ドクターマーチンの定番ブーツ「1460」とは?コーデやサイズ感、おすすめモデルを紹介|コラム

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ドクターマーチンの定番ブーツ「1460」とは?コーデやサイズ感、おすすめモデルを紹介|コラムについて

スニーカーブームが巻き起こり、革靴市場が苦戦する中でも高い人気を誇る「Dr.Martens(ドクターマーチン)」。そんなドクターマーチンの定番モデルとして愛され続けているのが、8ホールブーツ「1460」だ。今回は不朽の名作「1460」にフォーカスし、歴史や特徴と共に気になる合わせ方やサイズ感、おすすめモデルも紹介する。

目次

独自の地位を築くレザーシューズブランド「Dr.Martens(ドクターマーチン)」

2020年に生誕60周年を迎えた英国シューズブランド「Dr.Martens(ドクターマーチン)」。耐久性の高さとデザイン性を兼備したレザーシューズを展開し、アイコンの8ホールブーツ「1460」を筆頭にさまざまなデザインのアイテムをラインナップしている。「ヨウジヤマモト」「アンダーカバー」らのコレクションブランドをはじめ、「シュプリーム」「ア ベイシング エイプ」といったストリート系ブランド、さらにアーティストの「バスキア」「ゴッホ」など、ジャンルの垣根を超えたコラボも展開している。サブカルチャーやミュージックカルチャーに密接に関わってきた独特な歴史もあって、ファッションシーンだけでなくミュージックシーンやアートシーンからも注目されており、各方面から人気を集める個性溢れるブランドだ。

ドクターマーチンのアイコンモデル「1460」

ドクターマーチンを語る上で外せないアイコン「1460」。アーティストやモデル、スタイリストやデザイナーなど愛用者の層も幅広く、唯一無二の存在感を放つドクターマーチンのファーストモデルだ。「1460」という名は、1960年4月1日に誕生したことから命名。1945年にドイツ人のクラウス・マルテンス博士によって画期的なエアクッションソールが開発され、その後、老舗の製靴業を営む英国のグリッグス家の目に留まったことによって英国ブランドとしての幕を開けた。元々はワークブーツとして名を馳せていたが、モッズやスキンズなどの反骨精神をアピールするサブカルチャー集団やミュージシャンたちがこぞって履きはじめ、ストリートに欠かせないファッションアイテムとしての地位を確立。登場から半世紀以上経った今もなおその人気は留まることを知らず、世代を超えて愛される不朽の名作として君臨している。

ドクターマーチン「1460」が人々を魅了する3つの特徴

人々を魅了し続けるドクターマーチンの「1460」には、どのような特徴があるのだろうか。3つの特徴を解説する。

唯一無二のアイコニックなデザイン

「1460」は、一目見ただけでそれと分かり、他のブランドにはないアイコニックなデザインが特徴。なめらかなレザーアッパーとのコントラストが光るウェルトのイエローステッチ、"Air Wair"と書かれたヒールループや溝付きのソールエッジ、独特なパターンを採用したアウトソールなど、1960年に誕生したときと変わらないクラシックなディテールを継承している。MADE IN ENGLANDと称される一部のモデルは、ブランド創業当時から残る英国・ノーサンプトンの工場で製造。60年以上もの間受け継がれてきた伝統的な佇まいがファンの心を掴んで放さない。

快適な履き心地と優れた耐久性

ドクターマーチンが愛され続ける理由は、レザーブーツとは思えない快適な履き心地と優れた耐久性を両立しているところ。その履き心地の良さの決め手は、クラウス・マルテンス博士自身の怪我によって開発されたエアクッションソール。ソール内に小さく仕切った格子状の空間を設け、ここに空気を密封することでクッションの役割を果たし、その名の通り弾むような履き心地を実現。また、ワークブーツとして親しまれていたこともあり、耐久性も折り紙付き。履き込むほどに味わいが増す頑丈なレザーアッパーに加え、耐久性・耐水性に優れたグッドイヤーウェルト製法でソールを圧着。快適な履き心地と優れた耐久性で長く愛用できるので、何十年も同じモデルを履き続けているファンも多い。

自分の好みが見つかる幅広いラインナップ

定番の「1460」だけではなく、「1460」をベースにしたいろいろなデザインのモデルもラインナップ。希少性の高いMADE IN ENGLAND、素材やステッチのカラーを変更して異なる雰囲気に仕上げたモデルなど、さまざまな「1460」が展開されている。SS、AWの2シーズンに分けて「1460」をベースにした新作も登場しており、自分の好みのデザインが見つけやすい。専用のシューレースも販売されているので、シューレースのカラーを変えてアレンジするのもおすすめだ。

ドクターマーチン「1460」の合わせ方

「1460」を取り入れてみたいけれど、合わせ方がいまいち分からないという方に向け、おすすめの合わせ方を紹介。8つのアイレットを備えたブーツタイプの「1460」は、細身のスキニーをブーツインしてスタイリッシュに着こなすのが王道スタイル。定番のブラックカラーの「1460」をチョイスしたときは、ブラックのパンツと合わせることでスッキリとした大人な印象に仕上がるだろう。また、細身なパンツだけでなく、だぼっとルーズなパンツから覗かせるスタイリングもアリ。シューレースの締め具合やカラーによっても雰囲気が変わるため、自分のスタイルにあった履き方を探すのも「1460」を楽しむ方法だ。なめらかで絶妙な光沢感を持つアッパーとイエローステッチの遊び心がミックスされたデザインは、"大人っぽいのにカジュアル"といった両極の要素を持ち合わせ、幅広いコーデに馴染んでくれる。

サイズ感は?失敗しないドクターマーチン「1460」の選び方

ドクターマーチンは、サイズ表記がイギリスの「UK」表記がメインとなっている。例えば、27cmのサイズを選びたいのであれば、UK8が該当。また、ハーフサイズの展開がなく、1cm刻みのサイズとなっているためサイズ選びに迷う方も多い。実際に「1460」を所持する筆者としては、基本的にジャストサイズを選ぶのがベター。レザー素材のアッパーなので、履くほどにレザーが柔らかくなり、ジャストサイズでもだんだんと足馴染みが良くなってくる。いつもハーフサイズを履いているという方は、大きめを選ぶのが得策。インソールを入れたり、シューレースの締め具合でフィット感を調整して、自分に合う履き心地にチューニングするのがおすすめだ。

おすすめのドクターマーチン「1460」8選

1460 8 ホールブーツ

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via:drmartens

とにかくドクターマーチンの大定番が欲しい!という方は、こちらのモデルをチェック。1960年発売当時から変わらないドクターマーチンを象徴するアイコニックなディテールが備わっており、重厚感のあるブラックのレザーアッパーにイエローのアクセントを効かせたデザインが特徴。手入れをしっかりすることで美しい経年変化が楽しめて、一足のブーツを自分仕様に育てていけるのも「1460」の良さ。履くだけでコーデが格上げできる優秀モデルは、ワードローブに一足加えておきたい存在だ。



Dr.Martens 1460 White Stitch 8 Hall Boots "Black"

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ウェルトステッチやヒールループのカラーをホワイトに変えたモノトーンタイプ。ソールもトーンを落としたカラーを採用し、モダンな雰囲気を醸す。「1460」が欲しいけれど、人と被りたくない方や、シックにブーツを取り入れたい方にイチ押しだ。モノトーンなので他のアイテムと喧嘩しにくく、コーデが組みやすいのも嬉しいポイント。元々は日本限定として登場したモデルだったが、海外からも注目され、全世界の展開に切り替えられたというエピソードがある。

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1460 8 ホールブーツ

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via:drmartens

無骨なムードを漂わせるオイルレザーを採用したモデル。皮を鞣す際にオイルを沁み込ませたレザーで、定番モデルに使用されるスムースレザーと比較して男っぽい雰囲気を漂わせる。より早く経年変化を感じられ、特に男性からの支持が高い素材だ。油分を含んでいるので水を弾きやすく、さらに優れた耐久性と耐水性を持つ。オイルが抜けてきたらブラッシングして表面の埃を取った後、オイルレザー専用のクリームを塗ることで美しいエイジングが楽しめる。キレイめよりもワーク感のある着こなしや、渋めのスタイルが好きな方にレコメンドしたい。



Dr.Martens 1460 8 Hole Boots "Black"(MADE IN ENGLAND)

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英国ノーサンプトンに残る唯一の工場で製作されるMADE IN ENGLANDモデル。マットな質感のレザーを採用した大人っぽいこなれ感が魅力で、特に30代以降の男性人気が高い。それぞれのパーツの端が切りっぱなしになっており、革のナチュラルな風合いが楽しめるのもこのモデルならでは。インソールにはリッチなゴールドカラーのプリントが施され、ライニングにはそのブーツを製作した作り手の名前が書かれたシールが貼られている。サイズ感が他の「1460」に比べてやや大きめになっているため、ワンサイズ下げたサイズ選びがおすすめ。

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Rick Owens × Dr. Martens 1460 DMXL Mega Lace Boot "Black"

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フランスのファッションブランド「リック オウエンス」とのコラボモデルは、シボ感のあるレザーアッパーで高級感を演出。ボリューミーなDMXLソールは、ソールをカットしたような目を引くデザインに仕上げて「リック オウエンス」らしさをアピール。インダストリアルかつダークな世界観を印象的なシューレースで表現し、オーバーサイズのシュータンがモードな雰囲気を漂わせる。内側にジップ付きで着脱しやすいのも嬉しいポイントだ。

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Futura × Dr.Martens 1460 Made in England 8holes Boot "Black"

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グラフィックアーティストの「フーチュラ」とのコラボは、やわらかな黒のナッパレザーでアッパーを構築。フーチュラの反抗的なグラフィティアートワークを両サイドのアッパーに刺繍し、シンプルながらも主張のあるデザインに仕上げた。ステッチはイエローではなくブラックを採用することで、アッパーのグラフィティを引き立たせている。ドクターマーチンのサブカルチャーとの結びつきを感じさせる反骨精神が詰まった一足だ。

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BASQUIAT × Dr. Martens 1460 II 8EYE SHOE

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27歳の若さで亡くなったNYの伝説のポストモダンアーティスト「バスキア」とのコラボモデル。バスキアのマスターピース『Untitled』(1982年)をクォーターパネルに大胆にプリントし、甲の部分は通常のブラックレザーに仕上げることで、作品が際立つデザインに仕上がった。バックストラップやシューレース部分にはアイコンのクラウンマークが施され、バスキアの世界観が思う存分楽しめる。

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ALPHA INDUSTRIES × Dr. Martens 1460 BEN ALPHA 8 Hole Boots "Olive"

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米軍へフライトジャケットや上着を供給するメーカーだった歴史を持つミリタリーブランド「アルファ インダスリーズ」とタッグを組んだ一足は、アルファのアイコンウェア「MA-1」からインスパイア。足首にはMA-1を象徴するスリーブポケットを配置し、ドクターマーチンのヒールループのパーツをセット。バックストラップにはアルファの赤 × 白のプルタグを配置することで、後ろ姿も決まるデザインに。取り外し可能なシュータンにはジップを施し、デザイン性をアップしながら着脱をイージーに仕上げている。

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おわりに

独自のスタイルを貫き、一線を画すデザインで多くのファンの心を掴むドクターマーチンの「1460」。履くほどに自分色に染まり、どんどん愛着が増していくブーツは一足持っておくべき逸品だ。この機会にぜひ、ドクターマーチン「1460」をチェックしてみてほしい。

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