メンズのおすすめサングラス13選!定番ブランドの紹介からアイテムの選び方まで|コラムについて
夏のまぶしい日差しを遮ってくれるサングラスは、ファッションアイテムとしてもこれからの時季に取り入れたいアイテムのひとつ。薄着になる夏は日々のコーディネートに変化をつけにくいので、サングラスをアクセントやワンポイントにすることで、まわりと差をつけやすいというわけだ。そこで本記事では、サングラスの魅力をあらためてお伝えするとともに、その選び方からおすすめのブランドまでご紹介。きっとこの記事で、この夏の相棒が見つかること間違いなしだ。
サングラスの魅力
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日差しや紫外線から目を守るだけではなく、ファッションアイテムとしての使い勝手にも優れるサングラス。まずはその魅力について見ていこう。
1.顔まわりのアクセントに効果的
まずはじめに挙げられるのは、なんといっても顔まわりに華やかな印象を生み出すことができ、アクセサリーをつけずともおしゃれ感を演出することができること。後で詳しく説明をするが、例えばクリアフレームやカラーレンズなど涼しげなものを選べば、これからの時季に最適な季節感をアピールしたり、逆にシックな色味のものを選べば落ち着いた大人な雰囲気や上品な知的さをアピールできる。アクセサリーは"これ見よがし”な感じがして少し苦手という人もいるはず。そんな人はサングラスを取り入れてみてほしい。
2.知的な雰囲気をアピールできる
サングラスはメガネと同じく、掛けることで知的な印象を与える効果が期待できるアイテムだが、適切なフレーム選びが重要。一般的に、シンプルで洗練されたデザインのものや、モダンでテクニカルな要素を取り入れたものが知的な雰囲気を醸し出すのに向いている。また、高品質な素材や仕上げが施されたフレームも知的さを生み出す重要な項目。高級感は、洗練された印象に繋がるからだ。
また、知的な印象を与えるためには色の選択も大切。メガネと比べて派手な印象に見えやすいため、シンプルなモノトーン系カラーや、ネイビーやダークグレーなどの落ち着いたカラーを選ぶのが知的な雰囲気をアピールする近道。明るすぎる色や柄のサングラスは、知的な印象を損なうこともあるので気をつけたい。
3.ミステリアスでクールな印象を与えられる
サングラスには、顔の一部である目元を隠すことで、クールでミステリアスな魅力を引き出す効果がある。他人に自分の表情を完全に見せず、少し謎めいた印象を与えることが可能だ。わかりやすい例を挙げると、著名人や海外セレブリティの人たちは、自身がバレないようにカモフラージュでサングラスを掛けていることが多いが、どこか謎めいたミステリアスな印象やクールな雰囲気を感じることも。サングラスには、あえて自身の一部を隠すことで、不思議とその人の魅力をアップさせてくれる効果があるというわけだ。
4.着こなしと組み合わせることでお洒落感をアップできる
サングラスはシルバーやゴールドが主なアクセサリーよりも、着こなしと組み合わせた際の相乗効果を得やすい。フレームの色やレンズカラーが豊富にあるため服装とカラーリングをリンクさせたりすれば、コーディネートの統一感がグッと高まり、周囲と着こなしで差をつけることも可能だし、また鮮やかなカラーリングのコーディネートにシックな色味の一本を足すことで全体が派手見えしないように引き締めることもできる。
サングラスの選び方
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自分の好みのブランドやカラーリングを選ぶのも悪くはないが、自身の顔型に合わせてフレームの形を選ぶと、一層似合わせることが可能だ。ここでは基本の形となるサングラスと似合いやすい顔型の組み合わせを解説していく。
サングラスの代表的な形は4種類
まずは代表的なフレームの形状について説明する。
・スクエア
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縦幅がないシャープな印象を持つ四角形で、顔全体に対してすっきり掛けられるのが特徴の形状。
・ウェリントン
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縦に長い四角~台形のフレーム形状。角にエッジが立たず柔らかい印象を持ち、一般的なサングラスで採用されることの多い形。
・ボストン
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逆三角形で下部が丸いフレーム。ヴィンテージのサングラスなどによく見られる形状だったが、ここ数年はトレンドとして復活しつつある。
・ラウンド
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レンズが丸型で個性をアピールするのにうってつけの形。最近はこのラウンドをやや変形させたモデルも数多く見かけるように。
顔型とフレームの相性
基本となるサングラスの形状が理解できたところで、次は顔型との相性を見ていこう。一般的には、丸顔には四角いフレーム、四角顔には丸いフレームといった具合に、輪郭とフレームの形状を"対比"させるのがベーシックな選び方。
ただ、これはあくまで基本的な考え。顔の形に関係なく、四角いフレームはシャープでスタイリッシュな印象になり、反対に丸いフレームだと優しく柔らかい印象を作りやすいなどあるのでどういった自分になりたいか考えることも非常に重要だ。
・丸顔と相性のいいサングラスは?
丸顔は、顔の縦横の比率に大きく差がないのが大きな特徴。自身で判断するときは、頬から顎のラインを鏡でチェックしたときに、頬骨が張っていなく、顎の先端が尖っていなければ、丸顔タイプとなる。
先述のとおり輪郭とフレームの形状を対比させるのが基本的な選び方で、丸顔は自分の丸みを帯びた輪郭を強調させないスクエアフレームが相性がよい。ラウンド型をあえて選んで、自身のキャラクターを打ち出すのもおすすめではあるが、こちらはサングラス初心者には難易度も高いため、最初は避けた方が無難だ。スクエア型はかっちりしたフォルムでシャープさが強い印象だが、丸顔だとそれが適度に和らいでキツい印象にならないのが強みといえる。
・三角顔と相性のいいサングラスは?
顎が他の顔型に比べて細いタイプなのが三角顔。そのため、全体的に顔の形状が丸くて顎先が細い人や、面長でも顎先がとがっている人は三角顔と考えてサングラスを選ぶのがおすすめだ。この顔型はシャープでスタイリッシュな印象を人に与える形状。そのシャープさをスクエア型のサングラスで強調させるのも悪くはないが、人によってはキツい印象と捉えられてしまうことも。
そこでおすすめなのが、丸みのあるボストン型のサングラス。顔の形状とフレームの形状が似ているので上手くマッチし、よい塩梅でシャープさが和らいでお洒落に見せることが可能になる。
・四角顔と相性のいいサングラスは?
正面からチェックしたときに横頬が張っていてや顎下がしっかりとした人、横顎の関節部(エラ)が張り出している人がこのタイプ。顔の形が全体的にがっしりとした人もこの四角顔に分類される。
こちらも顔型とフレームの形状を対比させて考えると、ラウンド型がおすすめ。また、フレームが太いものよりも繊細な細いメタルフレームなどを選ぶと、圧迫感が和らぐので参考にしてみてほしい。
・面長顔と相性のいいサングラスは?
面長の顔は、顔を正面から見たときに縦の比率が横よりも長いのが特徴のタイプだ。ひとくちに面長と言っても、顔が長いというよりも横幅が細いというタイプの隠れ面長顔の人もいる。
そんな人におすすめしたいのが、ウェリントン型の一本。縦幅と丸みを帯びたフレームは、縦のラインを強調しないため、この顔型にぴったり。一般的にサングラスによく用いられる形状なので、そのバリエーションも多く、幅広い選択肢の中から好みのものを選べるのも嬉しいポイントだ。
おすすめサングラス ブランド13選
選び方がわかったところで次はおすすめのブランドをチェックしよう。
1.RAYBAN(レイバン)
ウェイファーラー ホールディング クラシック
via:ray-ban
歴史があり、数々の著名人を虜にしてきたブランド
1937年にアメリカ陸軍航空隊のパイロットのために設立されたレイバン。当初はパイロットの目を守るために開発された高性能なレンズを搭載したサングラスブランドとして知られていた。同社のサングラスは紫外線や強い光から目を守るだけでなく、視界を明るく保つ特殊なレンズ技術を採用した、当時としては画期的な代物だった。そして1952年に誕生したのがこのウェイファーラーというモデル。その時代、一般に普及していたものとは異なる形状とスタイルを持ったこの一本は、革新的なデザインとして世界的なブームを巻き起こす。映画や音楽界でも多くの有名人に愛用され、今もなお愛されるモデルだ。
2.OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)
フェアモント サン
via:oliverpeoples
高級感を演出する精巧な作りが魅力
1987年にアメリカのロサンゼルスで創業された高級サングラスブランドが、オリバーピープルズ。ヴィンテージのサングラスをベースにしたデザインと、高品質な素材と製法を組み合わせたアイテムで人々を魅了し続けている。流行に左右されないクラシックでタイムレスなデザインが持ち味で、長年愛用できるのもポイント。今回、紹介する一本も軽快なクリアフレームと爽やかなブルーレンズはこれからの季節を盛り上げてくれること間違いなしだ。
3.Garrett Leight(ギャレットライト)
ハンプトン
via:garrettleight
由緒正しきアイウェアブランドの血筋
デザイナーのギャレット・ライトは、オリバーピープルズの創設者でありデザイナーのラリー・ライトの息子。2011年にスタートしたアイウェアブランドで、ビンテージフレームをベースに、ロサンゼルスのヴェニスの人々、街並み、歴史、そして彼の友人であるアーティスト、ミュージシャン、フォトグラファーたちからの影響を多分に受け、新鮮なアイウェアをデザインしている。確かな作りにどこかモダンで開放的な雰囲気を感じさせる仕上がりが特徴で、この定番のハンプトンも、ウェリントンとボストンのちょうど中間のような形状が新しさを感じさせる仕上がりだ。
4.MOSCOT(モスコット)
レムトッシュ
via:moscot
あの芸術家も惚れ込んだブランド
モスコットは、アメリカの老舗サングラスブランドであり、1915年にニューヨークで創業。その代表的なモデルがこのレムトッシュだ。やや丸みを帯びたウェリントンタイプで、クラシックなヴィンテージスタイルを持つフレーム。そのシンプルで洗練された形状は、時代を超えて人気を保ち、さまざまなスタイルやファッションに合わせやすくなっている。また、ジョニー・デップやアンディー・ウォーホルなど、数々の著名人に愛されることでも知られている一本だ。
5.Persole(ペルソール)
PO 714 24/57 -54
via:persol
不朽の名作はあの名俳優も愛用!
ペルソールは、1917年にスタートしたイタリアのサングラスブランド。ブランド名は「Per il sole(太陽のために)」を意味している。長い歴史を持つ伝統的なイタリアンクラフトマンシップの象徴であり、その精巧な作りは折り畳んで持ち運べるという利便性にて表現されている。そしてこのブランドを語る上で外せないのが映画の話。多くのスターがペルソールのサングラスを愛用し、映画の中で頻繁に使用されてきた。特に、俳優のスティーブ・マックイーンが映画『トーマス・クラウン・アフェアー(The Thomas Crown Affair)』でペルソールを着用したことは、ブランドの知名度を高めるきっかけになった。
6.EYEVAN(アイヴァン)
ダマス サン
via:eyevaneyewear
日本のアイウェアを支え続けたブランド
アイヴァンは1972年に日本初のファッションアイウェアブランドとして誕生した。オリバーピープルズ社とライセンス契約を締結し、日本での販売をしていたというのだから、どれほど日本のファッションアイウェアの成長を支え続けていたのか、その功績は計り知れないものがある。こちらの一品も、海外ブランドの多くも生産を依頼するアイウェアの聖地、福井・鯖江にて職人が生み出したもの。幅1.5mmのミニマルなヨロイパーツに、ネジでは不可能な0.9mm径の最小のカシメピンで留めた繊細な作りが光るコンビネーションサングラスだ。キリッとしたスクエアの形状は知的な印象作りに最適。
7.EYEVOL(アイヴォル)
ヒースⅡ
via:eyevol
驚きの軽さはスポーツシーンにも最適
"前例のないもの"や"着るメガネ"をコンセプトに掲げるアイヴァンが2017年に生んだ、ファッション、スポーツ、 アウトドアなど様々なスタイルシーンをボーダレスに楽しむ人のためのレーベルが、このアイヴォル 。TPE樹脂を採用しラバーコートを施したフレームの重量はわずか30gにも満たないほどの軽さ。この代表的なモデル"ヒース"は、万人に合わせやすいウェリントンタイプ。鼻の形状に合わせて調整可能な可変式ノーズパッドを搭載し、紫外線99%カットレンズを採用している。
8.ayame(アヤメ)
フォーカス
via:united-arrows
設立から10年余りでトップブランドの仲間入り
2010年に"温故知新"をコンセプトに掲げられたアイウェアブランド、アヤメ。日本発のブランドであり、名前の由来はデザイナーの出身地・茨城県潮来の市の花であり、日本人に親しみ深い菖蒲(アヤメ)から。また。メガネは視力矯正器具という側面だけでなく、人の目を彩る=彩目(あやめ)という意味が込められている。その作り込みは素晴らしく、名産地鯖江で職人がハンドメイドで生産。フレームにもそれを刻印している。このラウンドモデルのフォーカスはブランド創成期よりある名モデル。他のブランドンにはない繊細な表情が特徴だ。
9.Oakley(オークリー)
フロッグスキン
via:oakley
スポーツアイウェアブランドのパイオニア
エクストリームスポーツ時のアイウェアとして確固たる人気を博しているオークリー。アメリカのブランドであり、スポーツアイウェアブランドの草分け的な存在として知られている。その代表的なモデルがこのフロッグスキン。機能面とデザイン面を上手に融合しており、特許を取得した独自のフレーム素材「オーマター」は軽量かつ耐久性に優れ、極上の掛け心地。そしてレンズには、ショットガンで撃っても割れないといわれ、UVカット性能にも秀でたプルトナイトレンズを採用。このミラーレンズも同ブランドを象徴する存在だ。
10.stussy(ステューシー)
ペン
via:stussy
ストリートブランドを代表するサングラス
アイウェアブランドではないが、今をときめくストリートブランドにも長年支持を受けるサングラスが存在している。数々のモデルがある中で、今話題を呼んでいるのがこのペン。楕円形の珍しい形状は、個性をアピールするのに最適だ。
11.BLANC(ブラン)
BM002
via:blanc-products
2012年に誕生したばかりの、新進気鋭のアイウェアブランドであるブラン。眼鏡の生産地として知られる福井県鯖江市の職人が手がける同ブランドのアイテムは、どれもかけ心地抜群だ。メタルとアセテートを組み合わせた「BM002」はどこかレトロな雰囲気で、古着などとコーデするのもおすすめ。
12.A.D.S.R.
KIEDIS
via:adsrfoundation
大阪の直営店に続き、2023年の6月に2店舗目となる「A.D.S.R. TOKYO」を東京・表参道にオープンした「A.D.S.R.」。音楽を背景にモノ作りを行う日本のブランドだ。人気バンドのボーカルを思わせる名を冠したこちらのアイテムは、パッと見のインパクトは大きいが、着用してみると意外とコーデにすんなりハマる。
13.JULIUS TART OPTICAL(ジュリアス タート オプティカル)
SEAFARE
2017年、米国発の老舗ブランド「TART OPTICAL」のアーカイブコレクションを再現することから始まった「JULIUS TART OPTICAL」。1960年代後期モデルの復刻である「SEAFARE」は、王道中の王道といったスタンダードなフォルムが特徴。ビンテージっぽさのあるビジュアルなので、大人でシックな着こなしと好相性だ、
まとめ
最初はなかなか自分好みのサングラスを見つけるのが難しいと感じるはず。そんなときはショップスタッフに聞いてみたり、雑誌やウェブで気になったモデルの着用写真を見てイメージするのが大事だ。
また、自身で色々と掛け比べて、好みを探してみるのも重要。見た印象と実際に掛けて鏡を見た印象が大きく違うケースもあるからだ。さまざまなモデルを掛け比べて、自分好みの一本を見つけてみて!
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