いつものバッグに"動物"でアクセントを。ハイブランドの「アニマルチャーム」5選について
ハイブランドのバッグに、アートトイブランド「POPMART(ポップマート)」が手掛ける"ラブブ"のチャームを着けることが、若者を中心に流行中。さらにラブブだけでなく、チャームやキーホルダーなどでバッグをカスタムすることは、世代や性別を超えてもはや常識となりつつある。自分らしくデコレーションできるのならばどんなチャームでも良いかもしれないが、大人ならそんな小物もハイブランドの逸品をチョイスしたいところ。そこで今回は、ラブブにだって負けない、ハイブランドが手掛けるアニマルモチーフのチャーム5つを紹介していく。
Hermes Rodeo PM Touch Charm Alligator Agneau Milo
馬具工房として創業した「エルメス」の歴史を象徴するのが、馬をかたどったロデオチャームだ。手袋職人のノウハウを活かしたフランスでの手仕事により、鬣(たてがみ)や鞍といったディテールまでが精緻に表現されている。素材には「アニョーミロ」と呼ばれる、滑らかで非常に柔らかなラムスキンを採用。経年変化によって、さらにソフトに手に馴染んでいくのも魅力だ。豊富なカラーバリエーションに加え、ペガサスデザインのモデルも展開されているので、コレクションしてその日の気分に合わせて付け替えるのもおすすめ。
GUCCI × Yuko Higuchi Cat (Boris) Keychain GG Supreme Japan Exclusive
東京を拠点とする画家で絵本作家のヒグチユウコ氏を迎えた「グッチ」のコレクションより、猫のキャラクター"ボリス"のチャームをご紹介。本作は、ブランドを象徴する赤と緑のシェリーラインを配したポロシャツとスニーカー、そしてGGスプリームのパンツを身にまとったボリスがこちらを真っ直ぐ見据える、なんともキュートなデザインとなっている。ヒグチ氏の独創的な世界観と、イタリアの職人技が光る逸品ながら、日本限定展開の貴重なアイテムとなっているので見逃しは厳禁だ。
Louis Vuitton LV Dog Bag Charm
「ルイヴィトン」の犬型チャームは、バッグやベルトループにつけてファッションのワンポイントアクセントとして使うことはもちろん、ファスナー付きのミニポーチとしても使用可能。イヤホンなどが入るサイズのため、極力荷物を少なくして外出したいときにもおすすめだ。ルイヴィトンのモノグラムをあしらったホワイトのレザーで犬の顔をかたどっており、目に見立てたシルバースタッズやフック部分には「LOUS VUITTON」の刻印が施されている。ほど良い存在感を放つ本作は、プレゼントにも最適ではないだろうか。
LOEWE Giraffe Charm
「ロエベ」のキリン型チャームは、ラフィア椰子の葉から採れる天然繊維で作られた柔らかな風合いが特徴。動物の毛並みのようなふんわりとした質感で、スペインの卓越した職人技が堪能できる。また、ループ状のストラップにはしなやかなカーフスキンを使用しており、ゴールド仕上げのペブルにはロエベのアナグラムを刻印。同ブランドでは、ラフィア製のゾウやシマウマ、フェルト素材のパンダやコアラなど、アニマルモチーフのチャームを多数ラインナップしているので、併せてチェックしてみては。
Bottega Veneta Animal Key Ring
「ボッテガヴェネタ」から登場したのは、イタリアンクラフトマンシップが光る、ユニークなサイのチャームだ。素材には、非常に滑らかでソフトな手触りのラムスキン「ナッパレザー」を贅沢に使用。頭と胴体が3つのパーツで構成されているため、持ち歩くたびにユニークな表情を見せるのも特徴の一つだ。つぶらな瞳が愛嬌を添え、シルバー仕上げの金具にさりげなく刻印されたブランドロゴが高級感を演出。単なるアクセサリーに留まらず、バッグと共に長く愛着を育んでいける逸品に仕上がっている。
おわりに
今回紹介した5つのチャームは、いずれもブランドの卓越した職人技と遊び心が融合した逸品ばかり。上質な素材と作り込みが、いつものバッグに大人の品格と愛嬌を添えてくれるだろう。お気に入りの"相棒"を見つけて、日々のスタイリングに加えてみては。
