メンズの白シャツブランド15選。何枚あっても困らない王道中の王道アイテム!|コラムについて
誰もが一度は手にしたことがあるであろう、王道中の王道アイテム「白シャツ」。
極めてシンプルではあるものの、だからこそ生まれる汎用性の高さは他の追随を許さない。
そこで本記事では、そんな白シャツの魅力や選び方について語りつつ、おすすめブランドとそのアイテムをいくつか紹介する。
白シャツがおすすめな理由
via: brooksbrothers
白シャツの魅力としてまず挙げられるのは、その清潔感。フォーマルはもちろんのこと、カジュアルな着こなしに取り入れてもしっくりとキマり、どことなく誠実な雰囲気を演出できる優れものだ。
さらに、ジャケットのインナーにしてもよし、暑くなってきたら袖を捲って一枚で着てもよしなので、使い勝手も抜群。
合わせる色・柄もそこまで選びないため、一枚持っておくと重宝する「マストバイ」のアイテムと言えるだろう。
白シャツの選び方
ひとくちに「白シャツ」とっても、その種類はさまざま。そこで本項目では、どんな基準でどんなアイテムを選べばいいか?について解説する。
1.襟の形で選ぶ
シャツの印象を大きく左右するのが、襟(カラー)の形。代表的なものとしては「レギュラーカラー」「ボタンダウン」「バンドカラー」などがあるので、自分が目指す雰囲気に合わせて襟の形を選ぶといいだろう。
・レギュラーカラー
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数ある襟の種類の中でもっともスタンダードとされるのが、この「レギュラーカラー」。時代によって微妙に変化するものの、襟の開き具合が「75〜90度」のものが定番。極めてフォーマルな雰囲気に。
・ボタンダウン(ポロカラー)
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イギリスの乗馬競技(ポロ)用ウェアから着想を得て、ブルックスブラザーズの創設者の孫が考案したと言われている「ボタンダウン」。その成り立ちゆえの、ややスポーティな印象が特徴。
・バンドカラー
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ネックラインに帯状の襟がついたデザインの「バンドカラー」。フォーマル感が薄れるので「白シャツは気になるけど、カチッとした雰囲気が苦手」という人におすすめだ。
2.生地で選ぶ
襟の形状ほど顕著ではないが、違いによって印象に差が生まれるのがシャツの「生地」。細部にまでこだわりたい人は、ここも要チェックだ。
・綿(コットン)
シャツに使われる素材の定番中の定番が「綿(コットン)」。汚れが目立ちやすくシワになりやすいという短所があるが、その着心地は抜群。さらに上品な光沢感があるため、非常にクリーンな印象を与えることができる。
・ポリエステル
シワになりにくいためアイロンいらずの便利素材が「ポリエステル」。耐久性・速乾性が高くて重宝するものの、吸水性や通気性にはあまり期待できない。肌触りが独特なため、苦手な人もいるかもしれない。
・麻(リネン)
通気性に優れており、蒸し暑い日本の夏にはぴったりの「麻(リネン)」。天然素材ゆえの独特の風合いがあり、カジュアルなコーデには最適。しかしシワになりやすいというデメリットもあるため、取り扱いには注意したい。
3.サイズ感で選ぶ
襟の形も生地の素材も理想通りでも、サイズ感をミスしてしまうとなりたい雰囲気からはかけ離れたものになってしまう。どんなサイズ感・シルエットだとどんなイメージになるのか?をまとめたので、こちらも参考にしてほしい。
・ジャストサイズ
基本的には自分の体にピタッと沿った「ジャストサイズ」を選んでおけば間違いない。しかし、ややフォーマルな印象にもなるため、カジュアル感の強いコーデが好みの人には向かないこともある。
・ややオーバーサイズ
ジャストよりも少しだけ肩を落とした「ややオーバーサイズ」は、いまのトレンドを意識したスタイル。スーツには不向きだが、私服にするならこのくらいのシルエットが気軽な印象を与えるのでおすすめだ。
・超オーバーサイズ
大きめが流行っているからと、肩をガッツリ落とした「超オーバーサイズ」での着用は避けた方が無難。"やんちゃ"なイメージが大きすぎて、白シャツが持つ上品なイメージと乖離してしまう恐れが。
おすすめ白シャツブランド15選
1.ブルックスブラザーズ
スーピマコットン オックスフォード 6つ釦 ポロカラーシャツ

via:brooksbrothers
「アメリカでもっとも歴史ある服飾ブランド」として名を馳せる、1818年創業の老舗「ブルックス・ブラザーズ」。80年代のポロカラーのサンプルをもとに、日本の老舗工場で細部に至るまで完全再現した白シャツ。同社のポロカラーシャツは、ポップアーティストである故アンディ・ウォーホル氏も愛したとされる。
2.ポロ ラルフローレン
クラシック フィット シアサッカー シャツ
via:ralphlauren
「ブルックス・ブラザーズ」でセールスマンを経験したローレン氏が、1967年に立ち上げたネクタイ店「ポロ」。その翌年からスタートしたのが、自身の名を冠した「ポロ ラルフローレン」だ。夏でも快適な着心地を実現する、通気性に優れたコットンシアサッカーを使用した白シャツは、ゆったりシルエットが特徴。
3.A.P.C.
マーロシャツ

via:apcjp
かつて「ケンゾー」や「アニエスベー」で経験を積んだジャン・トゥイトゥ氏が、1986年にフランス・パリで発表した「A.P.C.(アーペーセー)」。デニムが特に有名だが、そのほか"カジュアルなエレガンス"を具現化したアイテムも得意とする。クラシックな白シャツは、特有の光沢感と軽い着心地のコットンポプリンを使用している。
4.サイクロージング
EX BDシャツ

via:junonline
英国のクラシックなテーラリングをベースとしつつ、現代的な解釈&高度な仕立て技術でオリジナリティ溢れるアイテムを生み出し続ける「サイ」。クリーンなドレス仕様のボタンダウンシャツは、胸ポケットを排除したためすっきりと上品な印象を与える一枚に。ケアのしやすい生地を使っているのも、うれしいところだ。
5.フレッドペリー
オックスフォードシャツ

via:fredperry
テニスの歴史において初の「グランドスラム(一人の選手が世界四大大会すべてを制すること)」を達成した伝説のプレーヤー、フレデリック・ジョン・ペリー氏。同氏が引退後に立ち上げたのが「フレッドペリー」だ。ブランドを象徴する月桂樹のマークを胸に配したシャツは、ウォッシュ加工を施した柔らかな肌触りの一枚。
6.マーガレット・ハウエル
ガーメントダイ コットンポプリン

via:margarethowell
「伝統を大切にしながら、時代を感じ取り、物作りに反映させる」という思想を持つデザイナーが、1970年に自身の名を冠して立ち上げた英国ブランド「マーガレット・ハウエル」。カラーレスでリラックス感のある白シャツには、洗いざらしで独特の雰囲気を持つコットン素材を使用。ややゆったりとしたシルエットとなっている。
7.無印良品
ヘンプ洗いざらし長袖シャツ

via:muji.com
1980年に誕生した「無印良品」。その始まりには「ものの生産プロセスを徹底して合理化することで簡潔で気持ちのいい低価格商品を生み出すこと」という考えがある。そんな同社のシャツは、通気性&吸放湿性&速乾性に優れた麻の一種「ヘンプ」素材を用いた、蒸し暑い日本の夏に最適なアイテムだ。
8.ユナイテッドアスレ
オックスフォード ルーズフィット ボタンダウン ロングスリーブ シャツ

via:united-athle
「タフでなければ、製品ではない」という創業時からの伝統を受け継ぎ、90年以上の長きにわたって確かな品質のアイテムを作り続ける「ユナイテッドアスレ」。適度に落とした肩周りや太めのアームホールによる絶妙なルーズ感がポイントのシャツは、リラックス感とクラシックな雰囲気を味わえる逸品。
9.メゾン キツネ
フォックスヘッド エンブロイダリー クラシック シャツ

via:maisonkitsune
音楽とファッションが融合したユニークなブランド作りを目指し、2002年にフランス・パリで誕生した「メゾン キツネ」。光沢感があって着心地に優れたコットンポプリン生地を用いたシャツは、胸元にあしらわれたブランドお馴染みのモチーフ"フォックスヘッド"がさりげなく主張する一枚だ。
10.ワイズ フォーメン
クラシックコットンブロードクロスシャツ ウィズ ワイドスリーブプラケット

via:wildside-online
1979年に山本耀司氏が手がけた初のメンズブランド「ワイズ フォーメン」。左右の胸元にアシンメトリーに配されたポケットが目を引く白シャツ。全体的にゆったりとしたシルエットだが、クラシカルな襟や袖のディテールのおかげでカジュアルになりすぎず、ジャケットのインナーとしてもピタリとはまる。
11.シュプリーム
スモール ボックス シャツ "ホワイト"

1994年、NYにて生まれた「シュプリーム」。数量限定アイテムの販売を直前に告知することで、店に長い列を作ってブランド価値を高める"ドロップ"と呼ばれる手法の先駆者と言われている。同ブランドのシャツはシンプルながらも、左胸に配した真っ赤なスモールボックスパッチが密かに主張する。
12.ウィン ダン シー
SDT クレイジー パターン シャツ "ホワイト グレー"

フォトグラファーやクリエイティブディレクターとしても活躍する、ベテランのスタイリスト熊谷隆志氏。同氏が2018年に立ち上げたブランドが「ウィンダンシー」だ。オックス、タイプライター、ネル、リップストップの4種の異なる生地を用いたシャツは、ブランドのこだわりが詰まった一枚。
13.ネイバーフッド
プレーン シャツ LS "ホワイト"

ミリタリー、アウトドア、トラッドといった要素をベースに置きつつ、それらに独自の解釈を加えたベーシックなアイテムを生み出す日本のブランド「ネイバーフッド」。一見するとプレーンな白シャツのようだが、第一ボタンを開けた時にチラッと見える「NBHD」の刺繍がポイント。
14.ザ・ノースフェイス パープルレーベル
コットン ポリエステル OX B.D. シャツ "ホワイト"

1966年生まれのアウトドアブランド「ザ ノースフェイス」と、日本のショップおよびそのオリジナルブランド「ナナミカ」による、コラボコレクション「パープルレーベル」の白シャツ。100%リサイクルのエコ素材であり、優れた吸汗速乾機能を持った「クールマックス エコメイド」を使用している。
スニダンで「ザ ノース フェイス パープル レーベル コットン ポリエステル OX B.D. シャツ "ホワイト"」をもっと見る
15.ヒューマンメイド
オックスフォード Bd L/S シャツ "ホワイト"

「ア ベイシングエイプ」の創業者として知られる、NIGOこと長尾智明氏。同氏が2010年に立ち上げたストリートブランドが「ヒューマンメイド」だ。純白のオックスフォード地を用いた日本製シャツは、胸元にあしらったブランドのアイコンとも言える真っ赤なハートが映える一枚。
おすすめ白シャツコーデ
ポイント使いのアースカラーが映える、こなれ感満載コーデ
via: united-arrows
白シャツを着こなしの主役にしつつ、くすんだカーキグリーン&ベージュがほどよく主張する夏のコーデ。上半身と下半身、両者が互いを引き立て合う玄人好みの合わせ方だ。
カチッとしすぎないセットアップコーデ
via: united-arrows
「白シャツ&革靴&セットアップ」という、ともすればガチガチのフォーマルに寄りそうな組み合わせだが、カラーとシルエットのチョイスでほどよく気の抜けたリラックスなコーデが完成。
"やんちゃ感"を抑えた、落ち着きスポーツミックス
via: united-arrows
キャップやショートパンツといったスポーティなアイテムの"まとめ役"として、襟付きの白シャツを投入。あえて前を全開にして、インナーのロゴをチラ見せするのが着こなしのポイントだ。
おわりに
おすすめ白シャツを紹介した本記事。オールシーズン活躍する便利なアイテムなので、もし持っていない人がいたらこれを参考にチャレンジしてみてほしい。
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