私たちはこれまで、時間を「手首にまとう」ものだと考えてきた。その固定観念を大胆に覆したのが「Casio(カシオ)」だ。ブランドのヘリテージを凝縮したタイムピースを、最もパーソナルな指先へと移した「リングウォッチ」。そんな話題のリングウォッチとジーショック ナノを改めて紹介していく。
カシオ リング ウォッチ "ステンレススチール" CRW-001
「カシオ」の時計事業50周年を記念し、2024年12月に登場した初めてのリング型ウォッチ。本作は、ステンレススチール製のボディがソリッドで洗練された印象を放つシルバーモデルだ。一般的な腕時計用モジュールの約1/10という超小型モジュールを新開発し、この極小サイズに時刻表示はもちろん、デュアルタイムやストップウォッチといった実用的な機能の搭載を実現し、話題を呼んだ。
via:casiowatches_jp
▶︎ カシオ リング ウォッチ "ステンレススチール" CRW-001
カシオ リング ウォッチ "ゴールド" CRW-001G
前作の新色として加わったのが、2025年10月に発売されたゴールドモデルだ。高度な金属射出成形技術で製造されたステンレススチールのボディに、華やかなゴールドのイオンプレーティングを施工。磨き上げられた輝きは、時計としての機能を超え、アクセサリーとしての存在感を際立たせた。時計ファンだけでなく、ガジェット好きの心をもくすぐる、まさに時代を先取った逸品と言える。
via:casiowatches_jp
▶︎ カシオ リング ウォッチ "ゴールド" CRW-001G
カシオ ジーショック ナノ 5600シリーズ DWN-5600-1JR
「ジーショック」のアイコニックなモデル「DW-5600」を、約1/10の指輪サイズで再現した「ジーショック ナノ」が2025年11月8日に発売される。このモデルの最大の特徴は、指輪という極小サイズでありながら、ジーショックの代名詞である「耐衝撃構造」と「20気圧防水」を実現した点。今回は、ブラック、レッド、イエローの3色展開で、ディスプレイスタンド付きの特別パッケージに入っており、コレクションやギフトにも最適だ。まさにジーショックの「タフネス」の魂を凝縮した画期的な製品と言えるだろう。
via:casio
▶︎ カシオ ジーショック ナノ 5600シリーズ DWN-5600-1JR (リングウォッチ)
おわりに
時刻を知らせるという実用性で時代を切り拓いた「リングウォッチ」。まったく異なる個性を持つ3つのリングウォッチは、時計の常識を塗り替え、自己表現の可能性を指先へと広げた。カシオが私たちの指先をどのような驚きで彩ってくれるのか、その創造性から今後も目が離せない。