年にロンドンで創業した、高級時計の代名詞ともいえるブランドだ。現在はスイスに拠点を移しており、部品からすべて自社で製造するマニュファクチュールのブランドとして知られる。
人気モデルはさまざまあるが「デイトジャスト」は100万円台から購入可能。特にゴールドカラーは「ロレックスらしさを感じられる」として、若い世代を中心に人気がある。
ロレックス コスモグラフ デイトナ 黒文字盤 "シルバー / ブラック"
モータースポーツのムードをまとった、ロレックスのフラッグシップ。タキメーターベゼルとクロノグラフカウンターを備えたデザインは、クールかつスタイリッシュだ。
シルバーのオイスタースチール×ブラックダイアルの組み合わせはとりわけ人気が高く、入手困難なことで知られている。
詳細はこちら5.HUBLOT(ウブロ)
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1979年に「カルロ・クロッコ」によって創業されたイタリアンブランド「ウブロ」。同国のファッション界から注目されたのをきっかけに、世界中にファンを増やしてきた。
ロングセラーコレクション「ビッグ・バン」はもちろん、トノー型にモデルチェンジした「スピリット オブ ビッグ・バン」もスタイリッシュな魅力たっぷりだ。
コレクションには数千万円のモデルもあるが、メインの価格帯は100〜500万円となっている。
ウブロ スピリット オブ ビッグ・バン ブラックマジック 45mm "ブラック / ブラック"
フュージョン(融合)をコンセプトに誕生したコレクション。ラバーと高級素材を組み合わせた革新的なデザインは、発表されるやいなや大きな話題を呼んだ。
「ブラックマジック」は、オリジナルをトノー型にリモデルしたデザインが特徴だ。スケルトン仕様の、繊細かつメカニカルなダイアルデザインに惹かれるファンは多い。
詳細はこちら6.OMEGA(オメガ)
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1848年のスイスで創業した時計ブランド「オメガ」。現在は五大時計ブランドのブレゲと同様に、スウォッチグループに所属している。
複数の独自機構を開発するなど、元々高い技術力に定評があったが、世界に広くその名を知らしめるきっかけとなったのはNASAで採用された「ムーンウォッチ」だ。オリンピックの公式時計にも選出されており、オリンピック限定モデルなども数多く発表されている。
高級腕時計ブランドとしての知名度は高い一方、手が届く価格帯のモデルも見つかる。例えば「シーマスター アクアテラ」なら、一部のメンズモデルは60万円台から購入可能だ。
オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル マスター クロノメーター クロノグラフ 42MM "シルバー / ブラック"
6回もの月面着陸プロジェクトに携行された、プロフェッショナルクロノグラフ。超高耐磁性能ムーブメントを搭載した、オメガを象徴するタイムピースだ。
第4世代のスピードマスターを忠実に再現したデザインには、オメガのパイオニアスピリットが詰まっている。
詳細はこちら7.Grand Seiko(グランドセイコー)
via:grand-seiko
「国産の高級時計を身に着けたい」という人におすすめの、日本を代表する時計ブランド「グランドセイコー」。「SEIKO(セイコー)」のラグジュアリーラインとして1881年に誕生し、1960年に初代のモデルが発表された。開発から出荷までの全行程は国内で行われており、日本の高い技術力が集約された時計に仕上がっている。
日本人の生活スタイルにマッチしたデザインに魅力があり、「ヘリテージコレクション」はビジネスシーンにも最適だ。価格に幅はあるが、20万円台で購入できるモデルもある。
グランドセイコー ヘリテージ コレクション SBGP003 "シルバー / ブラック"
セイコーのヘリテージモデル「44GS」を現代風に再解釈したコレクション。セイコーが提唱する「燦然と輝く時計」の象徴といえるモデルだ。
多面カットのインデックスやザラツ研磨を施した端正なケースなど、ブランドのこだわりがしっかりと詰まっている。年数を重ねても、飽きずに長く寄り添ってくれる腕時計となるに違いない。
詳細はこちら8.FRANCK MULLER(フランク ミュラー)
via:franckmuller
「フランク ミュラー」は1991年にスイスで創業したブランド。時計界の革命児ともいえる奇抜なアイデアで人気を博している。中でもアヴァンギャルドでユニークな文字盤は、フランク ミュラーの名を一躍有名にした。
画像の数字がバラバラになった「クレイジーアワーズ」コレクション も、挑戦的で同社らしい時計だ。レディースは50万円台のアイテムもあるが、メンズは基本的に100万円以上の価格帯となっている。
フランク ミュラー ロングアイランド クレイジー アワーズ トゥールビヨン バゲットカット ダイヤモンド "ブラック / シルバー"
レクタンギュラーのケースを備えた人気コレクション。「クレイジー アワーズ」は、特殊機構を備えた特別なモデルだ。時間が来ると、不規則に配置されたインデックスの上を針が瞬時にジャンプする。
フランク ミュラーらしい遊び心と、高い技術力を堪能できる一本となっている。
詳細はこちら9.TAG Heuer(タグ・ホイヤー)
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1860年、スイスで創業したブランド「タグ・ホイヤー」。スポーツウォッチの分野で圧倒的な信頼を獲得しており、特にクロノグラフのモデルは人気が高い。どの腕時計も実用性とデザインがバランスよく調和しているのが魅力だ。
ブランドを代表するアイコン「カレラ」を始め、次世代の「コネクテッド キャリバー E4」も注目度が高い。世界中が認める一流ブランドながら、20万円前後から購入できるモデルが見つかる。
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 "シルバー / アントラサイトグレー"
モーターレーシングのスピリットを感じさせる、スポーティーなコレクション。タキメーターベゼルと3つのカウンターを備えた、クールなクロノグラフデザインが特徴だ。
アントラサイトグレーとスティールの組み合わせには、高級腕時計ブランドらしい品格が感じられる。インデックスには蓄光塗料も塗布されており、暗闇での視認性も良好。
詳細はこちら10.PANERAI(パネライ)
via:panerai
「パネライ」は1860年にイタリア・フィレンツェで創業したブランド。現在は「A.ランゲ&ゾーネ」と同じ「リシュモン」グループに属している。重厚感のあるボディが、ブランドの特徴だ。
同社に魅了された熱烈な愛好家は「パネリスティ」として知られる。彼らのSNSやブログを見れば、パネライがいかに人を魅了するブランドであるかが分かるに違いない。
鉄板コレクションは「ルミノール」。価格帯は70万円前後から2,000万円までと幅が広い。
パネライ ルミノール マリーナ クアランタ "ブルー / ブルー"
リューズガードを備えた、特徴的なデザインを備えたアイコンモデル。インカブロック耐震機構や3日間のパワーリザーブ機能を搭載しており、ハードユースにも耐える。
サンブラッシュ加工が施されたブルーダイアル&レザーストラップの組み合わせは、上質感たっぷりだ。
詳細はこちら11.Breitling(ブライトリング)
via:breitling
1884年にスイスで創業したブランド「ブライトリング」。「時計ではなく航空用計器である」という信念を持つ個性的な企業だ。
コレクションにプロフェッショナル向け計器のラインがあることからも、性能を極限まで追求していることが分かる。精巧な作りながら価格は100万円以下のアイテムが多く、トレンド感の高いスポーティなデザインも豊富にそろっている。
ブライトリング トップタイム トライアンフ "ブラック / アイスブルー"
1960年誕生の「トップタイム」に現代風の再解釈を加えたクロノグラフモデル。タキメータースケールや「角丸」のサブダイアルが特徴だ。
ダイアルに採用されているクールなアイスブルーは、モーターサイクルブランド「トライアンフ」とのコラボによって生み出された特別なカラー。タイムピースだけが持つ、ヴィンテージな魅力を楽しめる。
詳細はこちら12.Cartier(カルティエ)
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「カルティエ」は1847年のフランスで創業したジュエリーブランド。1888年にジュエリーウォッチを製作して以降、高級時計ブランドの名門としても世界中で認知されている。
レディースアイテムのラインナップが豊富にそろう点が魅力だ。パートナーとおそろいの時計を身に着けたい人も、満足のいくデザインが見つかる。価格は50万円台からあるので、プレゼントにもおすすめだ。
カルティエ サントス ドゥ カルティエ ウォッチ "シルバー / シルバー"
1904年に誕生した、カルティエのアイコンモデル。角に丸みを持たせたスクエアフォルムや、目に付くように取り付けられたビスモチーフがおしゃれなアクセントとなっている。
交換可能なメタルとレザーのストラップ付きで、気分に合わせて見た目の雰囲気を変えられるのがうれしい。
詳細はこちら13.BVLGARI(ブルガリ)
via:bulgari
1884年にイタリア・ローマにて創業したブランド「ブルガリ」。現在は「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」などと同じLVMHグループに属している。もともとはジュエリーをメインに扱っていたが、1977年より時計の製造も手掛けるようになった。
レディースは宝飾品を思わせるドレッシーなモデルが多いのに対して、メンズモデルはシンプルかつスタイリッシュだ。アルミニウムウォッチなら、40万円台から購入できるものもある。
ブルガリ ブルガリ ウォッチ 41mm "シルバー / シルバー"
「ブルガリ・ブルガリ」は、ブランドを象徴するアイコニックなコレクション。古代ローマのコインに着想を得たといわれる、ロゴ入りのベゼルが特徴だ。
ステンレススティール製のシンプルな腕時計だが、宝飾品にも劣らない華やかさがある。世界五大ジュエラーの実力をしっかりと堪能できる、大胆かつドレッシーなモデルだ。
詳細はこちら14.IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)
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1868年にスイス・シャフハウゼンで創業したブランド「IWC」。正式名称は「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー」だ。拠点はドイツ国境に近いスイス北部にあり、他のスイスブランドとは異なる独自路線を歩んできた。
同社のアイコン「ポルトギーゼ」は100万円前後から3,000万円に近いモデルまであり、非常に幅広い価格帯となっている。
インターナショナル・ウォッチ・カンパニー ポルトギーゼ・クロノグラフ 41mm "ブラック / レッド"
ブランドを代表する歴史の長いコレクション。ラインナップには「オート・オルロジュリー(高級複雑時計製造)」の傑作がズラリと並ぶ。
こちらは、赤いダイアルカラーが目を惹くクロノグラフモデル。「大型のケース」「シンプルなアラビア数字」「レイルウェイ分目盛り」という、ポルトキーゼのデザインコードを存分に楽しめる。
詳細はこちら15.ZENITH(ゼニス)
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1865年にスイスで創業したブランド「ゼニス」。高い技術力に定評があり、時計の針を規則正しく動かす駆動装置・ムーブメントも自社開発だ。
同社の卓越した技術が詰め込まれた「エル・プリメロ」はとりわけ評価が高く、かつてはロレックスにも供給されていたといわれる。
アイコン「デファイ」は、100万円台から300万円台までのものがメインだが、2,000万円を超えるモデルもある。
ゼニス クロノマスター スポーツ "シルバー / ホワイト" 03.3100.3600/69.M3100
スポーティーなルックスが魅力のクロノグラフウォッチ。ゼニスの独自開発によって生まれた「エル・プリメロ 3600」ムーブメントを搭載した、アイコニックなモデルだ。
スティール製ストラップやセラミック製のブラックベゼルには、ゼニスのアーカイブスの要素が取り入れられている。60時間のパワーリザーブと10気圧防水機能を搭載し、日常使いにちょうどよい。
詳細はこちら16.TUDOR(チューダー)
via:TUDOR
1930年代にロレックスのディフュージョンブランドとして誕生した「チューダー」。
以前は「ロレックスの廉価版」というイメージもあったが、自社製ムーブメントの完成により本家に劣らないクオリティと人気を誇り、今では確固たるブランド力を築いている。
チューダー ブラックベイ GMT S&G M79833MN-0001
チューダーのアイコンモデルである「ブラックベイ GMT」のS&Gバージョンは、ブランド最大の個性である「イカ針」を、GMT針と秒針に採用したモデルだ。
高級感かつ遊び心のあるアイテムは、ビジネスシーンはもちろんのこと、ファッションにも取り入れやすいと言えるだろう。
詳細はこちら17.EDOX(エドックス)
via:EDOX
1884年にスイスで誕生した「エドックス」は、歴史が積み重ねてきた確かな技術力と革新性を持つ、独立系の老舗時計ブランド。
5~150気圧の防水性能を備えたラインナップとなっており、飽和潜水1,000m防水を実現したモデルもある。ダイバーズウォッチとしても広く知られた存在だ。
エドックス クロノオフショア1 クロノグラフ 45mm 10242-TINR-NIR
シックで高級感漂うクロノオフショア1 クロノグラフは、大人の魅力を存分に引き出すデザインが秀逸でありながら、100気圧/1000m防水を備えた機能性にも優れた、まさにエドックスらしいアイテムと言っていい。
エドックスの特徴が凝縮されたアイテムをぜひチェックしてみてほしい。
詳細はこちら高級腕時計を選ぶポイント
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一口に高級腕時計といっても、さまざまな種類がある。長く身に着けられるお気に入りの1本を見つけるには、どのようなことに気を付ければよいのだろうか?高級腕時計を選ぶとき、チェックしておきたいポイントを紹介する。
駆動方式
高級腕時計で一般的な駆動方式は、ゼンマイのほどける力を利用する「機械式」だ。それには振動によってゼンマイが自動的に巻き上がる「自動巻き式」と、手作業でゼンマイを巻く「手巻き式」がある。歴史があるのは手巻き式だが、現在はローター機構を搭載した自動巻きが主流だ。
一方、腕時計の維持管理の負担をなくしたい人は、水晶振動子を採用した「クオーツ式」を選択しよう。巻き上げの必要がない上、時間の精度も高い。価格も安価な傾向があり、日常使いには最適だ。
どちらの駆動方式を選択してもよいが「高級腕時計=機械式」のイメージを持つ人も少なくない。「実用性よりも、時計職人の技巧や時計ブランドの伝統を重視したい」と考える人には、歴史ある機械式をおすすめする。
ブランドバリュー
高級腕時計は、出自も非常に重要だ。ブランドの成り立ちや歴史、企業理念などに共感できるかどうかチェックしよう。
高級腕時計は、長く使用することを前提に作られているものがほとんどだ。興味を持てないブランドや共感できないブランドでは、大切に使おうという気持ちも薄くなってしまう。
腕時計を見るときは「この時計を10年後・20年後に持っていたいと思えるか?」を自問自答しなければならない。
着用イメージ
高級腕時計を身に着けるシーンを具体的にイメージしよう。
ビジネスシーンなら、スーツにマッチするシンプルデザインがおすすめだ。ステンレススティールやチタン素材を選択すると、高級時計でも嫌味にならない。カラーもブラックやグレー、ネイビーでシックにまとめれば、スーツコーデの品格も一気にアップする。
カジュアルシーンで身に着けるなら、好みを優先しても問題ない。思い切りスポーティーなダイバーズウォッチやクロノグラフウォッチから、煌びやかなドレスウォッチまで選択肢に入る。高級時計のラグジュアリーな魅力を楽しむなら、オールゴールドやダイヤモンド付きのリュクスなモデルもおすすめだ。
まとめ
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高級時計を製造しているブランドには、それぞれの歴史と信念がある。伝統を受け継ぐスイス時計、革新的な新興ブランド、日本人が誇りをかけて作り上げた国産モデルなど、背景を知ることで、さらに高級時計の魅力に惹きつけられたのではないだろうか。
一生モノの時計を手に入れるのに、早過ぎることはない。ふらっと立ち寄ったショップで、思いがけずお気に入りの時計に出会えることもあるかもしれない。自分好みの高級時計を見つけて、大切に育てよう。
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