腕時計の自動巻きとは?クォーツ式との違いやおすすめモデルを紹介|コラム

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腕時計の自動巻きとは?クォーツ式との違いやおすすめモデルを紹介|コラムについて

自動巻き腕時計とは、機械式ムーブメントの一種だ。振動によってゼンマイが自動で巻き上がる仕組みになっており、日常的に身に着けていればリュウズを巻かなくても動き続ける。自動巻きの詳細やクォーツ式との違い、自動巻き腕時計のおすすめモデルを紹介する。

目次

自動巻きの腕時計とは?

高級時計を探していると、「自動巻き」という言葉を多く目にするはずだ。自動巻きとはどのようなものなのか、詳しく見ていこう。

「機械式」ムーブメントの一種

機械式ムーブメントを搭載した腕時計は、ゼンマイを巻き上げないと針が動かない。この巻き上げを自動で行うのが「自動巻き」、リュウズを回して手動でゼンマイを巻き上げるのが「手巻き式」だ。

自動巻きは、腕時計に振動を与えると自動でゼンマイが巻き上がる。すなわち、自動巻きの腕時計を日常的に身に着けてさえいれば、時計が勝手に動き続けるということだ。いちいちリュウズを回す手巻き式と比較すると、扱いやすいといえる。

電池で動くクォーツ式は機械式よりも便利ではあるが、味気なく感じられるのも事実だ。腕時計の楽しさ・奥深さを味わえる機械式を好む人は多く、高級時計では機械式ムーブメントを搭載したモデルが主流となっている。

自動巻き腕時計の使い方・注意点

初めて自動巻き腕時計を動かすときは、リュウズを回してゼンマイを巻き上げる必要がある。巻き上げた後は継続的に身に着ければ、手動でゼンマイを巻く必要はない。ただし、腕時計の稼働時間はパワーリザーブによって異なる。

パワーリザーブとは、ゼンマイを完全に巻き上げた状態から停止するまでの時間を表わしたものだ。例えば「パワーリザーブ50時間」であれば、ゼンマイを巻いて50時間身に着けず放置すると止まる。自動巻きを購入するときは、必ずパワーリザーブをチェックしよう。

自動巻きを長く使い続けるコツは、定期的にメンテナンスを行うこと。3~5年に1度を目安に、オーバーホールを受けよう。水や磁気によるダメージを受けやすいため、水場やPCのそばに置かないことも重要だ。

高級時計ブランドについてはこちらもご覧ください

ROLEX(ロレックス)のおすすめ自動巻き腕時計

「自動巻き=高級時計」というイメージどおり、高級時計メーカーの人気モデルは自動巻きが多い。「時計の王様」とよばれるROLEX(ロレックス)はその最たるもので、現在のロレックスのラインナップにはクォーツ式が見当たらない。

自動巻き腕時計を探すならまずチェックしたい、ロレックスのおすすめ商品を紹介する。

ロレックス サブマリーナー デイト ロイヤルブルー文字盤 126613LB

ロレックス サブマリーナー デイト ロイヤルブルー文字盤 126613LB 画像 ケースサイズ:約41mm

サブマリーナーは、1953年にリリースされたダイバーズウォッチだ。逆回転防止ベゼルを備えた無骨なデザインは、ダイバーズウォッチの原型といわれる。クロマライト ディスプレイ搭載のダイアルは暗闇での視認性が高く、場所や時間を問わず正確な時刻を知らせてくれる。

こちらのモデルは、ブルーのダイアルにイエローゴールドとオイスタースティールを組み合わせた、ラグジュアリーなデザインが特徴だ。300mの高い防水性能も備えており、マリンレジャーからビジネスシーンまで幅広く活躍してくれる。

ムーブメントには、ロレックスが独自に生み出した「キャリバー3235」が搭載されている。パワーリザーブは約70時間と長く、ゼンマイを巻く手間が少ないのも魅力だ。

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ロレックス エクスプローラー I 黒文字盤 124270

ロレックス エクスプローラー I 黒文字盤 124270 画像 ケースサイズ:約36mm

エクスプローラーは、探検家のために作られたツールウォッチだ。堅牢なケースと視認性の高いダイアルを搭載し、過酷な条件でも瞬時に正確な時刻が分かる。

エクスプローラーの特徴は、すっきりとしたスマートなデザインだ。逆回転防止ベゼルやクロノグラフ機能がなく、ほかのプロフェッショナルウォッチと比較してクセのないルックスを楽しめる。

スムースベゼルが上品に輝くデザインは、ビジネスシーンからオフシーンまであらゆる着こなしに品格を与えてくれる。定番のブラックダイアル×オイスタースティールをチョイスすれば、いくつになっても長く愛用できる一本となるはずだ。

ムーブメントは完全自社製の「キャリバー3230」。パワーリザーブは、約70時間となっている。

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人気メーカーのおすすめ自動巻き腕時計

ロレックス以外のメーカーでも、魅力的な自動巻き腕時計はさまざまある。人気のメーカーから、おすすめの自動巻き腕時計を紹介する。

ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 "シルバー" AB0138241G1P1

ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 シルバー AB0138241G1P1 画像 ケースサイズ:約43mm

ブライトリングは、スイス生まれの高級時計メーカーだ。高精度のクロノグラフウォッチで知られており、航空業界との関わりが深い。機能性を追求した重厚感のあるデザインは、時計愛好家からの評価も高い。

「ナビタイマー」は、ブライトリングを代表するアイコンモデルの一つだ。ベゼルには回転計算尺が付属しており、飛行中のパイロットに必要な計算を行える。三つのサブダイアルはプロフェッショナルな印象をより強めており、究極のツールウォッチとしてニッチな魅力を楽しめる。

ムーブメントは、ブライトリングの自社製「キャリバーブライトリング01」を搭載。パワーリザーブは、約70時間だ。ステンレスケース×ブラックレザーベルトの組み合わせはスタイリッシュで、シャツやジャケットにもよく映える。

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タグ・ホイヤー アクアレーサー WAY201F.BA0927

タグ・ホイヤー アクアレーサー WAY201F.BA0927 画像 ケースサイズ:約43mm

TAG Heuer(タグ・ホイヤー)は、スイスの高級時計メーカー。モータースポーツと深い関わりがあり、F1世界選手権が始まった頃からスポンサーを務めている。

「アクアレーサー」は、タグ・ホイヤーのダイバーズライン。300mという高い防水性を持ち、夜光塗料を施した針とインデックスを採用しているため、視認性も抜群だ。堅牢なスティール製のケースとブレスレットを備え、海中からオフィスまであらゆるシーンで活躍する。

こちらは、ブルー・レッドで色分けされたGMT機能ベゼルを搭載したモデルだ。海外旅行に行ったときは、現地時間とホーム時間を表示できる。ムーブメントはプロレベルの「キャリバー7」、パワーリザーブは約50時間だ。

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自動巻き腕時計の魅力を満喫しよう

自動巻き腕時計は、振動で自動的にゼンマイが巻き上がる機械式腕時計だ。製造には高い技術が必要になることから、主に高級時計に多く見られる。ロレックスやタグ・ホイヤー、ブライトリングなどの高級時計メーカーを探せば、好みにマッチする一本が見つかるはずだ。

自動巻き腕時計の注意点は、長期間放置すると止まることや、定期的なオーバーホールが必須なこと。水や磁場にも弱いので、慎重に扱おう。

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