ロレックスマラソンとは?完走のコツ・注意点や人気モデルを紹介について
「ロレックスマラソン」は、ROLEX(ロレックス)を入手する難しさをマラソンに例えた言葉だ。市場人気の高いロレックスの腕時計を手に入れるのは、たやすいことではない。ロレックスマラソンを完走するコツや、注意点を詳しく紹介する。
ロレックスマラソンとは
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「ロレックスマラソンにチャレンジしている」などと耳にしても、何のことか分からない人も多いかもしれない。ロレックスマラソンの概要や由来について紹介する。
時計を買うために複数の店舗を回ること
ロレックスマラソンとは、ロレックスの腕時計を求めて複数の店舗を回ることを指す。「時間をかけて店舗を巡り歩くこと」「ゴールに至るまでの道のりが決して楽ではないこと」がマラソンに似ているため、「ロレックスマラソン」と比喩されるようになった。
「ロレックスの腕時計が欲しい」と考えて正規店を訪れたとしても、すんなりと購入するのは極めて難しい。愛好家たちは日を変え店舗を変えてロレックス詣でを行い、憧れのモデルとの対面を目指す。
苦労の末に欲しいモデルを正規店で購入できた場合、その人は「ロレックスマラソンを完走できた」ということになる。
ロレックスのプレミア化が原因
ロレックスマラソンを行っているのは、主に「ロレックスを正規の価格で手に入れたい」と考える人たちだ。
時計の王者とも言われるロレックスは、市場ニーズが極めて高い。一方で流通量は極めて少なく、需要に供給が追いついていないのが現状だ。二次流通市場では人気モデルが軒並みプレミア化していて、定価よりも遙かに高価な価格で取引されている。
ロレックスを正規の価格で手に入れる方法は、商品が並んだタイミングで店舗を訪れることだ。とはいえ、商品はいつ入荷するとも分からず、在庫状況は直接足を運んで確認するしかない。ロレックス愛好家たちは複数の正規店に足繁く通い、千載一遇のチャンスを待っている。
ロレックスについては、こちらもご覧ください。デイトナ マラソンもある
「ロレックスマラソン」以外に、「デイトナマラソン」といい、ロレックスのスポーツモデル「デイトナ」にモデルを絞って店舗を回ることを指す言葉もある。ロレックスマラソンを成功させるコツ
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ロレックスマラソンは、効率を考えて戦略的に実施する必要がある。マラソンをスムーズに完走するためのコツを見ていこう。
ルートを組み立て効率的に回る
ロレックスマラソンで重要なのは、なるべく多くの正規店を回ることだ。ロレックスはいつ、どこに、どのタイミングで商品が入荷されるか分からない。完走の可能性を高めるには、1店舗に絞るよりも複数の店舗で入荷状況を確認するのが正解だ。
ロレックスの正規店はさまざまあるが、地方店舗よりも東京や大阪などの都市部の方が入庫数は多い傾向にあるといわれている。都市部を中心にいくつか店舗をピックアップし、効率的な移動ルートを作成しよう。
注意点は、事前予約が必要な店舗や、入店制限を設けている店舗がある点だ。入店方法や予約方法は店舗によって異なるため、店舗ごとに「どのような手続きが必要か」を確認しておくことをおすすめする。
客が少ないタイミングを狙う
「ロレックスを正規店で購入したい」と考える愛好家は少なくない。確実に欲しいモデルを入手したいなら、ライバルの少ないタイミングを狙うことが必要だ。
ロレックスマラソンの成功率が高いのは、平日昼間だといわれている。土日と比較するとそもそも顧客の母数が少なく、ロレックスを求める客も少ない。このほか、雨の日の平日も客足が遠のく傾向があり、ロレックスマラソンに向いているとされる。
客が少ないタイミングで店舗を訪れるもう一つのメリットは、店員と話すチャンスが増えることだ。ロレックスの在庫がなかったとしても、積極的に店員と会話を交わそう。複数回顔を出して「顧客」として認知されれば、ロレックスの入荷情報を教えてもらえるかもしれない。
ロレックスマラソンの服装
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ロレックスマラソンをする際に、どんな服装をしたらよいか悩む人も多い。高級感あふれる店内で浮かないためにも、シャツやジャケットなど綺麗めな服装を意識しよう。カジュアル過ぎる服装だと、転売目的などネガティブなイメージを持たれやすい。
ロレックスマラソンの注意点
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しかし、どれほど戦略的にロレックスマラソンを行っても、店員に認められなければ購入は不可能だ。マラソンを行う上で、配慮すべきポイントを紹介する。
転売目的に間違われないようにする
転売目的と誤解されないためのポイントは、「ロレックスの魅力を理解した上で、腕時計を購入したいと考えている」とアピールすることだ。
まずは欲しいモデルを1本決め、店舗に向かおう。どのモデルを探しているのか訪ねられたとき、「どれでもいい」などと言うのは好ましくない。店員には、モデル名からベルトカラー・ダイアルカラー・素材まで、詳細に伝えよう。
また、店舗に着いてすぐに在庫を確認したり、在庫がないと分かるや否やすぐに店舗を去ったりするのも、転売目的と疑われやすい行動だ。店員とはしっかりコミュニケーションを取り、雑談しながらロレックス購入の意思を匂わせよう。
「ROLEX(ロレックス)にふさわしい人物」と思わせる
ロレックスは「時計の王者」と呼ばれる高級時計だ。身に着ける人にも、それなりの品格が求められる。ハイブランドで固める必要はないが、清潔感のある装いを心掛けよう。あまりにもカジュアルなスタイルで来店すると、冷やかしと思われて相手にされない可能性がある。
また、店員と会話するときは、横柄な態度・乱暴な口調は厳禁だ。表に出さなくても、店員は顧客がロレックスにふさわしいかどうかを見定めている。マナーを守った言動を心掛け、「この人に売りたい」と思ってもらえるように振る舞おう。
なお、ロレックスの中でも、特に人気の高いモデルは購入制限が設けられている。購入の際は身分証明書が必要となるため、用意しておくのがおすすめだ。
ロレックスマラソンで購入したい人気モデル
人気の高いモデルほど流通量が少なく、簡単には手に入らない。「マラソンをしてでも入手したい」と多くの人が考える、人気モデルを見ていこう。
コスモグラフ デイトナ 白文字盤 "シルバー / ホワイト"
ロレックスの人気モデルといえば、必ず名前が上がるのがコスモグラフ デイトナだ。モーターレーシングのムードを強くまとう端正なデザインは、プロフェッショナルウォッチの中でもとりわけ高い人気を誇る。
こちらは、ホワイトダイアル×オイスターブレスレットのクールなデイトナ。タキメーターベゼルと三つのインダイアルはブラックで縁取られており、スタイリッシュなコントラストを楽しめる。デイトナの特徴である高性能クロノグラフにより、時間の経過もスムーズに測定することが可能だ
腕時計は耐食性・耐久性・防水性も高く、厳しい環境下でも正確性は低下しない。ロレックスの機能性・デザイン性を堪能したいなら、まず手に取りたいモデルだ。
スニダンで詳細を見るサブマリーナー デイト 黒文字盤 "シルバー / ブラック"
サブマリーナーは、水中探検とダイビングのために作られたプロフェッショナルモデルだ。ロレックスを代表するダイバーズウォッチとして、防水性・堅牢性に定評がある。コスモグラフ デイトナと同様に高い人気を誇り、ロレックスのアイコンモデルとしての認知度は抜群だ。
こちらは、オイスタースチール素材のケースとブレスレットを搭載したモデル。サブマリーナーを象徴する逆回転防止ベゼルには、深みのあるグリーンが採用されている。クロマライト ディスプレイを採用したブラックダイアルは、水中での視認性も高い。
ビジネスシーンでの使用を想定するなら、3時方向に日付窓のあるデイトモデルがおすすめだ。
スニダンで詳細を見るデイトジャスト 41 黒文字盤 "シルバー・イエローゴールド / ブラック"
デイトジャスト機能を備えた、クラシックモデルを代表するモデルだ。高性能なタイムピースとして、ロレックスでは定番的な人気を誇る。プロフェッショナルウォッチほどのゴツさがなく、日常のコーディネートやビジネスシーンにも違和感なくマッチする。
こちらは、オイスタースチールとイエローゴールドを組み合わせた華やかなモデル。ロレックスの象徴・フルーテッドベゼルとイエローロレゾールのジュビリーブレスレットを搭載し、ラグジュアリーな魅力がたっぷりだ。
ブラックダイアルには繊細に光を弾くサンレイ仕上げが施されており、高貴な光沢が際立つ。ロレックスをステータスシンボルとして身に着けたい人には、最適な1本となるに違いない。
スニダンで詳細を見るエクスプローラー I 黒文字盤 "シルバー / ブラック"
探検家のために生み出された、ロレックス初のプロフェッショナルウォッチの一つ。1926年にロレックスが発表したオイスターケースを搭載し、過酷な環境にも耐える堅牢性を持っている。
他のプロフェッショナルウォッチと比較すると強い主張がなく、ファーストロレックスに最適な1本だ。
ブラックダイアルとオイスタースチールのエクスプローラーは、「端正」という言葉がぴったりとはまるデザインが魅力。シンプルなスムースベゼルには高級感が漂い、スーツに合わせても違和感がない。クロマライト ディスプレイの搭載により、夜間や暗闇での視認性も高く、日常使いしやすいモデルだ。
スニダンで詳細を見るロレックスマラソンの購入報告・口コミ
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ロレックスマラソンの購入報告や口コミが知りたいなら、掲示板やブログ・Twitter(X)などのSNSアカウントをチェックしてみよう。購入が難しいアイテムだからこそ、多くのランナーたちと励まし合い、ぜひロレックスマラソンを完走してほしい。ロレックスマラソンの難易度は高い
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ロレックスマラソンは、憧れの腕時計を手にした時点で「完走」となるが、求めるモデルによってはかなり難易度が高くなる。効率的なルートを考えることはもちろん、身なりや態度にも気を付けることが必要だ。
そもそも、需要が供給を大きく上回るロレックスを入手するのは、簡単なことではない。「正規店でロレックスを購入したい」と考える人は、マラソンレースのように過酷な道のりとなることは覚悟しておこう。
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