トラヴィス・スコット × ナイキ エアジョーダン4 レトロ カクタスジャック "ユニバーシティブルー"について
数々の名作スニーカーを紹介する本コーナー。第17弾として紹介するのは、トラヴィスコラボでは珍しい鮮やかなブルーカラーを採用した名作モデル「Travis Scott × Nike Air Jordan 4 Retro Cactus Jack "University Blue"(トラヴィス・スコット × ナイキ エアジョーダン4 レトロ カクタスジャック "ユニバーシティブルー")」だ。
スウッシュを反転させた斬新なデザインで人気を博す「Air Jordan 1(エアジョーダン1)」を筆頭に、リリースの度に大きな話題となるトラヴィス・スコットとジョーダンブランドのコラボレーション。
今回は、そんな最強タッグから初めて誕生した名作コラボ「トラヴィス・スコット × ナイキ エアジョーダン4 レトロ カクタスジャック "ユニバーシティブルー"」を振り返っていく。
紹介モデル詳細
商品名 : Travis Scott × Nike Air Jordan 4 Retro Cactus Jack "University Blue"
発売日 : 2018年6月9日
定価 : ￥24,200
スタイルコード : 308497-406
スニダンで「トラヴィス・スコット × ナイキ エアジョーダン4 レトロ カクタスジャック "ユニバーシティブルー"」をもっと見る
ファーストコラボに採用された「エアジョーダン4」
via：SBD
トラヴィス・スコットとジョーダンブランドのコラボレーションでは、”リバーススウッシュ”を採用した「エアジョーダン1」とのコラボレーションが印象的だが、記念すべきファーストコラボに採用されたのは、本作の「Air Jordan 4(エアジョーダン4)」であった。
ジョーダンシリーズ4作目となるエアジョーダン4は、天才シューズデザイナー「Tinker Hatfield(ティンカー・ハットフィールド)」のデザインによって1989年に誕生。当時の最新技術を持て余すことなく採用することで爆発的人気となったモデルだ。
エアジョーダン3までのモデルに比べ、通気性と軽量化に特化しており、プラスチックパーツやメッシュパネルをスニーカーに組み合わせた近代的なデザインは、リリースから現在まで、世界中のスニーカーファンに愛され続けている。 また、ジャンプマンロゴと共に「Flight(フライト)」のロゴが入っているのも大きな特徴だ。
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2022年頃から国内での人気も上がってきており、二次流通価格も多くのモデルが上昇傾向となっている。近年、SNKRSなどの一次流通ではゲットできないことが増え、不動の人気モデル「エアジョーダン1」に匹敵するほどの人気ぶりである。
そんな屈指の人気モデルを採用した本コラボレーションが決定した時は、世界中のスニーカーファンが歓喜しただろう。
「ヒューストン・オイラーズ」のチームカラーを採用
via：sneakerpolitics
ブラウンやオリーブといったアースカラーを採用したモデルが多いトラヴィスコラボだが、今作は、鮮やかなブルーのヌバック素材でアッパーを構築。特徴的なプラパーツやメッシュ、アウトソールはブラックで落ち着かせ、ライニングの大胆なレッドカラーがアクセントとなっている。
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左ヒールにはジャンプマンロゴ、右ヒールには"Cactus Jack"のロゴが配置され、シュータン裏には"TRAVIS SCOTT"、"AIR JORDAN"を反転させたパッチが縫い付けられるなど、細部に至るまでこだわりが詰まったディテールだ。
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本モデルのブルー、ブラック、レッドのカラーブロッキングは、アメリカのテネシー州ナッシュビルに拠点を置くNFLチーム「Tennessee Titans(テネシー・タイタンズ)」の前身となる「Houston Oilers(ヒューストン・オイラーズ)」の公式カラーから着想を得ているものだという。
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ヒューストン出身のトラヴィスならではの美学が落とし込まれたスペシャルなデザインに仕上がっている。
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ジョーダンブランドとのコラボレーション
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トラヴィス・スコットとナイキのコラボレーションでは、これまでにさまざまなモデルがベースに採用されてきたが、ジョーダンブランドからは全4型のモデルが採用された。
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ファーストコラボの「エアジョーダン4」の次作として、2019年2月に登場したのは、宇宙服から着想を得てデザインされた「Air Jordan 33(エアジョーダン33)」とのコラボモデル。トラヴィスらしさ溢れるアースカラーで仕上げた一足となっている。
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3作目は、2019年5月に初登場し、現在では計7モデルが展開されている「エアジョーダン1」だ。リバーススウッシュを採用した斬新なデザインが圧倒的な存在感を放ち、爆発的な人気を誇るトラヴィスコラボの象徴とも言えるモデルである。
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4作目は、2019年10月にファーストカラーの"オリーブ"が誕生し、2021年4月に"ブリティッシュカーキ"がリリースされた「Air Jordan 6(エアジョーダン6)」だ。ポケットや暗闇で発光するグローインザダーク仕様など、オリジナルにはないユニークなギミックが搭載されている。
どのモデルも通常とは異なるトラヴィスらしい斬新なデザインが盛り込まれており、一足は持っておきたい名作ばかりである。
おわりに
via：sneakernews
今回は、近年のスニーカーシーンで絶大な影響力を持つ「トラヴィス・スコット × ジョーダンブランド」のファーストコラボモデル「トラヴィス・スコット × ナイキ エアジョーダン4 レトロ カクタスジャック "ユニバーシティブルー"」を紹介した。
発売当初は、10万円以下で取引されていた本モデルだが、トラヴィスコラボの注目度の高さから二次流通市場の相場も年々上昇。現在では15万円を超えるほどまで高騰している。
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また、「トラヴィス × ジョーダンブランド」から初のシグネイチャーモデルとなる新作コラボもリークされており、ますますの注目を集めている。今後もこの最強タッグから目が離せない。
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