シュプリーム × ナイキ SB ダンク ロー "セメント" 2カラーについて
数々の名作スニーカーを紹介する本コーナー。第4弾で紹介するのは、唯一無二の存在感で人気を博すストリートブランド「Supreme(シュプリーム)」と「Nike(ナイキ)」の初コラボとして2002年に誕生した「Supreme × Nike SB Dunk Low "Cement" 2colors(シュプリーム × ナイキ SB ダンク ロー "セメント" 2カラー)」だ。
近年では「シュプリーム × ナイキ」のコラボスニーカーは毎シーズン新作がリリースされるほどの定番コラボとなっており、発売されるたびに多くのファンが購入のチャンスを掴むために集まるほどの人気ぶり。
中でも、ナイキのスケートボードラインである「Nike SB(ナイキ SB)」とのコラボモデルは、リリースのたびに激しい争奪戦が繰り広げられ、二次流通市場ではプレ値で取引されるモデルが多数存在する状況である。
今回は、数ある「シュプリーム × ナイキ」の中でも「過去最高のコラボモデル」と呼び声が高い「シュプリーム × ナイキ SB ダンク ロー "セメント" 2カラー」を振り返っていこう。
紹介モデル詳細
商品名 : Supreme × Nike SB Dunk Low "White Cement" (2002)
発売日 : 2002年9月1日
スタイルコード : 304292-001
商品名 : Supreme × Nike SB Dunk Low "Black Cement" (2002)
発売日 : 2002年9月1日
スタイルコード : 304292-131
日本で初めて発売された「Nike SB Dunk Low」
via:SBD
2002年9月にリリースされた本コラボモデルは、ニューヨークと東京にて500足限定でリリースされた。極小ストックであったこともあり、発売から約21年経った現時点では新品状態のものを目にすることは難しく、中古品でも30万円程の値がつくほどの激レアスニーカーとなっている。
本コラボモデルに採用された「ナイキ SB ダンク」は2002年に初登場。スケーターたちから絶大な支持を得ていたナイキの「Dunk(ダンク)」をスケーター仕様にアップデートして一躍人気を博したモデルである。
同年の2002年にリリースされた本コラボモデルは、日本国内で初めてリリースされた「SB Dunk Low(SB ダンク ロー)」としても知られている。
Air Jordan 3の名作を彷彿とさせるカラーリング
via:flickr
ホワイト、ブラックをベースにした2カラー展開でリリースされた本コラボモデル。Air Jordan 3(エアジョーダン3)でお馴染みのセメント(エレファント)パターンを落とし込んだデザインが最大の魅力と言えるだろう。
このエレファントパターンは当時、エアジョーダン3以外で採用されることはほとんどなかったが、本コラボモデルを皮切りに「Air Jordan1(エアジョーダン1)」などのさまざまな人気モデルに採用されるようになったのだ。
via:sneakers-actus
一足はホワイトをベースにブルーをアクセントとして使用したデザイン。エアジョーダン3の名作である「Nike Air Jordan 3 Retro "True Blue"(ナイキ エアジョーダン3 レトロ "トゥルー ブルー")」を彷彿とさせるカラーリングである。
via:sneakers-actus
もう一方は、ブラックにレッドを加えたカラーブロッキングで、こちらもエアジョーダン3の名作「Nike Air Jordan 3 Retro "Black Cement"(ナイキ エアジョーダン3 レトロ "ブラック セメント")」を彷彿とさせる仕上がりになっている。
どちらのカラーもオーバーレイにセメント柄を採用し、エアジョーダン3の名作に寄せたカラーリングとなっているため、ファンにはたまらないデザインと言えるだろう。
Supreme × Nike SB Dunkの歴代モデル
via:SBD
本コラボモデルは2002年に2カラー展開でリリースされたが、2012年には同じセメント柄を纏った「Supreme × Nike SB Dunk Low "Red Cement"(シュプリーム × ナイキ SB ダンク ロー "レッド セメント")」がリリース。前作の10周年を記念してリリースされ、人気のレッドやブラックといったカラーリングで登場した本作は、前作の2カラーに引けを取らないほどの人気を誇っている。
via:sneakernews
また、2003年には星柄をあしらった3カラー展開でリリースされたSB Dunk High(SB ダンク ハイ)が登場。シュプリームならではの大胆なカスタムが施された本作は、多くのスニーカーヘッズの間で今も語り継がれる名作スニーカーである。
via:supreme
その他にも、2021年には2003年リリースのSB ダンク ハイを彷彿とさせる星柄がデザインされた4カラーのSB ダンク ローがリリース。また、2022年に発売された"BY ANY MEANS"のロゴが施された3カラーのSB ダンク ハイも記憶に新しいだろう。どのモデルも「シュプリーム × ナイキ」を代表する名作ばかりだ。
おわりに
via:sneakerfreaker
今回は、現在ではお目にかかることすら難しいシュプリームとナイキコラボのファーストモデル「シュプリーム × ナイキ SB ダンク ロー "セメント" 2カラー」を紹介した。
新作リリースのたびにスニーカーヘッズを唸らせる「シュプリーム × ナイキ」だが、本モデルの発売がなければここまでの注目を浴びることはなかったかもしれない。
また、現在展開されているシュプリームの2023SSコレクションにて、最新作となるナイキ SB ダンクのローカットとハイカットがリリース予定。「Rammellzee(ラメルジー)」のアートワークをフィーチャーした、これまでにないデザインで登場予定となっているため、発売を待ち侘びている方も方も多いだろう。
今後も「シュプリーム × ナイキ SB ダンク」のリリースは続くことが予想されるため、期待が膨らむばかりだ。
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