ミリタリーウェアの枠を超え、ストリートにおける定番アウターとして確固たる地位を築いている「MA-1フライトジャケット」。2026年においても、その完成された機能美とタフなシルエットは、普遍的なアイコンとして絶大な支持を集めている。本稿では、時代に左右されない魅力を紐解くとともに、記事の後半では今スニダンでチェックすべき「おすすめアイテム15選」を紹介する。
MA-1の魅力を支える独自のフォルム
1. 短丈×ボリューム袖が生む特有のバランス
MA-1がスタンダードであり続ける大きな理由は、短い着丈と丸みを帯びた袖のボリューム感にある。上半身に重厚感を与えつつも、無駄を削ぎ落としたこのフォルムが、MA-1ならではの存在感を際立たせている。
2. タフさと気品が共存するヘビーナイロンの質感
フライトジャケットとしての出自を物語るヘビーナイロン素材は、MA-1の個性を決定づける重要な要素だ。風を遮る堅牢さと、鈍い光沢を放つ特有の質感は、無骨さを演出するだけでなく、過酷な環境にも耐えうる実用性を兼備。装飾を排した潔い素材感だからこそ、着る人のパーソナリティを色濃く反映する。
3. 都市生活に即したモダナイズ
昨今、MA-1はさらなる進化を遂げている。単なるアーカイブの再現にとどまらず、中綿の分量を計算してレイヤリングの自由度を高めたモデルや、あえて光沢を抑えたマットな質感など、現代の日常に寄り添った着やすさを追求。機能美というルーツを継承しながら、都会的な一着へとアップデートされている。
via:alphaindustries
時代を象徴するディテールと機能美
- ・シガレットポケット: 左袖に配されたペン差し付きのポケット。実用的な起源を持ちながら、現在はMA-1を象徴する無二のデザインアクセントとなっている。
・レスキューオレンジ: 裏地に配された鮮やかなオレンジ。緊急時の視認性を高めるための仕様は、今やリバーシブルで着用した際のストリート的な差し色としても愛されている。
via:alphaindustries
注目コラボモデル
2026年1月、大きな話題を呼んだのが「ダブルタップス × アルファ インダストリーズ MA-1 コアスペック」だ。ダブルタップスのブランド創設30周年を記念したこのプロジェクトは、アルファの代名詞である「コアスペック」をベースに採用。軍用規格に近いゆったりとしたシルエットを継承しつつ、WTAPS独自のミリタリー美学が細部まで投影されている。
ボディにはダブルタップスを象徴する織りネームや、アイコニックなグラフィックを配置。アルファの確かな製造技術を土台に、ストリートにおけるミリタリーウェアの在り方を再定義するような仕上がりとなっている。
via:wtaps
おすすめMA-1 15選
おわりに
MA-1は、どのような装いにも馴染む高い汎用性を持つ。誕生から数十年、基本設計が変わらないのは、その機能美が完成されている証拠だ。オーセンティックな一着を選ぶか、独創的なコラボモデルを手に取るか。2026年のメインアウターとして、納得のいく一着を探してみてはいかがだろうか。