Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Black Toe Reimagined"の真贋鑑定ポイントとは?シュータン、UV反応、X線...本物と偽物の見分け方について
通称"つま黒"として、ジョーダンファンから親しまれている「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Black Toe"」。エアジョーダン1の中でも特別カラーということもあり、復刻がリリースされる度にシーンを賑わせている人気モデルだ。しかし、その人気の高さゆえに、二次市場には発売前から偽物が出回ることも多い。
そこで今回は「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Black Toe Reimagined"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Black Toe Reimagined"」とは?
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ブラックのトゥに、ホワイトのアンダーレイ、レッドのオーバーレイを組み合わせた、エアジョーダン1の名カラー"Black Toe"。今作は通称"つま黒"としてジョーダンファンに愛されているカラーを、リイマジンド仕様としてAJ1のプロモーション写真で使用されたデザインを再現して復刻した一足だ。ウイングロゴが"AIR JORDAN"ロゴに変更されていたり、ジョーダンのサインが再現されていたりと、ファンにはたまらないディテールが盛りだくさん。2024年11月の先行リリース以降、スニダンでも頻繁に取引がある人気モデル。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「本体(UV反応)」
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はじめに「本体」のUV反応から見ていこう。REALとFAKEでは"AIR JORDAN"の文字部分などのUV反応に差異があり、さらにFAKEには特有の点線がある。
鑑定ポイント:「シュータン」
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「シュータン」はタグ部分の色味が異なっており、FAKEの方が色味が薄く、くすんでいる。
鑑定ポイント:「内タグ」
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続いて、「内タグ」の真贋鑑定ポイントをチェックしよう。遠目から見ると似ているようにも見えるが、拡大するとREALとFAKEではフォントが異なっている。
鑑定ポイント:「シューレース比較」
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「シューレース」もシュータンと同じく、色味に差異が見られる。特にREDのシューレースを見ると色の違いが分かりやすい。
鑑定ポイント:「インソールロゴ」
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「インソールロゴ」は、REALの方がはっきりと濃くプリントされている。
鑑定ポイント:「X線比較」
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最後に「X線」でチェックしてみよう。今回の比較に使用したFAKE個体には、かかと部分に"AIR"が入っていないことが確認できる。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Black Toe Reimagined"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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