MIU MIU × New Balance Women's 530 SL "White"の真贋鑑定ポイントとは?シュータン、アッパー、ロゴ...本物と偽物の見分け方について
数あるコラボスニーカーの中でも、特に話題性が高いのがラグジュアリーブランドとのコラボモデルだ。スニーカーブランド、ラグジュアリーブランド双方のファンだけでなく、多くの人の注目を集め、高額にも関わらずリリース時には即完売してしまうことも少なくない。しかし、その人気が高ければ高いほど、二次流通には多くの偽物が流通するため、購入する際には注意が必要だ。
今回は、「MIU MIU × New Balance Women's 530 SL "White"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「MIU MIU × New Balance Women's 530 SL "White"」とは?

2024年2月にリリースされたMIU MIUとNew Balanceのコラボスニーカー。1992年に登場した「530」をベースに、クラシックなスタイルを解体し、ウルトラフラットな薄型ソールを採用することで、現代的なスタイルに再定義した一足だ。近年のトレンドである"ロープロファイル"をいち早く取り入れたモデルということもあり、人気が高い。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「シュータン」

はじめに「シュータン」から比較してみよう。ロゴやNBマークは似ているものの、素材がREALとFAKEでは異なっており、FAKEの方がステッチも雑に縫われている。

さらに拡大してみるとインクの乗り方に差異がある。
鑑定ポイント:「ヒールロゴ」

「ヒールロゴ」はフォントが異なっており、特に"α"や"n"の形状を見ると分かりやすい。
鑑定ポイント:「インソール」

続いて「インソール」を見てみよう。こちらはNBマークの"B"部分のバランスが異なっている。
鑑定ポイント:「中底」

「中底」は、素材やブランドロゴのインク塗料などに差異があることが分かる。
鑑定ポイント:「アッパー」

また、「アッパー」正面も素材・メッシュの形状に差異がある。
鑑定ポイント:「アッパーサイド "N"」

「アッパーサイド」の"N"マークは素材が異なっており、REALの方がスウェードに起毛感がある。また、形状もREALの方が若干丸みを帯びている。
鑑定ポイント:「ヒールサイド "530"」

「ヒールサイド」の"530"はフォントやサイズなどが異なっており、REALの方が鮮明に刻印されている。
鑑定ポイント:「アウトソールロゴ(マイクロスコープ)」

最後に「アウトソール」にあるブランドロゴをマイクロスコープで見てみよう。REALとFAKEでは"c"や"e"などのフォントが異なっていることが確認できる。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。FAKEの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「MIU MIU × New Balance Women's 530 SL "White"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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