夏の軽装には「ミニ財布」。グッチ、ロエベからマルジェラまで、ハイブランドのおすすめウォレット5選について
軽装が中心になる夏、手ぶらで出かけたときにポケットを不格好に膨らませる長財布は避けたいところ。そんな悩みをスマートに解決するのが「ミニ財布」だ。それは、携帯性を高めるだけでなく、持ち主のこだわりを凝縮して表現するアイテムでもある。今回は人気ブランドから、夏の装いを完成させる特別なミニ財布を5つ厳選して紹介する。
Louis Vuitton Victorine Wallet Monogram
いつの時代も、スタイルに絶対的な安心感と品格をもたらす「ルイ・ヴィトン」のモノグラム。その普遍的な魅力を凝縮しているのが、コンパクトな三つ折り財布「ヴィクトリーヌ」だ。耐久性に優れたキャンバスと機能的な設計により、使い勝手も抜群。
GUCCI x BALENCIAGA The Hacker Neo Classic Wallet
ファッション好きの心を昂らせた、2022年のコラボプロジェクト"ザ ハッカー プロジェクト"。その名の通り、「グッチ」が「バレンシアガ」のシグネイチャーを"ハッキング" した、ファッション史に残るコレクションだ。両者の世界観が凝縮した仕上がりは、多くを語らずとも圧倒的な存在感を放ってくれる。
Bottega Veneta Intrecciato Lambskin Calfskin Small Trifold Zip Wallet
"クワイエット・ラグジュアリー"を体現する「ボッテガヴェネタ」。ロゴで主張するのではなく、職人の手仕事によるレザーの編み込みそのものが、ブランドのアイデンティティとなっている。手に吸い付くような上質なレザーの感触は、日常の決済シーンさえも特別な体験へと変えてくれるだろう。
LOEWE x Spirited Away Susuwatari Trifold Wallet In Classic Calfskin
「ロエベ」と「スタジオジブリ」のコラボウォレットは、映画『千と千尋の神隠し』の愛らしい「ススワタリ」をモチーフに採用。ロエベが誇る上質なカーフスキンに、物語の世界観を生き生きと表現した一品だ。ラグジュアリーなクラフトマンシップと、ノスタルジックなアニメーションが見事に融合した名作。
Supreme x MM6 Maison Margiela Receipt Wallet
最後に紹介するのは、「シュプリーム」と「MM6 メゾン マルジェラ」によるコラボウォレットだ。マルジェラのアーカイブであるウォレットをベースに、表面にレシートに変更したデザインが魅力だ。ブランドの価値や、消費社会そのものを問うような、ユーモラスでコンセプチュアルな一品。
おわりに
今回は、5つのミニ財布を紹介した。普遍的なアイコン、歴史的なコラボレーション、静かなる職人技など、アプローチこそ異なるが、その全てに作り手の揺るぎない哲学が込められている。この機会に、自身のスタイルを凝縮して表現する、最高の夏の相棒を探してみてはいかがだろうか。
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