アークテリクスのおすすめジャケット17選。ジャケットの種類や選び方も紹介！｜コラム

アークテリクスのおすすめジャケット17選。ジャケットの種類や選び方も紹介！｜コラムについて

ミニマルで都会的なデザイン性を兼ね備えた「Arc'teryx(アークテリクス)」のシェルジャケットは、近年アウトドアシーンのみならずストリートでも人気の高いアイテム。今回は、そんなアークテリクスのジャケットの種類やサイズ感、選び方を紹介。スニダン編集部のおすすめモデルも紹介するので、アウター探しの参考にしてみては。

▼アークテリクスとはどんなブランド？
▼様々な要素から考える、最適なジャケットの選び方
▼【シリーズ別】代表的なジャケットを一挙紹介！
▼アーティストやデザイナーのお手本コーデ
▼おわりに

アークテリクスとはどんなブランド？

引用：アークテリクス

まずはアークテリクスの歴史と、人気アイテムの歴史と特徴を紹介。

ハイエンドな"アウトドアアパレル"

1989年にカナダのバンクーバーで誕生したアウトドアブランド「アークテリクス」。ブランド創業当初はクライミング用ハーネスの販売からスタートした同ブランドだが、現在ではウェアやシューズ、バックパックなど幅広いアウトドアアイテムを展開している。

ブランドコンセプトは「地球上にある最高のマテリアル、最高の技術、そして革新的なデザインで商品を作り上げる」。最高品質のものづくりにこだわり、製品のデザインから素材作り、さらには製品テストに至るまでを全てを自社で行っているのが特徴だ。

ストリートファッションとして浸透するまで

アークテリクスが近年のストリートシーンで認知を広げた理由の一つに、海外のインフルエンサーが着用したことが挙げられる。

フランク・オーシャンや、ヴァージル・アブロー、トラヴィス・スコットなど、業界きってのインフルエンサーたちがSNSに着用画像をアップし、ストリートシーンでの認知度も急上昇。コロナ禍でのアウトドア・キャンプブームも相まって、国内でもアークテリクスの人気は一気に広まっていった。

デザイン性を重視したラインも展開

またアークテリクスではインライン以外にも、都市での生活シーン向けにデザインされたVeilance(ヴェイランス)、ファッション性に特化したSYSTEM_A(システム A)という2つのラインを展開している。より洗練されたデザインで、ファッショナブルに着こなすことができるアイテムを取り揃えているのも特徴だ。

※ロゴのモチーフは「始祖鳥」！

アークテリクスの左胸あたりに入っている骨のようなマークは、化石の「始祖鳥」をモチーフにしているという。

また社名も、始祖鳥の学名である"Archaeopteryx"(アーキオプテリクス)に由来。

進化の過程で始祖鳥が鳥のような羽を持ったことと同じように、アークテリクスも常により良い技術、素材を模索し進化していくという意志が込められている。

最適なジャケットを選ぶための3つのポイント

引用：アメアスポーツジャパン

アークテリクスのジャケットを購入する場合、直営店やアウトドアショップ、または通販サイトで購入するのが一般的だが、同ブランドのジャケットは種類が多く、生産数が限られているアイテムもあるため、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いはず。

そこでここからはジャケットの種類や素材、サイズ感など、購入時に役立つ3つのポイントを紹介する。

1. ジャケットの「カテゴリー」

アークテリクスが展開しているジャケットは、大きく分けて「シェルジャケット」と「インサレーテッドジャケット」の2つに分けられる。

①雨や雪に強い"シェルジャケット"

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シェルジャケットは、素材にGORE-TEX(ゴアテックス)などの防水透湿性素材(雨などを防ぐうえ、通気性がある素材のこと)を使用したジャケットの総称。

Shell(シェル)とは英語で貝殻を指す言葉で、その名の通り着用することで主に雨・雪などの水分、汚れから身を守ってくれることを意味している。また、耐久性が高い素材を使っているアイテムが多いのも特徴のひとつだ。

防寒目的のアウターではないため、寒いところではインナーにダウンやセーターなどの防寒性のあるアイテムを着用するのが一般的だ。

【使われている代表的な素材】
ゴアテックス・・・防水耐久性・透湿性・防風性を兼ね備えた高機能素材。
ゴアテックスプロ・・・ゴアテックスの性能をより高めた素材。特に耐久性に優れている。

②寒さから身を守る"インサレーテッドジャケット"

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シェルジャケットが防風・防水性を重視して作られているのに対し、インサレーテッドジャケットは防寒性、つまり暖かさを重視した作りになっている。中綿が入った、いわゆる「ダウンジャケット」と同じようなものと考えるとイメージしやすいはずだ。

一般的なダウンジャケットは中綿のズレ防止のため、平行にステッチが施されているものが多いが、アークテリクスではステッチがないものが多く展開されている。そのため、ダウン特有のボリューム感が抑えられ、スマートに着こなすことができるのもメリットだ。

【使われている代表的な素材】
フォーティアス・・・風にも濡れにも強く、ストレッチ性がある素材。撥水性能がある。
コアロフト・・・アークテリクスが開発した、高機能な中綿素材。保温性がありながらも通気性があり、快適な体温調整を可能にする。

2. 「サブカテゴリー」を表す2文字からわかる、適した環境・天候

アークテリクスのジャケットのアイテム名でよく見かける"AR"や"SV"などの2文字。

これは「サブカテゴリー」と定義されており、そのアイテムが「どのような環境、天候に適しているのか」を見分けるときに役立つ。

主にアウトドアシーンで役立つ表記だが、街着として活用する場合にも、いつ・どこで着たいのか、使用シーンをイメージしながら選ぶといいだろう。

代表的なサブカテゴリー名と特徴は、以下の通り。

SV	Severe Weather	公式では「悪天候用」と表記されている。気候変動が激しい高山、また長期に渡る使用を想定し、アークテリクスが展開するモデルの中で最も耐久性のある素材が使われているのが特徴。街着として活用する場合は、寒さが厳しい季節の重ね着が苦手な方におすすめ。
AR	All Around	さまざまなアクティビティに活用することができるオールラウンダーモデル。寒い季節に着用する高機能なアウターを探している人におすすめだ。
MX	Mixed Weather	変わりやすい天候や多様なアクティビティ向けに作られたモデル。高い耐久性と透湿性はもちろん、動きやすさも併せ持っている。
LT	Light Weight	高い耐久性がありながらも、簡単に持ち運びができるよう軽量化されたモデル。日中と夜の気温差がある季節の変わり目などにおすすめ。
SL	Super Light	耐久性よりも、旅行などの荷物が重くなりがちなシーンに最適な軽量性に特化したモデル。

3. アウトドアアパレルならではのサイズ感

アウトドアブランドのジャケットは、アウトドアフィールドでの動きやすさや、余計な冷気を取り込まないために身体にフィットするサイジングで作られていることが多い。

アークテリクスのジャケットも例にもれず、アウトドアブランドらしいすっきりとしたジャストサイズ。また、袖と着丈が長めに作られているのも特徴。

そのため購入する際には以下のサイズ表を参考に、基本的に胸囲やウエストなどを、自身の持っているジャケットなどと比べてみると分かりやすいだろう。

メンズジャケットのサイズ表

サイズ	袖	胸囲	ウェスト	ヒップ
XXS	79	87	71	85
XS	81	92	76	90
S	84	97	81	95
M	86	102	86	100
L	89	110	94	108
XL	91	118	102	116
XXL	94	128	112	126

ウィメンズジャケットのサイズ表

サイズ	袖	胸囲	ウェスト	ヒップ
XS	76	84	68	92
S	78	89	73	97
M	81	94	78	102
L	82	102	86	110
XL	84	112	96	120

【シリーズ別】代表的なジャケットを一挙紹介！

ここからは数多く展開されているジャケットの中から、編集部おすすめのアイテムをメンズモデル・ウィメンズモデル別でご紹介。

ちなみにシーンに合わせて、多くのアイテムが展開されているアークテリクスのジャケットだが、アイテム名の「アルファ」や「ベータ」などはシリーズの名称であり、同じシリーズ内のアイテムはデザインの特徴が一致している。好みのアイテムを探す際に覚えておくと便利だ。

おすすめのメンズジャケット10選

まずはメンズモデルから紹介する。シェルジャケットからは7シリーズ、インサレーテッドジャケットからは3シリーズをピックアップした。

【シェルジャケット】

■ガンマ

アークテリクスガンマ MX ジャケットメンズ "ブラック"

ほどよい保温性がありながら、撥水・防風性能のあるガンマシリーズ。ストレッチ性に優れているため、動きやすいのも特徴。アウターとしてはもちろん、コートの中に着用することもできるスッキリとしたシルエットだ。

スニダンで「アークテリクスガンマ MX ジャケットメンズ "ブラック"」をもっと見る

■アルファ

アークテリクスアルファ SV ジャケットメンズ "24K ブラック"

過酷な登山を想定し作られたアルファシリーズは、耐久性の高さが特徴だ。防風・防水性に優れているため、特に寒さが厳しいときにはインナーダウンやセーターなどの上から羽織ることでしっかりと防寒することができる。余談だが、基本的に少量生産のため、手に入りにくいシリーズでもある。

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■アルファ(パレスコラボモデル)

パレス × アークテリクスアルファ SV ジャケット "グレー"

アークテリクスがストリートシーンに浸透するきっかけの一つとなった、大人気スケートブランドPALACE(パレス)とのコラボアイテム。ゴールドカラーであしらわれた2つのブランドのロゴが高級感を漂わせる、名作アイテムだ。

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■ベータ

アークテリクスベータ LT ジャケット "タツ"

程よく肉厚で防風性に優れたベータシリーズ。スタンダードなデザインで汎用性も高いシェルジャケットだ。ピックアップしたのは軽量化された"LT"カテゴリーのアイテム。

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■トリノ

アークテリクストリノ SL フーディメンズ "ブラック"

悪天候下でのトレーニングに適したトリノシリーズ。風の抵抗を受けづらいタイトなシルエットが特徴だ。

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■ソラノ

アークテリクスソラノジャケットメンズ "クラウド"

シンプルなデザインのソラノシリーズは、随所にさり気なく反射素材があしらわれているため、アウトドアシーンだけでなく、自転車通勤などに最適。

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■ノーバン

アークテリクスノーバン LT フーディメンズ "ブラック"

ランニング専用にデザインされたノーバンシリーズは、どんな気候でも快適に過ごせるよう設計されている。スポーツミックスコーデが好きな方におすすめしたい。

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【インサレーテッドジャケット】

■アトム

アークテリクスアトム AR ジャケットメンズ "マルチバース"

軽量で保温性に優れたアークテリクスの人気シリーズ「アトム」。日常着として着用する際にはアウターとして、寒さの厳しい日にはインナーダウンとして使えるのが魅力。

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■プロトン

アークテリクスプロトン FL フーディメンズ "フルイディティ"

山での様々なアクティビティに対応できる機能性を兼ね備えたプロトンシリーズ。ピックアップした"FL"は、長時間着用でも快適に過ごすことができる。

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■サーミー

アークテリクスサーミーインサレーテッドジャケットメンズ "フォリジ"

モダンなデザインが特徴のサーミーシリーズ。ゴアテックス素材を採用し、フードや裾にドローコードが付いているため、防風機能が高いアイテム。

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