有名だけど意外と知らない!?リーバイスの各モデルの違いと人気ライン|コラム

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有名だけど意外と知らない!?リーバイスの各モデルの違いと人気ライン|コラム 1枚目 via:levi

有名だけど意外と知らない!?リーバイスの各モデルの違いと人気ライン|コラムについて

誰もが知っているデニムパンツの王道ブランドLevi’s®︎(リーバイス)

あまりに有名だが、歴史の背景や501をはじめとした各モデルの違い、それぞれのラインまで詳しく知っている人は少ないのでは?

そこで今回は知っておくと人と差がつく知識を紹介する。知るほどに奥深いこのブランドの魅力に触れれば、より一層デニムパンツが好きになること確実だ。

デニムパンツは偉大な発明だ

Levi’s®︎(リーバイス)画像

via:levi

ファッションにおいて今では欠かせない存在になっているデニムパンツ。その歴史を知るには、なんと一世紀以上前まで遡らなければならない。

まずは、どうやってデニムパンツが生まれるまでに至ったのかを紐解いていこう。

リーバイスが創業するまで

Levi’s®︎(リーバイス)画像

via:straatosphere

1847年、ゴールドラッシュ時代のアメリカに、ドイツから移民としてやってきたのが創業者、「リーバイ・ストラウス」だ。彼はまず、この地で腹違いの兄が設立していた"J.シュトラウス・ブラザー&カンパニー"という織物類の卸売事業を手伝い始めることとなる。

ここから、歴史的なアイテムを生み出す彼のアパレルキャリアがスタートすることとなった。

その後、彼は培ったノウハウを活かして、自身の会社を設立することに。それこそが1853年、サンフランシスコに設立された"リーバイ・ストラウス社"だ。

雑貨店・生地商だった同社は、ゴールドラッシュで金の採掘が盛んだった当時、金鉱で働いている人達からの"丈夫な作業着がほしい"という希望を叶えるべく、ビジネスパートナーの「ジェイコブ・デイビス」とキャンバス生地のワークパンツを共作する。

これがリーバイスというブランドが誕生した瞬間だ。

このワークパンツが、後に素材にインディゴブルーのデニムを採用し、デニムパンツになるというわけだ。

違いがわかる? 501と数多く存在する品番

Levi’s®︎(リーバイス)画像

via:nytimes

商品ラインの拡大により、ロットナンバーとして"501"が、初めて商品に付けられて以降、これまでに数多くのモデルが誕生している。

知っているようで意外と知らない? 代表的な品番の特徴や違いをここで整理していこう。


501

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すべてのリーバイスのモデルの基本となる形が"501"だ。ディテールは年代により微妙に異なり、シルエットは定期的にその時代に合ったものへとアップデートされている。基本的にはあらゆる体型にフィットするストレートフィットに、ボタンフライが採用されているが、501をベースにアレンジしたモデル(501 90'sなど)も展開されている。また、近年ヴィンテージモデルは相場が上がっており、驚くような価値になっているものも多い。

502

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"502"の誕生のルーツは、1954年に発売されたジップフライタイプの501ZXXというモデル。1967年にその後継モデルに正式に502というロットナンバーが与えられた。これまでに何度かアップデートが行われており、現在はテーパードシルエットでストレッチデニム素材を採用した仕上がりとなっている。フロント部分は過去モデルを踏襲し、ジップフライだ。

505

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ジャストサイズでストレートシルエットの501に対して、この"505"はウエストがやや緩め。形は裾に向かって細くなっていくテーパードのシルエットになっている。脚が長く美しく見えるこの形は、まさにデニムパンツがファッションアイテムとして認められていった証拠ともいえるだろう。こちらもフロント部分はジップフライになっている。

510

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1980年代に505から派生したスリムテーパードモデル。現在では数多くあるリーバイスの品番の中でも、特にスキニーなシルエットが特徴になっている。また、501と比べるとウエストは変わらず、ヒップ周りや裾周りが10cmほど細く設計されている。生地にはポリウレタン混紡のストレッチ素材を採用しているので、細身でありながらもストレスフリーな動きやすさを実現。

511

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2000年代に誕生した比較的新しいモデルの"511"。腰回りにややゆとりのある、膝から裾に向けて細くなるスリムテーパードの形。先述の510に少しゆとりを持たせつつも、505よりも細めの一本。まさにスキニーとストレートの中間の存在として製作された、バランスのよいモデルだ。こちらも510と同様に、素材にはストレッチ素材を採用。動きやすいノンストレスな穿き心地が魅力となっている。

517

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股下から膝にかけて細くなっており、そこから裾に向かって広がるフレアシルエットなのがこの"517"。別名"ブーツカット"とも呼ばれており、裾の広がりはブーツとの相性が非常によい。それもそのはず、この一本はブーツを履くカウボーイたちのために開発され、1971年に登場したもの。同年代に拡大したヒッピーカルチャーの定番アイテムとして多くの人に支持され、人気モデルとなっていった。

550

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"550"は腰回りにゆとりを持たせ、ゆったりとしたシルエットを構築。そこから裾に向かってテーパードするように仕上げたデニムだ。1985年に発売され、80〜90年代で人気を誇った。

近年では復刻され、上記以外にもまだまだ多くの品番が存在するリーバイスのデニムパンツ。

気になった人はぜひ自分で調べて掘り下げてみていってほしい。

さまざまなラインがあるのも魅力のひとつ

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リーバイスでは品番の違い以外にも、多くのコレクションがラインナップしているのも見逃せないポイント。

より作り込まれた雰囲気を持つ一本は、着こなしの主役として活躍してくれること間違いなしだ。

ここでは特に押さえておきたいコレクションを4つ紹介する。


ヴィンテージ クロージング コレクション

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リーバイスが過去に生産してきたプロダクトを現代に蘇らせているこのコレクションは、サンフランシスコ本社に保管されている膨大なアーカイブを読み解き、そこからインスピレーションを得て製作されている。

また特に注目してほしいのが、過去の貴重な501モデルを忠実に再現して作られた復刻コレクションだ。リベットの特許権が満了を迎えた1890年のもをはじめ、第二次世界大戦中、さまざまなディテール変更を余儀なくされた1944年の一本、初めて東海岸での販売を開始した1954年モデルなど、デニムを通して時代の移り変わりを知ることができるのも魅力的。ヴィンテージファンも納得のクオリティとなっている。

シルバータブ コレクション

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1985年にリーバイスが当時の流行を取り入れて出したコレクションがこのシルバータブ。そのコレクション名のとおり、ブランドを代表するディテールであるバックポケットのタブが赤からシルバーになっているのが目印だ。

当時のクラブミュージックの盛り上がりを受け、ブランドがこれまでにリリースしてこなかったワイドシルエットのデニムパンツを製作。スケーターやヒップホップアーティスト、特にヨーロッパの若者を中心に爆発的な人気を博していた。

一度、コレクションは消滅してしまったが、昨今の90年代ヴィンテージブームで古着のシルバータブの人気と価格の高騰を受け、2017年から復刻を果たしている。

リーバイス レッド コレクション

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リーバイスブランドのプレミアムラインとして1999年に登場した"リーバイス レッド コレクション"。ヨーロッパのデザインチームによって発足したこのラインは、"アイコンである5ポケットジーンズを再解釈し未来のデニムを創造する"という指針のもと、当時は世界初であった立体裁断デニムを発表し、ファッション業界に衝撃を与えた。

その後も斬新なプロダクトを次々とリリースするも2007年を最後としてコレクション展開を休止。その後は2014年に一度のみ復活。再び沈黙を貫き、そして2021年、7年ぶりに復活を果たしている。立体的なパターンを採用した斬新なねじれシルエットは、一度ぜひ味わってみてほしい。また、昨今のサステナブルな動きもあり、地球環境に配慮しているのもこのコレクションの特徴。

ステイプレスト コレクション

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デニムパンツブランドでありながら、デニムパンツ以外にも名作が存在するのがリーバイス。その懐の広さを実感できるのがこの"ステイプレスト"。通称"スタプレ"と呼ばれる一本はノンデニムの代表格として知られており、アイロン掛けしなくてもシワになりにくく、使用感が出にくいのが特徴だ。このパンツが誕生したのは1964年。

1960年代は全米に家庭用洗濯機が普及した頃で、洗っても縮んだりシワになったりしない衣類が求められていたという時代背景がある。この特徴が大好評を博し、1960年代後半にはアイビーリーガーたちがこのパンツを愛用したことをきっかけに、全米で大人気に。

その後、日本でも沸き起こったアイビーブームが後押しし、定番としての地位を確立していった。こちらも一度はなくなってしまったコレクションで、ヴィンテージとしてしか手に入らなかったが2021年に念願の復活を果たしている。

自分に似合うデニムパンツがリーバイスなら見つかる

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以上、リーバイスの今押さえておきたい各品番と人気ラインを紹介した。デニムパンツの王道にして絶対的なリーバイス。掘り下げれば掘り下げるほど魅力が見つかるので、気になった人はどんどん調べてみてほしい。

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