コーチジャケットの人気ブランド23選!アイテムの由来や選び方&コーデも紹介| コラムについて
多くのストリートブランドがリリースする定番ライトアウター「コーチジャケット」。気軽に羽織れて、ラクに決まってくれるので一枚持っておきたいところだが、数あるラインナップの中から"自分に合う一着"を見つけ出すのはなかなか難しい。
そこで今回はそれぞれのスタイルにハマるモノを探すために"コーチジャケットとは一体どんなアイテムか?"という説明から、その選び方やおすすめモデル23選、具体的なコーデ例まで幅広く紹介。コーチジャケットを深く知り、汎用性の高いアイテムを使いこなそう!
コーチジャケットとは?
via:NFL
まずは"コーチジャケットは一体どういうアウターなのか?"を解説する。
コーチジャケットは、以下のような特徴を持つことが多い(例外あり)。
・主にナイロン素材が使われている
・襟付きのボディ
・フロントのスナップボタン
・絞りのある袖口
・ボックス型のシルエット
これらによって軽量性と防風性を兼ね備えつつ、着脱がラクというのが強みだ。実はコーチジャケットは、元々アメリカンフットボールのコーチ陣に愛用されたアウターであり、Coach(コーチ:日本語訳で"監督"を意味する)の名が付けられているのもこれが由来だろう。
via:NME
では、なぜスポーツシーンで使われていたアイテムがストリートファッションで人気を博しているのか。このきっかけとなった出来事として、80年代後半から90年代にかけての米アーティストらの着用が挙げられる。
例えば、上写真で掲載した"N.W.A"もコーチジャケットを着こなしていたHIPHOPグループの一つ。彼らはデビュー作『Straight Outta Compton(ストレイト・アウタ・コンプトン)』を筆頭に数々の伝説を残し、2016年に"ロックの殿堂入り"を果たした人気グループだ。彼らのファッションを多くの若者が真似したことは想像に難くなく、その歴史は昨今のコーチジャケット人気にも繋がっていると思われる。
コーチジャケットの選び方
コーチジャケットの歴史を押さえたところで、次はその選び方を説明する。アイテム選びで重要なポイントは「色・サイズ感・デザイン」の3点だ。
◼︎何色がおすすめ?
via:PR TIMES
コーチジャケットを選ぶ際、まず気にすべきはそのカラー。
最も王道といえるカラーは「ブラック」だ。汚れが目立ちにくいブラックが採用しているブランドが多く、コーチジャケットと聞くとまずはじめに思い浮かべるカラーでもある。次におすすめなのがネイビー。特に黒に近い濃紺のものはブラックの次に展開が多く、人気と言えるだろう。トレンドを意識するなら、ミリタリーファッションに取り入れやすい「オリーブ」もおすすめだ。
またコーチジャケットはアメリカンスポーツ発祥のため、各チームカラーに合わせたさまざまな配色もリリースされている。「発色の良いカラー」なら、よりカジュアルな装いを演出できるだろう。スポーツミックスコーデに欠かせないスニーカーとの合わせ方を考えるのも楽しいかもしれない。
◼︎サイズ感は流行りの大きめがベスト?
via:ZOZOTOWN
コーチジャケットはボックスシルエットのものが多く、元々少し大きめに着られることが多い。そのため、ストリートのトレンドとも相性の良いアイテムだ。
しかしここで注意したいのは、オーバーサイズすぎないこと。サイズが大きすぎるとハリのある質感によって、まるで服に着られている風になってしまう。なのでオーバーサイズのコーデを考える際には、普段着ているサイズの1〜2サイズ大きめぐらいにとどめるのが良いだろう。
◼︎どんなデザインを選ぶ?
via:XLARGE
各ブランドのコーチジャケットを見てみると、無地からワンポイント入ったもの、大きく全体にプリントが入ったものなど、さまざまなデザインが採用されていることに気づく。そこから好みの一枚を選ぶ時には、他アイテムとの合わせ方を想像してみるのが大切だ。
例えば、シンプルな色味のアイテムが思い浮かんだ場合は、プリントが大きく入ったものや明るいカラーなど、デザインに主張のあるコーチジャケットを選び、アウターが主役のコーデを組むのがおすすめ。また同じブランドでいくつかのアイテムが思い浮かんだ場合は、そのブランドのコーチジャケットを選ぶことで統一感を生み出せる。
このように他アイテムとの合わせを考えると、おのずとベストなコーチジャケットが見つかることは多い。もしコーデの想像がつきにくい場合は、本コラム下部にコーデ例を掲載しているので参考にしてみてほしい。
コーチジャケットのおすすめブランド23選
ではここからは、おすすめ20ブランドの人気コーチジャケットを見てみよう。流行りのストリートブランドから高級感漂うラグジュアリーカジュアルブランドまで、幅広いラインナップをアイテム例とともに紹介していく。
1. Supreme(シュプリーム)
イエローのボディにアラビア語のバックプリントが特徴的なこの商品は、人気ストリートブランド「Supreme(シュプリーム)」のアイテムだ。比較的シンプルな出立ちだが、個性的なワンポイントデザインに加え、シュプリームらしい大きめのシルエットを採用している。
このように、同ブランドでは"シンプルで存在感のあるデザイン"と"大きめのサイズ感"の商品を展開しているのが特徴だ。ストリートに映えるコーチジャケットを探している人は、まず「シュプリーム」をチェックしてみてはいかがだろうか。
2. The North Face × Supreme(ザ ノースフェイス × シュプリーム)
こちらは、先に紹介した「シュプリーム」とアウトドアブランド「The North Face(ザ ノースフェイス)」によるコラボジャケットだ。同コラボは、近年のストリートシーンで大いに注目されており、展開アイテムの着用者も多い。
今回掲載したホワイトスネーク柄のジャケットは、ファッションのジャンルを問わず大きなインパクトを与えてくれるアイテム。本コラボでは、同商品のような派手なデザインだけでなく、シンプルなデザインのものも展開されている。
3. New Era × Yohji Yamamoto(ニューエラ × ヨウジ ヤマモト)
キャップブランド「New Era(ニューエラ)」と世界的デザイナー山本耀司氏率いる「Yohji Yamamoto(ヨウジ ヤマモト)」のコラボでは、ブラックを基調としたジャケットが人気のアイテム。
パリコレにも衝撃を与えた山本耀司氏らしい"黒使い"は、このコーチジャケットでも発揮されている。特に裾の絞りが特徴的で、同じく絞りのあるブラックパンツなどと合わせれば、同ブランドらしいモード感のある着こなしを演出できるだろう。
4. HUMAN MADE × UNDERCOVER(ヒューマンメイド × アンダーカバー)
こちらは、二つの国内ブランド「HUMAN MADE(ヒューマンメイド)」と「UNDERCOVER(アンダーカバー)」が生み出したストーリー性のあるジャケットだ。
それぞれブランドを立ち上げたNIGO(ニゴー)氏と高橋盾氏は、1990年代の雑誌にて「ラストオージー2」という連載企画をおこなっていた。90年代には不定期でその企画名を冠したアイテムを発売しており、掲載商品は同企画からインスパイアされた2022年発売のアイテム。
5. GOD SELECTION XXX × Fragment(ゴッドセレクション XXX × フラグメント)
アイコニックな"X"のロゴで知られる「GOD SELECTION XXX(ゴッドセレクション XXX)」と伝説的デザイナー藤原ヒロシ氏率いる「Fragment(フラグメント)」のコラボ。本タッグは、スニダンにて継続的に取引される人気コーチジャケットを展開している。
両ブランドの関係性は深く、スニーカーシーンに衝撃を与えたTravis Scott × Fragment × Nike Air Jordan 1 High(トラヴィス・スコット × フラグメント × ナイキ エアジョーダン1 ハイ)の発売時には、国内唯一の販売店舗としてゴッドセレクション XXXが選ばれていた。今回掲載したコーチジャケットでは、両ブランドロゴを重ねた特別なバックプリントを採用し、あえてフラグメントロゴに暗い配色を使っている。
6. Palace × New Era(パレス × ニューエラ)
こちらは、イギリス・ロンドン発のスケーターブランド「Palace(パレス)」とメジャーリーグのオフィシャルサプライヤーとして知られるキャップブランド「New Era(ニューエラ)」のコラボジャケット。
インパクトのあるオレンジとネイビーの組み合わせは、歴史ある米野球チーム"Detroit Tigers(デトロイト・タイガース)"からインスパイアされたもの。アメリカンカルチャー溢れるデザインとパレスらしい気品のあるディテールが組み合わさったアイテムは必見だ。
7. KITH × Star Wars(キス × スターウォーズ)
次に紹介するのは、異色さ際立つコーチジャケット。世界各地に店舗をオープンするスニーカーブティック「KITH(キス)」と映画界屈指の名作『Star Wars(スターウォーズ)』のコラボプロダクト。本アイテムでは、ジャケット全面にスターウォーズ劇中の1シーンを思わせるイラストを採用した。
このようにキスは他のブランドと一線を画すコーチジャケットをリリースするため、同ブランドの世界観にハマった人は継続的にチェックしてみてはいかがだろうか。
8. FEAR OF GOD ESSENTIALS(フィアオブゴッド エッセンシャル)
才能あふれるデザイナーJerry Lorenzo(ジェリー・ロレンゾ)氏率いる「FEAR OF GOD ESSENTIALS(フィア オブ ゴッド エッセンシャルズ)」が展開するのは、黒を基調としたシックな一着だ。一見すると通常のコーチジャケットに見えるが、斜めについたサイドポケットや絶妙な丈感を持つシルエットなど、ディテールにこだわったものとなっている。
ちなみに同ブランドの展開アイテムとしては、今回掲載した商品のようにほぼワンカラーでまとめられたシンプルなものが多い。
9. WIND AND SEA × Malbon Golf(ウィンダンシー × マルボンゴルフ)
こちらは、近年数々のコラボで注目されているファッションブランド「WIND AND SEA(ウィンダンシー)」と、ストリートカルチャーにゴルフスタイルを掛け合わせた「Malbon Golf(マルボンゴルフ)」によるコラボアイテムだ。紳士のスポーツ・ゴルフと軽量性に優れたコーチジャケットは相性が良く、ゴルフファッションに遊び心を取り入れたい方におすすめのアイテム。
またウィンダンシーでは、本コラボ以外にも異色のタッグを実現しているため、ストリートと他分野の掛け合わせに興味がある人はぜひチェックしてほしい。
10. XLARGE(エクストララージ)
こちらのブラウンのジャケットは、ゴリラのロゴで知られる「XLARGE(エクストララージ)」のアイテムだ。前面をシンプルに仕上げ、背面には大きくゴリラマークのブランドロゴがプリントされている。
同アイテムのようにメリハリのついたデザインで強く主張するジャケットが欲しいなら、エクストララージはチェックすべきブランドだろう。
11. BlackEyePatch × thisisneverthat(ブラックアイパッチ × ディスイズネバーザット)
"取扱注意"のキャッチコピーで知られる「BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)」と韓国発のストリートブランド「thisisneverthat(ディスイズネバーザット)」のコラボからは、個性的なコーチジャケットがリリースされている。
あえて、発色の良いパープルとホワイトステッチを組み合わせることで、縫合部が強調されているのがポイント。ちなみに「thisis BLACK EYE PATCH」ロゴが入っているのも本コラボならではの仕様だ。
12. Wacko Maria × 凶気の桜(ワコマリア × 凶気の桜)
この白を基調としたコーチジャケットは、有名ラッパーも愛用するファッションブランド「Wacko Maria(ワコマリア)」と窪塚洋介氏が初めて企画段階から関わった映画『狂気の桜』のコラボジャケットだ。映画の登場人物たちを思わせるカラーや映画ポスターに使われていた写真をそのままバックプリントに使うことで、インパクトのあるアイテムに仕上がっている。
ワコマリアは、他にも"HIPHOP系ファッション"にピッタリなアイテムを多く展開しているため、ラッパーが好きな方はぜひチェックしてほしい。
13. UNION × NEEDLES(ユニオン × ニードルズ)
こちらは、名だたるストリートブランドと関係の深い「UNION(ユニオン)」とアイコニックなトラックパンツで知られる「NEEDLES(ニードルズ)」のコラボだ。腕に走るラインや、ニードルズのアイテムに使われるPoly Smooth(ポリスムーズ)素材を採用することで、通常のコーチジャケットと異なる"レトロスポーティーな雰囲気"を演出している。
こちらの商品にて、ストリートライクなシルエットが気になった人はユニオンを、トラックパンツを思わせる素材感が気になった人はニードルズをチェックするのがいいだろう。
14. UNDERCOVER × Verdy(アンダーカバー × ヴェルディ)
すでに「ヒューマンメイド」とのコラボでも取り上げた「アンダーカバー」は、「Girls Don’t Cry(ガールズ ドント クライ)」や「Wasted Youth(ウェイステッドユース)」のデザイナーVerdy(ヴェルディ)氏ともコラボをおこなっている。
同コラボからリリースされたコーチジャケットは、ヴェルディらしい文字フォントやアンダーカバーらしいメッセージ性のあるデザインを共存させたものに。両ブランドが得意とするインパクトのあるデザインを活かしているのが特徴だ。
15. Undefeated(アンディフィーテッド)
スニーカーヘッズにとって馴染み深いスニーカーショップ「Undefeated(アンディフィーテッド)」は、シンプルなフォルムのコーチジャケットを展開している。同ショップのアイテムは、掲載したプロダクトのような"スニーカーに合うカラーリング"のデザインがポイントだ。
さりげなくブランドロゴを活かしたアイテムも多いため、シンプルなストリートウェアを探している人にもおすすめしたいブランドとなっている。
16. Champion × Undefeated(チャンピオン × アンディフィーテッド)
前項でも取り上げた「アンディフィーテッド」のアイテムだが、シンプルさ故に、コラボパートナーの個性の表れやすさも特徴に挙げられる。ヴィンテージウェアでも人気を博す「Champion(チャンピオン)」とのタッグでは、同ブランドらしいデザインを活かしたアイテムを発売した。
ちなみにコラボパートナーの「チャンピオン」は、カレッジを含むアメリカンスポーツ系に強いブランド。レトロ感溢れるスポーティーな一着を探すなら、こちらを選べば間違いないだろう。
17. KENZO(ケンゾー)
フランスのラグジュアリーストリートブランド「KENZO(ケンゾー)」からは、上品さ際立つコーチジャケットが展開されている。
同ブランド定番のポップなイラストを活かしたバックプリントによって、綺麗めな雰囲気を持ちつつも、遊び心を感じられるのがポイント。少々カチッとしたコーデにも合うコーチジャケットをお探しならこちらがおすすめだ。
18. COMME des GARÇONS(コムデギャルソン)
パリコレに出展していることでも知られる「COMME des GARÇONS(コムデギャルソン)」は、モードファッション界の超定番ブランドだ。同ブランドは、メインラインの「コムデギャルソン」やストリートを意識したライン「CDG」などでコーチジャケットを展開してきた。
どのラインの商品でも、コムデギャルソンらしいファッショナブルなデザイン性を取り入れているのが特徴。ちなみに、掲載したコーチジャケットは"スーツやジャケットをもっと自由に楽しく着よう"がコンセプトの企画「自由な背広」にてリリースされたプロダクトだ。
19. CELINE(セリーヌ)
1945年にフランス・パリで創業したラグジュアリーブランド「CELINE(セリーヌ)」。
同ブランドと言えばブランドロゴが組み込まれたバッグや財布で知られているが、ファッションにアクセントを加えられる上質なコーチジャケットもリリースしている。アイテム特有の光沢感を活かし、高級感溢れる一着に仕上げているのが特徴だ。
20. TAIGALIONA(タイガリオナ)
「TAIGALIONA(タイガリオナ)」は、日本古来のワークウェアをベースに、テックとモードを融合させた珍しいファッションブランドだ。
コーチジャケットにもそのこだわりが詰め込まれており、雨蓑から発想された防水加工などの機能性とワントーンのシンプルなデザインを両立している。2020年設立の新進気鋭なブランドのため、他人と被りたくない人にもおすすめだ。
21. The North Face(ザ ノースフェイス)
via:goldwin
登山家ダグラス・トンプキンス氏が1966年のサンフランシスコにオープンさせた、一軒のアウトドア用品専門店。そこから歴史がスタートしたのが、いまや世界的なブランドとなった「ザ ノースフェイス」だ。
同社の定番コーチジャケットは、撥水加工ありのリサイクルナイロンオックス生地を使用した一着。フロント・バックおよび左腕には"ハーフドームの北壁"を模した、お馴染みロゴが。
22. New Era(ニューエラ)
via:neweracap
MLB唯一の公式選手用キャップオフィシャルサプライヤーとしてその名が知られる「ニューエラ」は、1920年にエルハルド・クック氏が立ち上げた老舗のヘッドウェアブランド。
前面は控えめ&シンプルに抑えつつも、背面にはインパクト大の巨大なロゴを用いたモノトーンのコーチジャケット。インナーにフーディなどを入れても快適に着用できるような、ゆたりめのサイズ感が特徴だ。
23. UNIQLO(ユニクロ)
via:uniqlo
言わずと知れたファストファッション界の王者「ユニクロ」。その独特な響きは「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」を略したもので「ほかでは買うことのできない良いカジュアルファッションをユーザーがが自由に選び買うことができる」という意味だとか。
軽くドロップした肩周りがいまっぽい雰囲気の一着は、耐久撥水効果のおかげで小雨程度なら安心して着られるスグレモノ。ややマットな生地感なので、カジュアル系はもちろん綺麗めな着こなしに合わせるのも楽しい。
コーチジャケットのコーデ例5選
では最後に"コーチジャケットの着こなし方"がイメージしやすいコーデ例を見ていこう。
素材の違いを活かした「ブラックコーデ」
まず紹介するのは、上半身を黒いアイテムで統一したブラックコーデだ。
同色のアイテムで合わせる懸念点として、素材まで同じにしてしまうと全体的にのっぺりとした印象になることが挙げられる。しかしコーチジャケットの素材感は他のアイテムで被ることが少なく、掲載投稿のようにワントーンコーデでも映えてくれる。
ジャケットの軽やかさが際立つ「スポーツMIXコーデ」
こちらは爽やかさ際立つスポーティーなコーデだ。
コーチジャケットに使われたナイロン素材の軽やかさや光沢感は、スポーツMIXコーデで活躍してくれる。掲載コーデのようにキャップを同色にし、あえて後ろ向きに被るのもおすすめ。
綺麗めなアイテムと合わせる「大人顔コーデ」
コーチジャケットは、ストリート色の強いアイテムだけでなく、綺麗めなものとも相性が良い。
掲載したコーデのようにシャツや革靴などと合わせると、襟付きのフォーマルなシルエットが活きることに。このように、多くのファッションに汎用性があるのもコーチジャケットの魅力の一つだ。
コーデの完成度を高める「重ね着コーデ」
一枚で羽織るのも様になるコーチジャケットだが、重ね着に使うのもおすすめだ。
紹介コーデでは、フーディーと合わせ、シンプルなスタイルを構築。ここから、コーチジャケットを取り除いたコーデを想像してみてほしい。そうすると、中のフーディーとパンツの色味が揃いすぎてしまい、寝巻き感が強くなってしまうことがわかるだろう。本投稿は、コーチジャケットによってコーデの完成度を高めた良い例と言える。
明るいカラーを使いこなした「派手めコーデ」
最後に紹介するのは、明るいカラーを使いこなしたハイレベルなコーデだ。
ジャケットの色味や帽子はもちろん、サングラスの金具やアクセサリーにも黄色・金色を取り入れ、統一感のあるコーデに。アフリカンファッションを思わせる帽子は着こなしに取り入れるのが難しいアイテムだが、コーチジャケット特有のハリのある素材感とボックスシルエットを活かし、絶妙なスタイリングを完成させている。
おわりに
多くのスタイルに取り入れられるコーチジャケットは、一着持っておきたいアイテムと言えるだろう。
また今回紹介したように、多くのブランドから個性豊かなプロダクトが展開されているため、自分のコーデと照らし合わせ、ピッタリなコーチジャケットを見つけてみてほしい。
汎用性の高い本アイテムを着こせば、もっとファッションが楽しくなるかもしれない。
関連コラム
▶︎おすすめナイロンジャケット16選。スポーティでカラフルなモデルから、大人っぽさ溢れるアイテムまで!▶︎おすすめトラックジャケット10選。さらっと羽織ればレトロな気分!
▶︎おすすめデニムジャケット10選。ストリートからアメカジまで人気ブランド目白押し!