グッチ「アレッサンドロ・ミケーレ」退任を発表 "グッチとは養子縁組をした家族のようだった" ミケーレのインスタグラムにて愛あるメッセージを発信について
2022年11月23日(水)、ケリング社は、GUCCI(グッチ)のクリエイティブ・ディレクターである「アレッサンドロ・ミケーレ」が同ブランドを退社することを発表した。ミケーレの20年にわたるグッチへの貢献
ローマ出身のデザイナーであるミケーレは、グッチのクリエイティブ・ディレクターとして約8年間在籍し、イタリアの伝統あるブランドに大きなイノベーションを起こした。ミケーレは、2002年に「トム・フォード」率いるグッチのデザインオフィスに参画。当時、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターだった「フリーダ・ジャンニーニ」のもとで働き、その後、グッチのCEOである「マルコ・ビッザーリ」により抜擢され、ジャンニーニの退任後、デザインチームのトップとして2015年1月にコレクションを発表し、正式にクリエイティブ・ディレクター就任を果たす。グッチのCEOであるビッザーリは、「アレッサンドロに会う機会を得たことが幸運だった」と、声明の中で告げた。「グッチがこの8年間で成功の道を歩む中で、共に密接に仕事をすることができたことを嬉しく思います。彼の20年にわたるグッチへの貢献と、クリエイティブ・ディレクター在任中のビジョン、献身、そしてこのユニークなメゾンへの無条件の愛に感謝したいと思います。」
"グッチとは養子縁組をした家族のようだった" ミケーレのインスタグラムにて愛あるメッセージを発信
「アレッサンドロ・ミケーレ」は、以下のようにインスタグラム（@alessandro_michele）上に英語、イタリア語にてコメントした。このように言語を分け、グッチへ最大の敬意を表すアティチュードや、文中の愛あるメッセージの節々からはミケーレの人柄が感じられる。「私たち一人一人の視点が異なるため、道が分かれることがある。今日、私の愛と創造的情熱のすべてを精力的に捧げてきた会社の中で、20年以上続いてきた旅が終わる。この長い間、グッチは私の家であり、養子縁組をした家族のようだった。この大家族、そしてそれを世話し、支援してくれたすべての個人に、心からの感謝と、心からの抱擁を送る。彼らと一緒に私は願い、夢を見、想像をしてきた。それらがなければ、私が構築したものはどれも実現が不可能だっただろう。そして、彼らに心からの願いを込めて、このメッセージを捧げる。人生を生きる価値のあるものにするのは、繊細で目に見えないものだ。詩的で包括的なイメージで自分自身を養い、自分の価値観に忠実であり続け、あなたの夢を育て続けてほしい。そして、いつの日も自由の風に吹かれて、情熱をもって生きていられるようにと願っている。」
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引用元：VOGUE
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