BALENCIAGA Cargo Sneaker "White/Grey"の真贋鑑定ポイントとは?アッパー、ヒール、X線...本物と偽物の見分け方について
現在ストリートシーンにも普及したラグジュアリーブランドのスニーカーだが、その先駆けともいえるのが「BALENCIAGA(バレンシアガ)」だ。アイコニックなデザイン、独特のボリューム感がクセになるシューズは、多くの支持を獲得している。しかし、その人気ゆえに二次流通には偽物が多く流通しているため、購入する際には注意が必要だ。
今回は、「BALENCIAGA Cargo Sneaker "White/Grey"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「BALENCIAGA Cargo Sneaker "White/Grey"」とは?

BALENCIAGAから2024年1月にリリースされた「カーゴスニーカー」。トレッドソールを採用したボリューム感のあるデザインが特徴で、シュータンやサイドにはバレンシアガのロゴをイタリックで配置。また、シューズ全体的にはユーズド加工を施しているのもポイントだ。バレンシアガの中でも人気が高く、ファッション業界人の愛用者も多い。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「アッパー」

はじめに「アッパー」から見ていこう。こちらは素材感や、中央下部のマークの入り方などが異なっている。
鑑定ポイント:「デュブレ」

次に「デュブレ」を拡大して見てみると、ロゴの書体、塗料に差異がある。
鑑定ポイント:「トゥ」

続いて、「トゥ」部分にある"サイズ表記(42)"に注目してみよう。REALと比べ、FAKEの方がサイズ表記が大きい。
鑑定ポイント:「内タグ」

「内タグ」はルーペで見ると、マークの形状が異なっていることが分かる。
鑑定ポイント:「ヒール」

「ヒール」は所々パーツに違いが有り、"BALENCIAGA"のロゴ部分も色味に差異がある。

また、サイズ表記(42)部分も比較すると、塗料が異なっていることが確認できる。
鑑定ポイント:「アッパーサイド」

「アッパーサイド」はFAKEも精巧に作られているものの、"m"部分の黒い縁取りなどのディテールに差異がみられる。
鑑定ポイント:「インソール」

「インソール」のブランドロゴは、REALが均一な太さで印字されているのに対し、FAKEはバラついている。
鑑定ポイント:「X線」

最後に「X線」を通して、内部を見てみよう。どちらもプレートは入っているが、FAKEには内部の刻印がない。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。FAKEの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「BALENCIAGA Cargo Sneaker "White/Grey"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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