90年代のNBAを彩ったナイキバッシュ列伝!|コラム

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90年代のNBAを彩ったナイキバッシュ列伝!|コラム 1枚目 via:Nike

90年代のNBAを彩ったナイキバッシュ列伝!|コラムについて

新しくリリースされたスニーカーだけでなく、過去にリリースされたアーカイブモデルにも注目が集まる昨今のスニーカーシーン。

これらアーカイブモデルの多くが90年代バスケットボールと繋がりがあることをご存じだろうか。

90年代当時のNBAでは、マイケル・ジョーダンを筆頭に歴史的名選手が多くプレイしており、彼らの足元をさまざまなシューズが彩っていた。

今回は、特に人気のあるNike(ナイキ)の90年代バッシュを、NBAで名を馳せた選手たちに触れながら紹介していく。

目次

90年代のナイキバッシュについて

ナイキ 画像

via:Nike Japan

1980年初期、ナイキは今ほど世界を席巻するスポーツブランドではなかった

当時人気のバッシュブランドと言えば、ナイキではなく、Converse(コンバース)やadidas(アディダス)などで、デザインも今と違い、レザーを基調としたホワイトのバスケットボールシューズが一般的だった。

ここにナイキが割って入り、今につながるバッシュ人気を獲得したのは、80年代後半から90年代後半のこと。(諸説あり)

特に90年代のナイキ バスケットボールシューズは、当時最先端の機能性を活かしたデザインを強みとし、日本でもハイテクスニーカーブームの一端を担った

90年代当時のNBAを追っていらっしゃった方は、より一層思い入れがあるのではないだろうか。

90年代シカゴブルズ選手ら 画像

90年代シカゴブルズ選手ら(via:NBA.com)

当時のNBAは、マイケル・ジョーダンを筆頭に、殿堂入りを果たした伝説の選手らがプレイしたことで知られ、6度の優勝を遂げたシカゴ・ブルズ、そのブルズとライバル関係にあったインディアナ・ペイサーズ、フェニックス・サンズなど強豪チームがひしめき合うリーグとなっていた。

この90年代NBAを彩った6足のナイキスニーカーを、実際にそれらを着用した選手とともに知っておこう。

90年代ナイキバッシュ6選!

・バスケットボールの神様の要望に応えた Air Jordan 11(エアジョーダン11)

エアジョーダン11 画像

オリジナルリリース年:1995年

まず紹介するのは、数多のモデルがリリースされてきたジョーダンシリーズの中でも、名作の一つに数えられる"エアジョーダン11"。

このエアジョーダン11は、エナメル素材を使用し、シンプルなオリジナルカラーを採用することで、ドレッシーな見た目となっている。

実はそのルックスは、偶発的に生まれたものではない

"バスケットボールの神様"ことマイケル・ジョーダンが、「フォーマルシューズのようなドレスアップしたスタイル」をナイキに要望し、のちに作成されたのがこの"エアジョーダン11"となる。

マイケル・ジョーダン(via:NBA.com)


もし、彼がこの要望を出していなかったら、全く違うデザインのモデルになっていたかもしれない。

ちなみに、マイケル・ジョーダンはこのモデルを着用して、4度目のNBA優勝、そして主演映画"スペースジャム"の出演を果たしている。

スニダンでナイキ エアジョーダン11 "コンコルド"をCheckする

・時代を象徴する誇張デザイン Air More Uptempo(エアモアアップテンポ)

エアモアアップテンポ 画像

オリジナルリリース年:1996年

90年代の風潮である"誇張"を最大限に活かしたナイキ エアモアアップテンポ。目をひく、アッパーの"AIR"デザインが特徴的だ。

デザインもさることながら、実は機能面も優れたモデルとなっており、前足部からヒール部までカバーされた"フルレングスエア"というクッショニングシステムを搭載している。

このような機能性を兼ね備えたモデルが96年NBA優勝とアトランタオリンピック金メダル獲得の両場面で着用されていたのは必然だろう。

このモデルの有名着用選手"スコッティ・ピッペン"は本モデルの広告塔を勤めた際、カラー"ブラック"を着用した。

スコッティ・ピッペン 画像

スコッティ・ピッペン(via:NBA.com)

スニダンでナイキ エア モア アップテンポ "ブラック/ホワイト"(2020)をCheckする

・リバウンド王の足元を支えた Air Shake Ndestrukt(エアシェイク インデストラクト)

エアシェイク インデストラクト 画像

オリジナルリリース年:1996年

もうお気づきの方もいるかもしれないが、このエアシェイク インデストラクトの紹介にいたったのは、モデルの魅力もさることながら、ジョーダン、ピッペンに続く、あの選手を紹介せずにいられなかったからだ。

その選手とは、NBA7年連続リバウンド王に輝いたデニス・ロッドマン。彼は、マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペンと並び、シカゴ・ブルズの黄金期を支えた。

デニス・ロッドマン 画像

デニス・ロッドマン(via:NBA.com)

彼は、色鮮やかなヘア、自由奔放な私生活など、個性的なライフスタイルも有名だが、彼が着用したこのエアシェイク インデストラクトもかなり個性的だ。

シューズの側面についたシューレースやアッパーを横切るスウッシュ、そして先ほど紹介したエアジョーダン11を彷彿とさせるトゥパーツなどを合わせ、唯一無二の存在感を誇っている。

スニダンでナイキ エアシェイク インデストラクト "ホワイト/ホワイト-ブラック-レッド"をCheckする

〜おまけ〜ロッドマン幻のシグネチャーモデル Air Bakin(エアベイキン)

ナイキ エアベイキン OG 画像

オリジナルリリース年:1997年

エアベイキンは、デニス・ロッドマンのシグネイチャーモデルになる予定だったと言われている。しかし、彼がコンバースと契約を結んだことで、別のNBA選手(ティム・ハーダウェイ)に履かれることとなった。

また、オリジナルモデルのヒールロゴ「AIR」がイスラム教のアラーを思わせるデザインを採用していたため、回収騒ぎとなった曰く付きのモデル。2023年にシュプリームとのコラボモデルがリリースされることがアナウンスされている。

スニダンでナイキ エアベイキン OG (2013)をCheckする


・180度エアを搭載したエアフォース Air Force 180(エアフォース180)

エアフォース180 画像

オリジナルリリース年:1992年

次に紹介するのは、"エアマックス180のクッションを搭載したエアフォースシリーズ" エアフォース180

1991年リリース"エアマックス180"に搭載された180度ビジブルエアを、エアフォース1の系譜を引き継ぐエアフォースシリーズのシルエットに搭載。そしてシューアッパーに取り付けられたストラップなど、激しいプレイも想定したバスケットボールシューズとなっている。

このモデルの人気からか、エアフォースマックス、エアフォースマックスCBなど、エアマックスに代表されるエアユニットとエアフォースシリーズのフォルムを共存させた後続モデルもリリースされた。

そしてこのエアフォース180の著名な着用者は"空飛ぶ冷蔵庫"ことチャールズ・バークレーだ。パワーを活かしたプレーを得意とした彼は、マイケル・ジョーダンの親友としても知られているが、ジョーダンとは違うチームに所属し続け、熾烈なライバル関係を築いた。

チャールズ・バークレー(via:NBA.com)

スニダンでナイキ エアフォース180 "オリンピック"(2016)をCheckする

・大きな目玉を持つ Air Zoom Flight 95(エアズームフライト95)

エアズームフライト95 画像

オリジナルリリース年:1995年

日本で社会現象を巻き起こしたエアマックス95。その伝説モデルと同年リリースとなったバッシュがエアズームフライト95だ。

このエアズームフライト95は、ナイキエアの進化版である"ズームエア"を搭載したスペックと、まるで"目玉"をくり抜いたようなソールデザインが特徴的で、ハイテクスニーカーの代表格としてよく知られている

2022年には、NBA歴代屈指のポイントガード"ジェイソン・キッド"が着用したOGカラー復刻やSupreme(シュプリーム)とのコラボモデルのリリースなどがあり、多くの人の目に触れることとなった。

ジェイソン・キッド 画像

ジェイソン・キッド(via:NBA.com)

スニダンでナイキ エアズーム フライト 95 "ブラック メタリック"をCheckする

・常識を覆した Air Foamposite One(エアフォームポジットワン)

エアフォームポジットワン 画像

オリジナルリリース年:1997年

リリース当時、それまでのバッシュにはない未来的なデザインを採用したエアフォームポジットワン。そもそもこのモデルがバッシュだったと気づきにくいほど先鋭的な見た目となっている

このルックスによって、シューデザイナーを務めたエリック・アヴァール自らこのモデルの製品化に躊躇をしていたと言われるモデル。

しかし、"ネクストジョーダン"と言われていたペニー・ハーダウェイがそのデザインを気に入ったことで無事NBAの舞台でデビューを飾ることとなった。

ペニー・ハーダウェイ 画像

ペニー・ハーダウェイ(via:NBA.com)

リリースされた当時だけでなく近年も幾度かブームを引き起こしており、特に2014年のシュプリームコラボモデルは今でもハイプライスで取引されている。

スニダンでナイキ エアフォームポジットワン "ロイヤル ブルー" XX 20TH アニバーサリー (2017)をCheckする

まとめ

90年代NBAを席巻したナイキのバスケットボールシューズ。

当時最先端の機能性や、主張のあるデザイン、そしてそれを着用した名選手との関わりなど、これらのスニーカーに憧れを抱く方も多いだろう。

ちなみに、90年代を代表するナイキスニーカーとして、紹介にいたらなかった名作バッシュはもちろん、エアマックス95ナイキ ACG エアモワブなど様々なモデルが存在する。

復刻リリースも続いているので、もしかすると履いているスニーカーが実は90年代スニーカーなんてこともあるかもしれない。

この機会に、ご自身が着用されているスニーカーの歴史を調べてみてはいかがだろうか。


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