ロレックスの自動巻き腕時計とは?特徴や止まった時の対処法も詳しく解説|コラム

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ロレックスの自動巻き腕時計とは?特徴や止まった時の対処法も詳しく解説|コラム 1枚目 via:pixabay

ロレックスの自動巻き腕時計とは?特徴や止まった時の対処法も詳しく解説について

近年、ロレックスの腕時計は自動巻き式が主流となっているが、そもそも自動巻き式がどんなものか分からない方も多いのではないだろうか。腕時計選びにとってムーブメントの種類は大事なポイントであるため、購入前にしっかり理解しておくことが大切だ。そこで今回は、ロレックスの自動巻き腕時計の特徴から、実際に使う際の注意点まで詳しく解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

目次

自動巻き腕時計とは

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自動巻きとは、時計を着けた腕の動きによって自動的にぜんまいを巻き上げる仕組みのことだ。そもそも、腕時計は電池で動く「クオーツ式」と、ぜんまいで動く「機械式」の二種類に分けられる。さらに、機械式は「自動巻き」と「手巻き」に細分化され、手巻きは読んで字のごとく自分で手でぜんまいを巻くのが特徴だ。一方で、自動巻きは人の手を使わなくても自動でぜんまいを巻き上げるのが特徴。別名「オートマチック」とも呼ばれ、文字盤に「Automatic」と表記されている製品もある。仕組みを簡単に説明すると、内部にローターといわれる金属部品があり、そのローターが腕の動きによって回転し、歯車に動きが伝わってぜんまいを巻き上げている。

ロレックスの自動巻き腕時計の特徴と歴史

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現在では多くの腕時計が自動巻きとなっているが、実は自動巻き腕時計の原点といわれているのがロレックスである。なぜ原点といわれるのか、ロレックスの自動巻き腕時計の歴史を振り返りながら解説する。

世界初となる「全回転式ローター」の開発

1926年、ロレックスは世界初の防水機能がついた腕時計「オイスター」を発表した。オイスターは高い防水性から人気を集めるが、リューズから時計内に水が入り込む事故が発生。これは使用者がリューズをねじ込み忘れたことが原因で、ロレックスはそうした事故を防止するため、リューズをあまり触らなくてすむよう時計の研究を開始した。そして、1931年に独自の仕組み「全回転式ローター」を開発し、新たなムーブメント「パーペチュアル」を発表。全回転式ローターを搭載したパーペチュアルは、外部からの衝撃に強く、ぜんまいの巻き上げ効率も良好に。高い技術力を示した全回転式ローターの開発は、ロレックスが世界から注目される大きなきっかけになったのである。

革新的な「両方向巻き上げ式」が登場

全回転式ローターに続き、1950年代にロレックスは「両方向巻き上げ式」の仕組みを開発した。それまでの腕時計は左右どちらかしかぜんまいを巻き上げられなかったのに対し、どちらの方向に回転してもぜんまいを巻き上げられるように。両方向巻き上げ式の登場により、ロレックスはさらなる巻き上げ効率の向上に成功した。このように全回転式ローターと両方向巻き上げ式を開発したロレックスが、時計界に絶大な影響をもたらしたことは言うまでもない。実際に、1950年代にパーペチュアルの特許が切れて以降、全回転ローターを使わなかった時計メーカーは皆無だという。現在の自動巻き腕時計のキーとなる二つの技術を開発したロレックスは、間違いなく自動巻き腕時計の原点なのだ。

ロレックスの自動巻き腕時計のメリット・デメリット

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自動巻き腕時計には、手巻き式にはないメリットとデメリットの両方がある。腕時計選びの重要なポイントになるため、購入する前にしっかり把握しておこう。

ロレックスの自動巻き腕時計のメリット

・毎日リューズを巻かなくていい
・精度が高い
・商品の選択肢が多い
・寿命が長い

その名のとおり、自動巻き腕時計は毎日リューズを巻く必要がない。腕に着けていれば針が止まることがないので、扱いやすく日常で使いやすいのだ。さらには手巻きよりも時間がずれにくく、精度が高いこともメリットといえるだろう。 現在はどのブランドも自動巻き腕時計が主流となっているため、商品の選択肢が多く、自分好みの腕時計に出会いやすいことも嬉しいポイントだ。そして、電池で動くクォーツ式は部品によってパーツ交換が難しく、10年から20年ほどで寿命を迎えることも多い。一方で、自動巻き腕時計は部品を交換することで数十年以上使うことも可能だ。

ロレックスの自動巻き腕時計のデメリット

・ケースに厚みがあり重たい
・身に着けていないと止まってしまう
・修理やメンテナンスの費用がかかりやすい

自動巻き腕時計はローターが内蔵されているため、手巻き式よりもケースに厚みと重さがある。ただし、最近ではローターが軽量化されたモデルも登場しており、ケースの厚みや重さは改善傾向にあるといえる。また、腕の動きでぜんまいを巻き上げる仕組みにより、身に着けていないと止まってしまうこともデメリットだ。日常的に使う場合は問題ないが、たまにしか使わず止まってしまった場合は、再度日時を合わせる手間がかかる。そして、機械式の腕時計はパーツが多く、構造も複雑なものが多い。故障頻度が高く、修理やメンテナンスにかかる費用がかさむこともあるので注意したい。

ロレックスの自動巻き腕時計を保管する際の注意点

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自動巻き腕時計を長く使うには、正しい保管方法を知っておくことが重要だ。具体的にどんな点に気を付ければいいのか、詳しく解説しよう。

汚れと置き場所に注意する

腕時計は一日着けていると、知らず知らずのうちに皮脂や汗、埃などがついている。そのまま保管するとカビやサビの原因になるため、保管する際は柔らかく乾いたクロスで拭いたり、自然乾燥をさせたりしてから保管することが大事だ。また、自動巻き式を含む機械式時計のムーブメントは、磁気の影響を受けやすいので注意しよう。磁気の働きで時計のモーターが狂い、精度が落ちてしまう可能性があるため、パソコンやスマホなど電子機器の近くでの保管は避けた方がいいだろう。

定期的にオーバーホールを行う

腕時計を長く愛用したいなら、定期的なオーバーホールは欠かせない。オーバーホールとは時計の車検のようなもので、分解して各パーツの点検や清掃を行ってもらうことをいう。自動巻き腕時計は特に構造が複雑なため、このオーバーホールを定期的に行うことで故障が起きづらくなるのだ。目安としては、3~5年に一度行うといいだろう。ちなみに、ロレックスを買取に出す場合、オーバーホールの保証書を添付すると価格がアップする可能性もある。将来、買取を希望している場合も定期的にオーバーホールを行っておくのがおすすめだ。

ワインディングマシーンの使用には注意が必要

よく機械式腕時計を使うなら、ワインディングマシーンを持っておいた方がいいといわれるが使用には注意したい。ワインディングマシーンとは、置くだけで自動巻き腕時計のぜんまいを巻き上げてくれる機械のことだ。日常的に腕時計を身に着けられない人にとっては、針が止まるのを防いでくれる便利な機械である。だが、常に腕時計を動かしてぜんまいを巻いている状態が続くため、部品の劣化や消耗は何もせずに保管しているよりも早まる可能性が高い。ワインディングマシーンは便利な道具ではあるものの、使う際には時計のコンディションには十分注意しておこう。

ロレックスの自動巻き腕時計が止まった時の対処法

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自動巻き腕時計は、着用しない時間が長いと止まってしまうことがある。実際に動かなくなってしまったらどうしたらいいのか、対処法を解説する。

リューズを巻くか、時計自体を振る

まずは、慌てずに説明書に従ってリューズを巻いてみよう。多くの自動巻き時計は、リューズを20〜30回ほど巻き上げることで、安定して動き始めることが多い。ただし、あまり巻きすぎると、ぜんまいに負荷をかけないためのスリップ機能が働き、時計に負担がかかることもあるので巻きすぎには注意したい。 リューズを巻いてみても動かない場合は、時計自体を振ってみるのも対処法の一つ。文字盤が上になるよう水平に持ち、少し斜めに傾けながら内部のローターを優しく回転させるように左右に振ってみよう。秒針がしっかりと動き始めたら、日付と時間を合わせて完了だ。こちらも激しく振ったり、垂直方向や上下に振ったりすると、故障の原因になるので注意してほしい。

修理を依頼する

リューズを巻いたり、時計自体を振ったりしても動かないなら、腕時計自体が故障している可能性が高い。早めに、日本ロレックスか民間の時計工房に修理を依頼しよう。日本ロレックスに依頼する場合は、正規サポートならではの安心感があるほか、オーバーホールを行ったことの証明書も発行される。ただし、修理費用が高く、期間も長くかかることが多い。修理内容にもよるが、完全に動かなくなっている場合は10万円以上かかるケースも。修理にかかる期間は、だいたい2~3か月だ。一方で、民間の時計工房は価格が安く、日本ロレックスに依頼する場合と比べて平均30~50%ほど費用が抑えられる傾向にある。工期も短く、平均で1~2か月ほど、早いと2~3週間で修理完了する工房も。ただし、工房によってスキルに差があるので注意が必要。修理実績や口コミなどを事前に確認してから修理を依頼しよう。

ロレックスは自動巻き腕時計の原点

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全回転ローターと両方向巻き上げ式を開発し、時計界に大きな影響を与えたロレックス。自動巻き腕時計の原点として、その技術力の高さは数ある高級時計ブランドの中でもピカイチだ。見た目のかっこよさだけじゃなく、性能も世界トップレベルのロレックスをぜひ手に入れてみてはいかがだろうか。

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