【遊戯王OCG】リミットレギュレーション [2023年1月1日適用] 制限解除カードに対する大会環境考察

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【遊戯王OCG】リミットレギュレーション [2023年1月1日適用] 制限解除カードに対する大会環境考察について

先日発表された、『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』(遊戯王OCG)の2023年1月1日より施行される新制限について考察していきます。 今回の「制限解除カード」は前回の改訂(2022年10月1日適用)で緩和され、そのまま制限解除となったカードばかりです。

TEXT:agepan

新規禁止カードをチェック! 制限カードをチェック! 準制限カードをチェック!

2023年1月1日 制限解除カード

今回の対象となったのは、以下の5枚となります。

ABC-ドラゴン・バスター

虹彩の魔術師

聖殿の水遣い

幻影騎士団ティアースケイル

紅き血染めのエルドリクシル

「ABC-ドラゴン・バスター」

緩和の背景考察

ストラクチャーデッキ -海馬瀬人-』で登場した融合モンスターで、一時期は大会環境で活躍していた《ABC》デッキの切り札です。いつでも発動できるモンスター除外能力と、破壊されそうになった時に素材を特殊召喚する能力が強く、一時期は制限カードでした。

時代は流れ、他に強力なデッキが出てきたことや、デッキシェア率が低下していたことで、前回の改訂(2022年10月1日)で準制限カードとなり、今回晴れて制限解除となりました。

緩和後の環境考察

前回の改訂で、融合素材を持ってくる「ユニオン・キャリアー」が規制されたことに加え、「ABC-ドラゴン・バスター」自体が準制限へと緩和された後も特に目立った動きはなかったことから、大会環境への影響はないでしょう。

ユニオン・キャリアー

アニメの登場キャラ「海馬瀬人」が使用するテーマの一つであることから、デッキ自体の知名度と人気度は高く、使って楽しいデッキです。

「虹彩の魔術師」

緩和の背景考察

現在の大会環境でもたまに見かけるデッキ《魔術師》や《竜剣士》に採用されているモンスター。このカードの「回数制限なく『ペンデュラムグラフ』カードを手札に加える効果」が強力で、 ペンデュラムゾーンで破壊された際に1枚、モンスターゾーンで破壊された際に1枚の、計2枚も持ってくることができます。

その性能の良さから、デッキパワー抑制のために長らく制限カードに指定されていましたが、全体的な強さのインフレが進んだことで前回の改訂にて準制限カードとなり、今回ついに制限解除されました。

緩和後の環境考察

制限カードであった当時にはまだ存在しなかった「オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン」を持ってこられるようになっており、P召喚の天敵《クシャトリラ》が今回の規制でシェアトップの座から退くため、大会環境ではよく見かけることになりそうです。

オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン

「聖殿の水遣い」

緩和の背景考察

《勇者トークン》デッキの核となる「アラメシアの儀」をサーチできるカードで、2021年に猛威を振るった出張セット「勇者ギミック」の必須カードの一枚です。準備できる妨害能力の高さから、「アラメシアの儀」と同様に制限カードに指定されていました。しかし、前回の改訂で「勇者ギミック」の核となる「流離のグリフォンライダー」が禁止カードに指定されると同時に、準制限に緩和されました。

アラメシアの儀

流離のグリフォンライダー

以降は、このカードの採用率も落ちたことから「緩和しても問題なし」と判断されたのか、今回晴れて制限解除となりました。

緩和後の環境考察

今回の改定で「アラメシアの儀」も緩和され、構築が不可能だった≪勇者トークン≫デッキがほぼ息を吹き返しました。また、特殊召喚を多用するデッキへの出張性能が高く、全盛期に相性が良かった≪プランキッズ≫や≪幻影騎士団≫、今回の規制を受けた≪クシャトリラ≫の余った枠への採用が見込まれるため、大会環境でも見かけることが増えるかもしれません。

「幻影騎士団ティアースケイル」

緩和の背景考察

このカードは《幻影騎士団》デッキの“潤滑材”の役割を持つカードで、墓地肥しと展開の両方をこなします。2021年に登場した「勇者ギミック」の台頭と、「天霆號アーゼウス」などの強力なエクシーズモンスターが増えた結果、一時期は大会環境で大活躍しました。

天霆號アーゼウス

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そのためデッキパワー抑制を目的としてか、2022年1月の改定で制限カードに指定されました。しかし上記の通り、前回の改訂で「勇者ギミック」の核となる「流離のグリフォンライダー」が禁止カードになり、このカードは問題ないと判断されてか、同じタイミングで準制限に緩和。今回晴れて制限解除となりました。

緩和後の環境考察

《幻影騎士団》はそこそこ自力のあるテーマであり、《勇者トークン》カードの復活によって、ほぼ全盛期の力を取り戻しました。またこの一年で、相性のよい《暗黒界》などのテーマに強化があったため、新しいデッキタイプの登場が予想されます。

「紅き血染めのエルドリクシル」

緩和の背景考察

このカードは《エルドリッチ》デッキの潤滑材となるカードの一枚で、エースモンスター「黄金卿エルドリッチ」をデッキ・墓地から特殊召喚することができます。

黄金卿エルドリッチ

当時の大会環境で目立った活躍をしたことから、デッキパワー抑制を理由に2022年4月の改訂で準制限カードに指定されました。以降は、このデッキの天敵である《ティアラメンツ》や《深淵の獣(ビーステッド)》、《エクソシスター》が大会環境で活躍したためシェア率が低下。その結果として今回、制限解除となりました。

緩和後の環境考察

今回の改定で《ティアラメンツ》が環境トップから退きますが、まだ《深淵の獣(ビーステッド)》や《エクソシスター》は健在なため、苦しい戦いを強いられます。

しかし、現環境で最強のメタカードである「スキルドレイン」をメインデッキから採用でき、それを発動できれば不利な相性でも逆転できるため、《エルドリッチ》は大会環境で注意すべきテーマとなりそうです。

スキルドレイン

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引用元
yugioh-card.com

権利表記
©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI

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