【実物フォトレポート】遊戯王 × ナイキ エアマックス95 "エアマッスル/城之内"『遊戯王』作中に登場した幻の一足が遂に現実に!について
カードゲームを中心に展開する、高橋和希氏原作のバトルアドベンチャー作品『遊戯王』と「Nike(ナイキ)」の公式コラボレーションが遂に実現。作中に登場するスニーカー"エアマッスル"をモチーフにしたAir Max 95(エアマックス95)が2025年9月12日に世界同時発売となる。
そして、ここ日本では黒を基調とした限定カラー"城之内"も登場。9月5〜7日に開催されるイベント「House of Duel - 童実野町決闘遊戯館」にて限定販売される。今回スニダン編集部ではいち早く"城之内"を手に入れることに成功したので、そのディテールを写真付きで紹介していく。
そもそも"エアマッスル"とは?

via:nike
初めに"エアマッスル"とは、『遊戯王』の原作コミック第2巻に収録されているエピソード「毒の男」にて初登場したスニーカーだ。連載当時社会現象となっていたエアマックスをオマージュしたスニーカーで、そのビジュアルはエアマックス95とよく似ている。
主人公・武藤遊戯の親友、城之内克也(英語版名:Joey Wheeler)が"エアマッスル狩り"に合いながらも何とか入手した一足で、以降作中で常に彼の足元を彩っていくこととなる。そんなファンにとっては思い入れの深い一足が、遂にナイキとの正式コラボとして現実のものとなったのだ。
今回は2つのカラーウェイ展開となり、一方は全世界共通のカラー"Joey"。ブルーやネイビーを基調としつつ、シュータンやエアユニットに鮮やかなイエローを配置し、城之内が作中で着用したエアマッスルを忠実に再現している。
もう一方が今回入手に成功した日本限定カラーの"城之内"だ。『遊戯王』が漫画からアニメ化された経緯を反映し、異なるグレーのグラデーションを採用。城之内克也の相棒"真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)"も想起させるカラーリングだ。
「Yu-Gi-Oh! × Nike Air Max 95 "Air Muscle/Jonouchi"」の実物フォトレポート!
ここからは現物の写真を見ながらディテールをチェックしていこう。まず対面することとなるシューズボックスだが、これだけでファンはエモーショナルな気持ちになるのではないだろうか。ブラックのボックスには、エアマッスルを履いた城之内と、レッドアイズ・ブラックドラゴンの姿が。そしてボックスの中央には、前述の原作エピソードにトリビュートを捧げる、ナイフが刺さったサソリ入りのエアマッスルのイラストをプリント。同絵柄をあしらった遊戯王OCGカード「毒サソリの罠」も同梱されている。



箱を開けると遊戯王OCGカードの属性をあしらったインナーラップが登場。レッドアイズ・ブラックドラゴンの属性"闇"が中央に大きく配されているのが、何とも憎い。

シューズ本体はブラックをベースに、サイドパネルにはグレーのグラデーションを配置。密度の異なるドットで濃淡が表現されており、漫画の網点トーンを想起させる。





ミッドソールには城之内のスニーカーの傷あとを彷彿させるパターンをプリント。ヒール部分のエアユニットには、コラボを象徴する「1995 NIKE ☆ YU-GI-OH!」の文字が。


左足のソックライナーには城之内、右足はレッドアイズ・ブラックドラゴンをプリント。シュータン部分のエアマックスロゴが、原作に忠実に"air muscle"になっているというのも嬉しいポイントだ。



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おわりに
漫画の中で城之内が履いていた"エアマッスル"が、最高のクオリティで現実世界に現れた。細部まで徹底的にこだわって製品化されており、作り手の並々ならぬ情熱が感じられる。コミックに初登場してから30年近い歳月を待ったファンたちでも納得のクオリティだろう。こちらの記事では9月12日発売の"Joey"についてや、同時発売となるアパレルアイテムについても紹介しているので、併せてチェックしてみてほしい。