ナイキの最新技術を搭載?レブロン・ジェームズの歴代シューズ20モデルを一挙ご紹介!|コラムについて
NBAのキングこと、LeBron James(レブロン・ジェームズ)を知っているだろうか。
彼は高校生時代から全米で注目を集め、今もなおNBAのトップ選手の一人として、多くのファンを魅了している。
そんなレブロンとNike(ナイキ)の関わりは非常に深く、2015年には生涯契約を結んだ。
今回は、レブロンの足元を支えてきた歴代シグネイチャーモデルを、彼の歩んできたキャリアと共に見ていこう。
レブロン・ジェームズについて
1984年、アメリカのオハイオ州アクロンで誕生したレブロン・ジェームズ。偶然にもNBAのスーパースターStephen Curry(ステフィン・カリー)と同じ病院であったというエピソードでも知られている。
母親1人に育てられ、とても裕福な家庭環境とは言えず、住む家を点々としていた幼少期を過ごした彼は、幼い頃から身体能力が並外れており、アメフトの試合では相手から出生証明書の提出を求められるほどだった。
高校生時代には、その活躍ぶりから"The Chosen One(選ばれし者)"として全米中から注目を集めることに。
セント・メアリー高校卒業後、2003年のNBAドラフトで全体1位指名でクリーブランド・キャバリアーズに指名され、NBAキャリアをスタートさせた。
via:NBA
NBAでの活躍ぶりは凄まじく、個人成績をぐんぐんと伸ばしていったが、彼が所属するクリーブランド・キャバリアーズは優勝を掴み取ることができず、レブロンはチームを優勝させることができない選手というレッテルを貼られてしまう。
そんな中、レブロンは2010年にマイアミ・ヒートに移籍し、キャバリアーズのファンたちから更なるヘイトを買った。
そのこともあってかマイアミ・ヒートでの4年間でNBA優勝を飾った後にクリーブランド・キャバリアーズに帰還。自身の故郷に優勝をもたらすという使命を担うこととなった。
そして2016年、ステフィン・カリー率いるゴールデンステート・ウォリアーズ相手に、大逆転という形で再度優勝を果たす。
また、ロサンゼルス・レイカーズに移籍したのちにまたもや優勝。2023年2月現在、プレーヤー個人としては、計4回の優勝を飾っている。
このようにレブロン・ジェームズは、周囲からの大きすぎる期待や批判に、常にプレイや結果で応えてきた。
現在もロサンゼルス・レイカーズでNBAのトップに君臨し続けるその姿は、多くの人々に感動を与えている。
レブロン・ジェームズの歴代シグネイチャーシューズ
ここからは、レブロンが着用した歴代のシグネイチャーモデルを、彼の歩んできたキャリアと共に紹介。
レブロンはナイキと生涯契約を結んでおり、プロ入り一年目のルーキーイヤーから深い関係性を構築してきた。
今回は各モデル1種類ずつピックアップしているが、モデルによって通常版やElite(エリート)モデルなど複数のバージョンが存在するパターンがある。
そちらを深ぼってみるのも、レブロンのシューズをより楽しむ方法の1つだ。
Nike Air Zoom Generation
レブロンがルーキーシーズンで着用した記念すべきモデル。
アッパーはメッシュで構成され、軽量性と快適性に優れている。
レブロン自身は新人王を獲得し、NBAキャリアの好スタートを切った。
スニダンで「Nike Air Zoom Generation」をCheckする
Nike Zoom Lebron 2
初めて"レブロン"の名がついた2004年発売の2代目シグネイチャーモデル。
大容量のズームエアが搭載されており、アンクル部分のストラップと巨大なスウッシュが特徴的だ。
レブロンはこの年に初めてのNBAオールスター選出を経験している。
スニダンで「Nike Zoom Lebron 2」をCheckする
Nike Zoom Lebron 3
2005-06シーズンで着用された3代目シグネイチャーモデル(画像は2019年復刻モデル)。
アッパー全体に張り巡らされたフライワイヤーケーブルによって、快適なフィット感を実現している。
レブロン自身はクリーブランド・キャバリアーズをプレイオフに導き、NBAオールスターでも史上最年少でMVPを獲得した。
スニダンで「Nike Zoom Lebron 3」をCheckする
Nike Zoom Lebron 4
2006-07シーズンで着用された4代目シグネイチャーモデル。
屈曲性に優れた曲線的なデザインが特徴的だ。
レブロンは自身初となるNBAファイナルに進出したものの、優勝を掴み取ることができなかった。
スニダンで「Nike Zoom Lebron 4」をCheckする
Nike Zoom Lebron 5
2007年発売の5代目シグネイチャーモデル。
フルレングスのズームエアとアッパーのストラップによって、優れたクッション性とフィット性を兼ね備えている。
この年、レブロンは強豪ボストン・セルティックスに敗れ、2度目のNBAファイナル進出の機会を逃すことに。
スニダンで「Nike Zoom Lebron 5」をCheckする
Nike Zoom Lebron 6
2008年に発売された6代目シグネイチャーモデル。
ナイキを代表するモデルの1つNike Air Force 1(ナイキ エアフォース 1)のデザインをイメージしている。
この年、レブロンは自身初のNBAシーズンMVPに輝いた。
スニダンで「Nike Zoom Lebron 6」をCheckする
Nike Lebron 7
2009-10シーズンで着用された7代目シグネイチャーモデル。
レブロンのパワーを支える、フルレングスのマックスエアが搭載されている。
レブロン自身は2年連続でシーズンMVPを獲得するという快挙を成し遂げた。
Nike Lebron 8
2010年発売の8代目シグネイチャーモデル(画像は2021年復刻モデル)。
前作同様に、圧倒的なクッション性をほこるマックスエアが搭載されている。
2010年はレブロンがマイアミ・ヒートに移籍し、彼のNBAキャリアのターニングポイントを迎えた年でもあった。
Nike Lebron 9
2011-12シーズンで着用された9代目シグネイチャーモデル。(画像は2022年復刻モデル)
ヒール部分にはマックスエア、フォア部分にはズームエアと2種類のエアユニットの組み合わせが採用された。
レブロンは、ケビン・デュラント率いるオクラホマシティ・サンダーに勝利し、自身初のNBA優勝を果たした。
Nike Lebron 10
記念すべき10代目シグネイチャーモデル。
アッパーには軽量性に優れたハイパーフューズと、フィット感を高めるフライワイヤーが採用され、快適な履き心地を実現している。
この年、レブロンはロンドンオリンピック金メダル、NBA連覇と数々の功績を残した。
Nike Lebron 11
2013-14シーズンに着用された11代目シグネイチャーモデル。
アッパーにはフォームポジット素材とハイパーフューズを組み合わせたハイパーポジットが採用されており、重厚感のあるデザインが特徴的だ。
レブロンにとってマイアミ・ヒートでのラストシーズンだったが、サンアントニオ・スパーズ相手に敗れ、NBA3連覇を逃してしまった。
Nike Lebron 12
2014-15シーズンで着用された12代目シグネイチャーモデル。
ミッドソールには、六角形の最新クッショニングシステム、ヘキサゴナル ズームエアが搭載されており、屈曲性とクッション性を両立している。
マイアミ・ヒートから古巣クリーブランド・キャバリアーズに帰還した年で、故郷に優勝をもたらすという使命を担っていたが、NBAファイナルでステフィン・カリー率いるゴールデンステート・ウォリアーズに敗れてしまう。
Nike Lebron 13
2015-16シーズンに着用された13代目シグネイチャーモデル。
六角形のズームエアは健在で、トゥ部分や履き口など各所にハイパーポジット素材を使用することで、サポート性にも優れている。
この年、レブロンはNBAファイナルで、ウォリアーズ相手に3勝1敗の状態から逆転優勝を果たし、キャバリアーズに球団初の優勝をもたらした。
Nike Lebron 14
2016-17シーズンで着用された14代目シグネイチャーモデル。
過去のモデルでも使用されていたストラップが復活し、ミッドソールには4つの大きなズームエアが搭載されている。
この年レブロンは、ケビン・デュラントが加入した新生ゴールデンステート・ウォリアーズに敗れ、NBA2連覇には至らなかった。
Nike Lebron 15
2017-18シーズンに着用された15代目シグネイチャーモデル。
ナイキのテクノロジー、フライニットを応用し、より軽量で耐久性に優れたバトルニットというレブロンモデル独自のニット素材が初めて採用された。
レブロンは、この年もNBAファイナルに進出するも、ウォリアーズにスウィープされる形でシーズンを終了することとなった。
Nike Lebron 16
2018-19シーズンに着用された16代目シグネイチャーモデル。
バトルニットは引き続き採用されており、レブロンモデルとしては珍しいミッドカット仕様で発売された。
レブロンはクリーブランド・キャバリアーズからロサンゼルス・レイカーズへ移籍したが、怪我に苦しめられ、多くの試合を欠場した。
Nike Lebron 17
2019-20シーズンで着用された17代目シグネイチャーモデル。
レブロンモデル史上最大量のマックスエアが搭載されており、継ぎ目のない一枚の大きなニットポジットでアッパーが構築されている。
レブロンは、突然の事故で亡くなってしまったコービー・ブライアントの意志を継ぎ、レイカーズに優勝をもたらすと共に、再度ファイナルMVPに輝いている。
Nike Lebron 18
2019-20シーズン中にお披露目となった18代目シグネイチャーモデル。
レブロンの生い立ちやナイキと歩んだ18年間の道のりがデザインに落とし込まれている。
年齢的にもすでにベテランで、全盛期を終えていてもおかしくないにも関わらず、彼はプレイスタイルを柔軟に変えながらレイカーズを牽引。しかし、優勝には至らなかった。
Nike Lebron 19
レブロンにとって初の主演映画「Space Jam:New Legacy(邦題:スペース・プレイヤーズ)」でお披露目になったレブロン19。
360度のビジブル マックスエアや、シュータンと履き口に配置されたポッドなど安定性や衝撃吸収性に優れた一足だ。
37歳を迎えたレブロンは史上初の通算30000得点10000リバウンド9000アシストを叩き出したが、決勝はおろかプレーオフ進出も逃してしまった。
Nike Lebron 20
レブロンシリーズが記念すべき20周年を迎えたレブロン20。
レブロンシリーズ初のローカットスタイルを採用。シンプルなルックスに反して、前足部とかかとにZoom Air、足中央部にはカーボンファイバー製シャンクなど、各所に最先端の機能を搭載している。
レブロンは、レブロン20を履いて生涯獲得得点数38,388得点を達成。NBA史上、最も得点を稼いだ選手となった。
【番外編】レブロン・ジェームズをモチーフにしたスニーカー
レブロン・ジェームズは自身のシグネイチャーモデルのみならず、ナイキの定番スニーカーとのコラボモデルをリリースしている。
ここでは、レブロン・ジェームズをモチーフにしたスニーカーを一足紹介する。
Lebron James × Nike Air Force 1 "Strive For Greatness"
ナイキの超定番スニーカーNike Air Force 1とのコラボレーションモデル。
アッパーはタンカラーとセイルカラーのチェッカーボードデザインで構築されており、ヒールにはレブロンのシグネイチャーロゴが配置されている。
インソールにはレブロンのスローガン"Strive For Greatness"がプリントされた、コラボモデルらしい特別仕様が満載の一足だ。
スニダンで「LeBron James × Nike Air Force 1 "Strive For Greatness"」をCheckする
おわりに
今回はNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズの歴代シグネイチャーシューズを紹介してきた。
37歳になった今でも、NBAのトップに君臨し続ける彼の姿は多くの人々に感動を与えている。
このコラムを通して、彼がシグネイチャーモデルと共にどのようなキャリアを歩んできたのかを知っていただけたら幸いだ。
関連【編集部コラム】はこちらをチェック!
▶︎エアジョーダン歴代全36モデル+4モデル紹介!人気エアジョーダン大集合!▶︎あの選手は何を履いていた?NBAのスター選手たちが着用したバッシュをご紹介!
▶︎ファン必見!スラムダンクキャラ着用のバッシュを徹底解説!コラボモデルも紹介!
▶︎バッシュの常識を変えた?コービー・ブライアントの歴代シューズ29モデルを一挙ご紹介!