高級ダウンの王道「カナダグース」。ブランドの歴史や定番ダウンジャケット、おすすめモデルを紹介|コラム

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高級ダウンの王道「カナダグース」。ブランドの歴史や定番ダウンジャケット、おすすめモデルを紹介|コラムについて

冬の厳しい寒さを凌げる、王道アウターといえば「ダウンジャケット」。近年各ブランドからトレンドを取り入れたダウンが次々にリリースされているが、高品質なダウンが欲しいならやはり専業ブランドを選びたい。中でも王道は、カナダ発の高級ダウンブランドとして名を馳せる「CANADA GOOSE(カナダグース)」だ。今回はカナダグースの歴史や特徴、定番モデルを紹介する。


目次

カナダグースは「高級服飾メーカー」

カナダグース 画像 引用:CANADA GOOSE

カナダグースは、多くのダウンブランドと決定的に違うところがある。それは自身を「高級服飾メーカー」と名乗っているところだ。そこまで自信を持つ"高級感"の秘密は一体どこにあるのだろうか。歴史を辿ればそのヒントがわかるかもしれない。

1957年、カナダに移住したSam Tick(サム・ティック)によって、スノーモービルウェアブランドとして誕生したカナダグース。1980年代には、極寒地で活動する人に向け、「Expedition Parka(エクスペディション パーカ)」がリリースされた。今でも"ビッグ レッド"の愛称で親しまれているアイテムだ。

ここからカナダグースの快進撃は続く。カナダ人初のエベレスト登頂、犬ぞりレースのマッシャー(操縦者)の世界記録樹立、スキーを使わない単独歩行での南極点到達など、各所でカナダグースのこだわり抜かれたダウンが着用された。実績を積んでいったのは既存のアイテムに当てはまらず、新たに開発したアイテムもアウトドア専門誌が選ぶ名誉ある賞に輝いた。

カナダグース 画像 引用:CANADA GOOSE

彼らの勢いは、アウトドアシーンにとどまらなかった。映画界にて、カナダグースのダウンが寒い環境を表現するアイコニックなアイテムとなっていく。映画「The Day After Tomorrow(デイ・アフター・トゥモロー)」や「National Treasure(ナショナル・トレジャー)」などでも、スクリーンに大きくブランドのアイテムが映し出された。

このことはブランドの知名度向上に大きくつながり、カナダグースはハリウッドの定番アウターの一つとなった。高いデザイン性とクオリティこそが、スーパースターをも虜にする"高級感"なのかもしれない。

カナダグースのダウンの魅力は考え抜かれた細かさにあり

カナダグースが勝ち取ってきた信頼は、製品のクオリティの高さの表れだ。各プロダクトを生み出したこだわりはどんなものなのか。ダウンに込めたブランドの想いを見ていこう。


【クラフトマンシップ】

カナダグース クラフットマンシップ 画像 引用:CANADA GOOSE

メイド・イン・カナダにこだわったダウンジャケットは、全13の製造工程と職人による手作業を介して生み出されている。ジッパーからボタン、縫い糸の1本1本まで、すべてのディテールが慎重に考え抜かれており、その本気度の高さが伺える。どのアイテムでもクオリティが高いのはこの製造方法によるものだろう。


【素材へのこだわり】

カナダグース 素材 画像 引用:DOWN MARK

ダウンジャケットの外側(シェル)やダウン・ファーに使われる素材は、保温性を大きく左右する重要なポイントだ。カナダグースでは、ブランドが研究に研究を重ねたシェル素材"ARCTIC TECH(アークティック テック)"や、選び抜かれた羽毛・動物の体毛を採用してきた。これにより、-30℃の厳しい環境テストを乗り越えるアイテムの製作も可能にしている。


【フュージョンフィット】

ビーニー 画像 引用:CANADA GOOSE

ダウンジャケットを着てみると思ったより大きく、まるで"ダウンに着られている"ように見えるときはないだろうか。そんなダウンジャケットを完全に自分のものにする技術が"フュージョンフィット"だ。26種類の主なボディサイズと世界各国16,000人以上の身体のスキャン画像を調査・分析し、様々な体型にフィットするダウンを生み出している。


【各業界の雄とコラボ】

カナダグース コラボ 画像 引用:CANADA GOOSE

カナダグースは超有名ブランドだが、他のビッグブランドとの交流も拒まない。そのコラボラインナップは凄まじく、世界有数のデニムブランド「Levi’s(リーバイス)」や、Drake(ドレイク)率いる「October’s Very Own(オクトーバーベリーオウン)」、150年以上ウールアイテムを製造し続けてきた「Pendlton(ペンドルトン)」など、各カテゴリで一時代を築いてきたブランドばかりが並ぶ。まるで彼ら自身で卓越した技術を共有しあっているようなコラボレーションは、カナダグースのレガシーの一片だ。


カナダグースの定番モデルとおすすめモデル

ダウン製造に愚直なまでにこだわるカナダグース。ここからは、スニダン編集部がおすすめする定番10アイテムを見ていこう。


メンズのおすすめモデル

■カナダグースの原点
Expedition Parka Heritage Fusion Fit(エクスペディション パーカ ヘリテージ フュージョン フィット)

カナダグース エクスペディション パーカー ヘリテージ フュージョン フィット レッド 画像

カナダグースの原点であり、ブランドを体現するダウン「エクスペディション パーカ」は、初めてカナダグースを購入するなら絶対にチェックしたい定番モデルだ。1980年代に誕生したヘリテージスタイルで、極地での調査を行っているアメリカ国立科学財団にも機能性の高さを評価されている。

温かみのあるファー、ブランド独自の素材アークティックテック、スタイリッシュさを際立たせる丈感など、どこをとっても「カナダグース」を感じられる逸品。ポケットも多いため、少量の荷物ならば手ぶらで出かけられるのも魅力的だ。カナダグースが目指すクオリティの高いアイテムとは、「エクスペディション パーカ」に他ならない。


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■ファーで印象を変えられる
Jasper Parka "Black"(ジャスパー パーカ)

カナダグース ジャスパー パーカー ブラック 画像

人気モデル"シャトーパーカ"の日本企画である「Jasper Parka(ジャスパーパーカ)」。クラシックなシルエット且つ、シンプルかつスタイリッシュなルックスでタウンユースに使いやすいモデルだ。

このモデルは"ファー"の取り外しができるため、好みや気分に合わせて着こなし方を変えられるのも特徴。着用者の個性に合わせて印象を変えられるのは、繊細なデザインを持つ証明だ。


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■映画の世界から飛び出したようなダウン
Chilliwack Bomber Heritage Fusion Fit(チリワック ボンバー ヘリテージ フュージョン フィット)

カナダグース チリワック ボンバー ヘリテージ フュージョン フィット ブラック 画像

短めの丈間かつフォルムがかっこいい「Chilliwack Bomber(チリワック ボンバー)」。戦後のカナダ辺境を飛び回るパイロット向けにリスペクトを払いデザインされているため、保温性だけでなく耐久性、可動性も高い。

いつの時代もパイロットはかっこいい。そのコスチュームに憧れを抱く人も多いだろう。もし、スクリーンの中の何気ないアウターの着こなしを実現できるとするならば……。かっこいいオヤジになれる飛び道具は一着持っておいて損はない。


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■ダウンに爽やかさを
MacMillan Parka Heritage Fusion Fit(マクミラン パーカ ヘリテージ フュージョン フィット)

カナダグース マクミラン パーカー ヘリテージ フュージョン フィット ノーザン ナイト 画像

フードのファーを排し、シンプルでスッキリとしたデザインに仕上げた「MacMillan Parka(マクミラン パーカ)」。程良くゆとりを持たせたボックス型シルエットで、高品質な天然ダックダウンを存分に封入している。

ショート丈のモデルなのでタウンユースとして着やすいのも魅力だ。急な待ち合わせに「マクミラン パーカ」を着ていけば、アクティブな印象を演出できるかもしれない。


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■洗練されたベスト
Everett Vest Pastels(エベレット ベスト パステル)

カナダグース エベレット ベスト パステル ライムストーン 画像

トレンドのダウンベストはレイヤードしやすく、ダウン特有のボリューム感も抑えることができるため、使い勝手が良い。カナダグースの「Everett Vest(エベレット ベスト)」は、洗練された印象でトレンドのスタイルでも大活躍してくれる。


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ウィメンズのおすすめモデル

■世界一位のダウンを日本仕様に
Mackenzie Parka(マッケンジ パーカ)

カナダグース マッケンジ パーカー ブラック 画像

ブランドのグローバルモデルでトップセールスを記録した人気アウターSHELBURNE(シェルバーン)。これを日本人向けにモディファイしたのが「Mackenzie Parka(マッケンジ パーカ)」だ。ロングレングスのシルエットでボディラインを美しく見せる、着膨れしないデザインが魅力。世界で売上1位を記録した実力は伊達ではない。


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■最高レベルの美しさ
Victoria Parka Heritage Fusion Fit(ヴィクトリア パーカ ヘリテージ フュージョン フィット)

カナダグース ヴィクトリア パーカー ヘリテージ フュージョン フィット ブラック 画像

ダウンのカジュアルさを排し、よりドレッシーなデザイン、シルエットを採用した「Victoria Parka(ヴィクトリア パーカ)」。メンズライクに着られるのがマッケンジパーカだとしたら、ヴィクトリアパーカはより女性らしく着られるダウンだ。自分のファッションスタイルで選ぶのが無難だが、もし両方持っていたら使い分けることができるだろう。


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■かっこいいウィメンズダウン
Labrador Bomber(ラブラドール ボンバー)

カナダグース ラブラドール ボンバー ブラック 画像

先ほど紹介したチリワックを日本人向けにモデファイした「Labrador Bomber(ラブラドール ボンバー)」。デザインは米軍が開発した空軍用防寒着を踏襲。つまりはパイロットのジャンパーだ。かっこよさを演出したい女性にもってこいのプロダクト。


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ハイエンドライン「ブラックレーベル」のおすすめモデル

カナダグースには、よりファッション性を高めたハイエンドラインが存在する。それが、ブランドのアイコンである赤いワッペンではなく黒いワッペンが取り付けられた高級ライン「カナダグース Black Label(ブラックレーベル)」だ。

色味が抑えられたアイテムラインナップは、都会的な印象を纏っており、他のカナダグースのアイテムとは一線を画すシックな魅力を放っている。そのため人気も高く、すぐに売り切れてしまうこともしばしば。スニダンで取り扱いのある2アイテムを見てみよう。


■完璧なブラックダウン
Everett Puffer Black Label(エベレット パファー ブラックレーベル)

カナダグース エベレット パファー ブラック ラベル ブラック 画像

無駄のないシンプルなデザインが引き立つ、質実剛健なダウン「Everett Puffer(エベレット パファー)」。シンプルかつ高級感のあるデザイン、持ち運びが容易な軽量性、そして-10℃〜-20℃でも効力を発揮する保温性など、まさに完璧なプロダクトだ。一枚羽織るだけでスタイリングの格を上げてくれるだろう。ブラックのダウンという定番のアイテムだからこそ、こだわって選ぶことで周りとの違いが生まれるはず。


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■他のブランドが真似できない完成度
Langford Parka Black Label(ラングフォード パーカ ブラックレーベル)

カナダグース ラングフォード パーカー ブラック ラベル ブラック 画像

ブランドが誇る人気モデルのハイエンド版と言えるのが、「Langford Parka(ラングフォード パーカ)」。シャトーパーカに似たデザインだが、より着丈を眺めにすることで保護性をアップデート。フロントジッパー上に覆われたストームフラップや、インテリアポケットなど、耐久性と保護性を兼ね備えつつもモダン且つミニマルなスタイルに仕上げている。


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おわりに

高級ダウンメーカーとして、紛れもない実力を発揮してきた「カナダグース」。培った実績や各アイテムには、彼らが真摯にダウン製造に取り組んだことが自然と表れている。世界中の一流の人々が使う理由はここにあるのだろう。自分の格を上げるためにまずはカナダグースのダウンから購入してみてはいかがだろうか。


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