人気のブランドは?いま注目のストリートブランド35選|コラムについて
音楽、スポーツ、アートなど、ストリートカルチャーを発信地に生まれたストリートファッション。カルチャー発であるゆえに有名ブランドからインディペンデントなブランドまで多数のブランドがあるので、どこからチェックしていいか分からない人も多いはず。そこで今回は、いまストリートシーンで人気のブランドをピックアップ。人気のストリートブランドが気になる方はぜひ見てみてほしい。
- ▼Supreme
- ▼Stussy
- ▼HUF
- ▼Palace Skateboards
- ▼UNION
- ▼XLARGE
- ▼HUMAN MADE
- ▼Girls Don't Cry
- ▼Wasted Youth
- ▼A BATHING APE®︎
- ▼NEIGHBORHOOD
- ▼WTAPS
- ▼drew house
- ▼Travis Scott Cactus Jack
- ▼Carhartt WIP
- ▼#FR2
- ▼WIND AND SEA
- ▼KITH
- ▼SAPEur
- ▼BlackEyePatch
- ▼SAINT Mxxxxxx
- ▼fragment design
- ▼KEBOZ
- ▼C.E
- ▼BoTT
- ▼Brain Dead
- ▼Aries
- ▼WACKO MARIA
- ▼FEAR OF GOD ESSENTIALS
- ▼Stone Island
- ▼Aime Leon Dore
- ▼Noah
- ▼doublet
- ▼DAIWA PIER39
- ▼NEW ERA
- ▼おわりに

今一番アツいストリートブランド「Supreme」
まず、近年のストリートシーンを語る上で、Supreme(シュプリーム)を外すことはできない。1994年、James Jebbia(ジェームズ・ジェビア)によってアメリカ・ニューヨークで誕生したシュプリーム。始まりはスケートショップだが、現在はブランドとしても確固たる地位を築き、毎シーズンさまざまなブランドとコラボを行っている。
掲載商品:Supreme Box Logo Crewneck "Black"
シュプリームの中でも特に人気が高いアイテムがシグネイチャーである「ボックスロゴ」。発売週には店舗前に行列ができるというのが恒例になっている。
ボードカルチャーを体現「Stussy」
引用:Stussy
創業者Shawn Stussy(ショーン・ステューシー)によって、アメリカ・カリフォルニアで誕生したStussy(ステューシー)。創業者直筆のサイン「ステューシー ロゴ」のアイコンは多くの人が目にしたことがあるだろう。
掲載商品:Stussy WORLD TOUR HOODIE "Black"
スケートボードとサーフィンなど、西海岸カルチャーを彷彿とさせるアイテムを数多く展開しているのが特徴。継続的にリリースされているNike(ナイキ)とのコラボも人気が高い。近年のリブランディング以降は人気が再熱しており、店舗には平日から並びができるほど。
STUSSY(ステューシー)買取強化中!詳しくはこちらスタイリッシュなストリートブランド「HUF」
引用:HUF
ステューシーと同じく、アメリカ・カリフォルニア州にルーツを持つHUF(ハフ)は、モダンとヴィンテージをミックスしたようなウェアを展開している。今は亡きKeith Hufnagel(キース・ハフナゲル)と、各地域に根付くスニーカーカルチャーとのつながりが垣間見えるアイテムは必見だ。
掲載商品:HUF Snowman Crew Sweater "Black"
2022年、Nike SB(ナイキSB)とのコラボDunk(ダンク)でも話題となったブランドだが、もとより彼らの注目度は高い。世界トップレベルのスケートボーダーやサーファーも愛用している。
イギリス発のスケーターブランド「Palace Skateboards」
引用:FARFETCH
ここまでアメリカ発のスケートボード系ブランドを紹介してきたが、イギリス・ロンドンのスケートカルチャーと関わりを持つPalace Skateboards(パレス スケートボード)も見逃せないブランドだ。2009年創立という比較的若いブランドながらも、ロンドンのサブカルチャーをデザインに折り込むスタイルは、世界的に高い評価を得ている。
掲載商品:PALACE TRI-LE BEURRE HOOD "Navy"
同じくヨーロッパ発のスポーツブランドadidas(アディダス)とのコラボや、サッカー文化に根ざしたアイテム、ブリティッシュロックを思わせるサイケデリックなデザインなど、そのアイテムの幅は多岐に渡る。それら全てのアイテムに共通して、パレスらしいひねりのあるストリートテイストが加えられているのが特色だ。
ストリートシーンとハイブランドをミックス「UNION」
引用:UNION
90年代の海外ストリートシーンを牽引した"UNION(ユニオン)"は、他のブランドよりもいち早く、ストリートとハイブランドのミックスを提案したセレクトショップだ。彼らの先見の明は、オリジナルアイテムにも生かされており、多くの要素をミックスさせた独自のストリート路線を追求している。
掲載商品:UNION × Jordan 2 Future is Now FLC Crew "Beige"
"自分達が着たいと思えるブランドとファッションと機能性を併せ持つウェアを取り揃えること"、"クラシックにひねりを加えることで、退屈にならないアイテムを選ぶこと"をコンセプトに掲げており、日常使いしやすいファッショナブルなアイテムが多く揃っている。
アメリカンカルチャーを体現「XLARGE」
引用:XLARGE
1991年、建築系学校を卒業したばかりの若者2名がスタートしたXLARGE(エクストララージ)。彼らを象徴するゴリラのアイコンは、アメリカを飛び出し、世界各地へと認知を広めてきた。
掲載商品:XLARGE x FR2 OG Logo S/S T-shirt "Black"
音楽、アート、スポーツなどの華やかな部分をデザインに取り入れ、アメリカンストリートブランドらしいシンプルかつ目を引くアイテムを多く展開しているのが特徴だ。
世界観が詰まったポップなロゴ「HUMAN MADE」
引用:HUMAN MADE
ポップなハートロゴとダック(カモ)のアイコン、そして角の丸い文字フォントと言えば、NIGO(ニゴー)が設立したHUMAN MADE(ヒューマンメイド)に他ならない。"THE FUTURE IS IN THE PAST"(ザ フューチャー イズ イン ザ パスト)をコンセプトに掲げる人気ストリートブランドだ。
掲載商品:HUMAN MADE Cozy Sweatshirt "White"
アメカジをベースに、ブランドロゴやアニマル柄をプリントしたアイテムが特徴。ちょっとポップなデイリーウェアがほしい人には特におすすめのブランドだ。
想いが込められたハートロゴ「Girls Don't Cry」
「泣かないで」という強いメッセージをブランド名に込めたGirls Don't Cry(ガールズドントクライ)。これはブランド創設者のVERDY(ヴェルディ)による、奥さんに対しての"いつも笑顔でいてほしい"と言う願いを込めたものだそうだ。
掲載商品:Girls Don ’t Cry × HUMAN MADE college jacket "Red"
ガルドンことガールズドントクライといえば、目を引く赤いカラーや筆記体の文字フォント。人気を博したヒューマンメイドとのコラボコレクションでも、その"らしさ"が遺憾無く発揮されていた。
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ビールブランドともコラボ「Wasted Youth」
ガールズドントクライと同じく、"VERDY"が手がけるストリートブランド Wasted Youth(ウェイステッド ユース)。こちらもブランド名にはメッセージが込められており、彼の「無駄なものなんかない」との思いが、逆説的なブランド名「Wasted Youth(訳:無駄に過ごした青春)」に繋がっている。
掲載商品:Wasted Youth x Budweiser Tee "White"
VERDY本人が「より自分寄りのプロジェクト」と語るこのブランドは、空き缶に差したチューリップのイラストやビールブランドBudwiser(バドワイザー)のロゴをサンプリングしたデザインでよく知られている。それが功を奏し、本家バドワイザーとのコラボも行っている。
目を引くポップなデザイン「A BATHING APE®︎」
引用:bape.com
1993年、日本で誕生したBAPE®︎(ベイプ)こと、A BATHING APE®︎(ア ベイシング エイプ)は90年代の裏原ブームと密接に関わってきたブランドだ。すでにブランドから離れてはいるが、元々NIGOが創設したブランドでもある。彼によって築かれたカルチャーは、各アイテムに脈々と受け継がれている。
掲載商品:A BATHING APE x UNDEFEATED Color Camo Snowboard Down Jacket "Blue"
ベイプカモ、シャークフーディ、ベイビーマイロなど、他ストリートブランドと並べても目を奪われるデザインのアイテムが多いのが魅力だ。その強い個性からか、国内だけでなく海外での人気も高い。
モーターカルチャーとストリートの融合「NEIGHBORHOOD」
引用:NEIGHBORHOOD
「モーターサイクル、ミリタリー、アウトドア、トラッド等の要素を独自の解釈で昇華したベーシックな服作り、またそのライフスタイルの提案」をコンセプトを掲げるNEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)。創業者"滝沢紳助"のモーターサイクルなどのカウンターカルチャーへの傾倒が色濃く反映されているブランドだ。
掲載商品:NEIGHBORHOOD × Travis Scott Cactus Jack Carousel Hoodie "Black"
ブランドの定番アイテムの一つがレザージャケットなど、他のストリートブランドより大人顔なアイテムが多いのが魅力の一つ。おどろおどろしいデザインを施したお香立て(インセンスチャンバー)も人気を博している。
アイテムのクオリティにこだわる「WTAPS」
引用:WTAPS
先に紹介したブランド"ネイバーフッド"創業に関わった、西山徹によるブランド"WTAPS(ダブルタップス)"。都会的なデザインとミリタリーを融合させた、人気のストリートブランドだ。
掲載商品:WTAPS × Supreme Crewneck "Light Olive"
シンプルなウェアも、細部のディテールにまでこだわるのがWTAPS。そのため、展開するアイテムは機能性にもこだわったものが多い。モノづくりに真摯に向き合ってきたブランドだからこそ、都会に溶け込むハイセンスなストリートアイテムを生み出し続けているのかもしれない。
ジャスティン・ビーバーがプロデュース「drew house」
引用:drew house
最近はアーティストやインフルエンサー本人がファッションブランドを設立することも多い。その代表例が、Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)が手掛けるファッションブランド drew house(ドリューハウス)だ。
掲載商品:drew house mini drew mascot hoodie "Cream"
ポップスターのブランドらしく、ブランドアイコンであるスマイリーロゴをプリントしたキャッチーなアイテムが多く展開されている。着ているだけで元気が出そうなデザインはさすがジャスティン・ビーバーだ。
トラヴィス・スコットの世界観を表現「Travis Scott Cactus Jack」
引用:Nike
近年のスニーカー界を代表するコラボといえば、Travis Scott(トラヴィス・スコット)とNike(ナイキ)だが、そのトラヴィスが手がけるアパレルブランド「Travis Scott Cactus Jack(トラヴィス・スコット カクタス ジャック)」も人気が高い。
掲載商品:Travis Scott Cactus Jack AIR RECORDS LONG SLEEVE TEE "Ivory"
同ブランドでは、トラヴィス自身の楽曲や、彼のレーベル「カクタス ジャック レコード」からリリースされる楽曲に合わせたアパレルなどを展開。曲の世界観とマッチしたアイテムには、トラヴィスの自由な思想が表現されている。
ワークウェアの素材感を活かす「Carhartt WIP」

引用:Carhartt WIP
アメリカを代表するワークウェアブランドCarhartt(カーハート)のヨーロッパラインとして登場したカーハートWIP。"WIP"はWork In Progress(ワーク イン プログレス)の略で、同ラインではカーハートで定評のあるデザインやダック生地などを活かしつつ、モダンにアップデートしたアイテムを展開している
掲載商品:WACKO MARIA x CARHARTT WIP OG ACTIVE JACKET "Brown"
近年のアクティブジャケットや、デトロイトジャケットなど、カーハートの名作ジャケットのヴィンテージ市場での高騰もあってか、カーハートWIPの人気も上昇中。それもあってか、sacaiやPalaceなどアパレルブランドとのコラボ発表時には、毎回SNSで話題をさらっている。
二羽のウサギをアイコンとした「#FR2」
引用:#FR2
広告費をかけず、口コミとSNSで知名度を獲得した#FR2。「カメラマンが着る服」をコンセプトにした軽快なストリートアイテムは、若年層を中心に人気を博している。
特徴的な二羽のウサギロゴをアイコンに、全国各地に旗艦店をオープンし、それに合わせて各店舗限定のカラーを展開している。「Smoking kills」など、一度見たら忘れないキャッチーなメッセージにも注目だ。
シンプルかつキャッチーなブランド「WIND AND SEA」
引用:WIND AND SEA
スタイリスト、デザイナー、フォトグラファーなど、さまざまな肩書きを持つ熊谷隆志がスタートしたWIND AND SEA(ウィンダンシー)。キムタクこと木村拓也を筆頭に、芸能界でも多くの愛用者がいるブランドだ。
掲載商品:WIND AND SEA SEA S/S T-SHIRT "White Mint"
「もう一度、Tシャツをちゃんと作ってみよう」。その思いで立ち上がったブランドは、シンプルかつキャッチーなロゴTを中心に、ストリートで人気を博している。また、多くのコラボをおこなっているのも特徴で、WILDSIDE Yohji Yamamoto(ワイルドサイド ヨウジヤマモト)やGod Selection XXX(ゴッドセレクション XXX)など、多くの著名パートナーと関係を築いている。
アパレルも人気のスニーカーブティック「KITH」
引用:KITH
2011年にアメリカ・ニューヨークでオープンしたスニーカーブティック"KITH(キス)"。同セレクトショップは、独自の審美眼を活かし、ハイプスニーカーからトレンドブランドまで、時代を先取るアイテムを多く取り扱っている。そして、今や同ショップの代名詞的存在となっているのがオリジナルアパレルだ。
掲載商品:Kith Cyber Monday Hoodie "Birch"
キスを率いるRonnie Fieg(ロニー・ファイグ)監修のもと、アンニュイな色味のアパレルやパートナーの世界観を活かしたコラボアイテムをラインナップしているのが特徴。独特な雰囲気を醸し出すデザインは、彼らが選りすぐったハイセンスなスニーカーにピッタリだ。
顔グラフィックのアイテムが人気「SAPEur」
引用:SAPEur
「着たい服は自分達で作る」をコンセプトに、自由度の高いデザインのアパレルを発信してきたSAPEur(サプール)。90年代にNBAを牽引した名選手"Dennis Rodman(デニス・ロッドマン)"のバックプリントTシャツは、彼らの人気アイテムの一つだ。
掲載商品:SAPEur x MASATOSHI HAMADA Hoodie "Red"
また、2022年にロッドマンTと近しいデザインの"ダウンタウン 浜田雅功"氏のアパレルをリリースしたことでも話題になった。"お笑い芸人をデザインに盛り込む"という他ブランドが思いつかなそうな斬新なプロダクトが魅力だ。
インパクトのあるデザイン「BlackEyePatch」
「取扱注意」の文言でよく知られる"BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)"。日本のHIPHOPシーンで人気を博すストリートブランドで、全アイテムを通じ独特な世界観を表現している。
掲載商品:BlackEyePatch HANDLE WITH CARE LABEL HOODIE "Black"
2018SSのファッションショーにて、観客に耳栓を配り、バイクの爆音でショーの火蓋を切るという大胆な演出で話題を呼んだ。フーディーなどに施された取扱注意のデザインも、ショーと同じように大胆であり、ブランドの主張の強さを感じることができる。
日米を代表する二人が手掛ける「SAINT Mxxxxxx」
Readymade(レディメイド)を手掛ける細川雄太氏と、LAを拠点に活動するアーティストCali Thornhill Dewitt(カリ・ソーンヒル・デウィット)によるブランド「SAINT Mxxxxxx(セントマイケル)」。日米を代表する二人がタッグを組み、2020AWからスタートしたブランドだ。
熱狂的なファンも多く、アーティストや著名人のファンも多い。デザインはヴィンテージさながらの風合いに仕上げながら、色あせや経年劣化しにくい特殊なプリント手法や染料を採用しているのが特徴だ。
HF主宰「fragment design」
ストリートシーンのゴッドファザーとも言われる藤原ヒロシが主宰するデザインプロダクト「fragment design(フラグメント)」。ナイキやルイ・ヴィトン、スターバックス、たまごっちなど、ジャンルを問わず国内外のブランドや企業とコラボレーションを行っている。
フラグメントがデザインに関わったプロダクトには、全て稲妻モチーフをあしらったロゴが入るのも特徴。藤原ヒロシがその製品を認めた証とも言えるかもしれない。
野球好きは必見の「KEBOZ」
着たい服を作るをコンセプトに、ブランドマネージャーKenboが手掛ける「KEBOZ(ケボズ)」。ブランド名の由来となる“Kenboと仲間たち”と共に、ファッションを起点としたコミュニティ作りを提案している。
野球好きがクスッとなるアイテムやプロ野球球団とのコラボレーションなど、野球を軸に様々なプロダクトを展開。現在は全国に直営店を4店舗展開。人気急上昇中の要注目ストリートブランドだ。
裏原のキーパーソンがデザインする「C.E」
2011年にSKATE THING(通称スケシン)、Toby Feltwell、菱山豊の3名が立ち上げたファッションブランド&音楽レーベル「C.E(シーイー)」。ブランド名の由来はPhilip K Dick(フィリップ・K・ディック)の著書「ユービック」の登場人物のタトゥー「Caveat Emptor」。それを略して、CAV EMPT、C.Eと名付けられた。
デザインはヨーロピアンカジュアル的な洋服のシルエットやディティールを採用。また、スケシン氏が手掛けるグラフィックデザインや、トップスの左袖に付くブランドのシリコンワッペンも特徴。
注目の新鋭ブランド「BoTT」
2019年、グラフィックデザイナーTEITOにより誕生した東京発のストリートブランド「BoTT(ボット)」。ブランド名の由来は「Birth Of The Teenager」。ユース独特のフレッシュなテンションをベースに、肩肘はらないリラックスしたスタイルのアイテムを展開している。
ポップなロゴものから、エッジの効いたグラフィックまで、 アートやミュージックカルチャーを感じさせるアイテムが魅力。クラシックなロゴを採用したTシャツやフーディーは即完するほどの人気がある。
独特なデザインがクセになる「Brain Dead」
Kyle Ng ( カイル・イン) とEd David ( エド・デイヴィス) が立ち上げた、LA のアート・クリエイティブ集団「Brain Dead(ブレインデッド)」。ポストパンクや、スケートボード、アンダーグランドコミックなどのサブカルチャーからインスピレーションを受けた独特なデザインが魅力。
ヴァンズやリーボック、アシックスなど、コラボレーションも積極的に行っており、近年ではOakley(オークリー)との復刻フットウェアプロダクトOAKLEY FACTORY TEAMも手掛けている。
イギリス発ストリートブランド「Aries」
SILAS(サイラス)の創業者であるソフィア・マリア・プランテラと、グラフィックデザイナーのファーガス・ファー ガデリック・パーセルにより立ち上げられたイギリス発のファッションブランド「Aries(アリーズ)」。80年代のストリートシーンから影響を受けた、ストリートカルチャー×ラグジュアリーなコレクションを展開している。
独創的なグラフィックとパターンが特徴であり、生産はイタリア、イギリスで行っている。ブランドロゴの他、「No Problemo」とプリントされたシリーズも有名。
音楽を根底にした「WACKO MARIA」
2005年に日本でスタートしたファッションブランド「WACKO MARIA(ワコマリア)」。ブランド立ち上げ当初のコンセプトは”女、音楽、酒にハット”。上質でロマンティックな、色気を感じさせるスタイルを提案している。
音楽や映画、アートなどを落とし込んだ遊び心のある、グラフィックや柄を取り入れたアイテムが多いのも特徴だ。
ラグジュアリーストリートの王道「FEAR OF GOD ESSENTIALS」
Jerry Lorenzo(ジェリー・ロレンゾ)がデザイナーを務めるラグジュアリーストリートブランド「FEAR OF GOD(フィアオブゴッド)」のディフュージョンライン「FEAR OF GOD ESSENTIALS(フィア オブ ゴッド エッセンシャルズ)」。通称エッセンシャルズの愛称で親しまれる同ブランドは、カニエ・ウエストやジャスティン・ビーバーなど海外セレブからも愛用されている。
ストリートやグランジ、モード、スポーツなどさまざまなテイストをミックスさせたデザインが特徴で、特に人気が高いのはロゴアイテム。コラボになると争奪戦は必至だ。
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ヨーロッパで人気の「Stone Island」
1982年にイタリアで創業した「Stone Island(ストーン アイランド)」は、"インフォーマルウェア"を提案し、最先端な素材と革新的なデザインを提案しているブランドだ。近年のテック系の流行もあり、ストリートシーンでも年々愛用者が増えている。
金属繊維を織り込み玉虫色に輝くナイロンメタルという生地を使用したシリーズが有名。また、過去にはシュプリームやナイキとのコラボレーションも展開している。
奇才が手掛ける「Aime Leon Dore」
昨今のメンズファッションシーンを語る上で欠かせない、クリエイティブディレクターのテディ・サンティスが2014年にニューヨークで立ち上がった「Aime Leon Dore(エメレオンドレ)」。クラシックでシンプルながらも印象的なスタイルを作り出しているメンズファッションブランドだ。
彼のルーツを感じさせるデザインや、バスケットボールに因んだコレクションが多く、スタイリングも最近のファッショントレンドを見る上で非常に参考になる。ニューバランス USAコレクションのクリエイティブディレクターにも就任していることもあり、ニューバランスとのコラボコレクションを定期的に展開しているのも特徴だ。
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ちょうどいい大人のストリート「Noah」
元シュプリームのデザインディレクターであるブレンドン・バベンジンが2015年にニューヨークで立ち上げたストリートブランド「Noah(ノア)」。スケートやサーフ、音楽といったカルチャーを反映しつつ、クラシックなメンズウェアを提案している。
ストリートカルチャーとクラシックメンズウェアを程よくいい塩梅にミックスしたコレクションは、まさに大人のストリートウェアと呼ぶのに相応しい仕上がりだ。バブアーやバンズなどとのコラボコレクションも程よく肩の力が抜けた雰囲気。トレンドを追うのに疲れた大人にはぜひ着てほしいブランドだ。
ユーモアあふれるウェアが魅力的な「doublet」
ミハラヤスヒロにて靴やアクセサリーの企画生産を務めた井野将之が、パタンナーの村上高士とともにスタートした「doublet(ダブレット)」。2013 Tokyo新人デザイナーファッション大賞での東京都知事賞の受賞や、LVMHヤングファッションデザイナープライズのグランプリなど、ファッション的な評価も高い。
「違和感のある日常着」をコンセプトに、他にはない切り口で作られた洋服はユニークで刺激的。一度見たら忘れないような特徴的なコレクションや、ルックを撮っていることもあり、狂信的なファンも多い注目ブランドだ。
目指すのは、自然と都会の"架け橋"「DAIWA PIER39」
1958年の創業の「DAIWA(ダイワ)」は、世界の釣り市場におけるリーディングカンパニーのひとつ。そこから派生して、2020年SSシーズンより開始したのが「DAIWA PIER39(ダイワ ピア39)」だ。
70年代には釣具の売上高で世界一に輝いたこともある同社の経験を活かし、フィッシングシーンで役立つ高い機能性はもちろん、街でも着られる洗練されたデザインも取り入れたハイブリッドなブランドとなっている。
ストリートファッションに欠かせない、キャップブランドの雄「NEW ERA」
1920年にその歴史が始まった「NEW ERA(ニューエラ)」。キャップのバイザーに輝くゴールドやシルバーのステッカーでお馴染みの、老舗のヘッドウェアブランドだ。
アイテム自体の種類の多さはもちろんだが、特筆すべきは各モデルのサイズの豊富さ。他のブランドで自分に合うものが見つからなかった場合でも、ニューエラならピッタリの一品がきっとあるはず。
おわりに
トレンドを席巻する多くのストリートブランド。ここで紹介したものは、自分たちの世界観を表現しているブランドばかりだ。各カルチャーを体現できる一品を身につけることによって、自分の"好き"を表現できるだろう。この記事を通して、ご自身の美的感覚に合うブランドが見つかったら幸いだ。
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